| Name | Dialogue |
| 南の海の大騒動!? | |
| チャット | さぁ、着きましたよ。この島です!イカリを降ろしてください! |
| ソフィ | アイアイサー! |
| グリューネ | ソフィちゃんったら、まるで海賊さんみたいねぇ |
| パティ | みんな、水着に着替えたかの? |
| パティ | ここは人のいない離島じゃ。港もないから、島まで泳いで渡るしかないのじゃ |
| レイア | 準備ばっちりだよ |
| アイゼン | ああ。いつでもいいぞ |
| ジーニアス | みんなもう着替えたの?はしゃいじゃって、子どもだなぁ |
| プレセア | 着替えてきましたが…いけませんでしたか? |
| ジーニアス | プレセア!そ、その、水着、よ、よく、ににに、にあう…ね! |
| プレセア | …?ありがとうございます |
| ジーニアス | ボクもすぐ着替えて来るよ! |
| クラース | はは、青春だな |
| クラース | さて、私はどうしたものか…海に入るつもりはなかったから水着を持ってきてないんだ |
| チャット | では上陸用の小型船を使いましょう。全員は乗れませんが他にも同乗したい方がいればどうぞ |
| クラース | ありがとう、助かるよ |
| アイゼン | …… |
| クラース | どうした。アイゼンも乗るか? |
| アイゼン | いや、大丈夫だ。こいつらがあれば問題ない |
| レイア | ねぇ、海に入るつもりはないって言ってたけど、クラースはどうしてここに来たの? |
| クラース | 研究の一環でな。近海のマナの流れを調べていたらこの島に何かありそうでね |
| クラース | そこでチャットに頼んで船を出してもらったというわけだ |
| チャット | そのお話からお宝の気配を感じたのでパティさんとアイゼンさんにお声がけして… |
| パティ | 泳ぐのにもよい島じゃからとうちがレイア達を誘ったのじゃ |
| レイア | へぇ、そうだったんだ |
| ソフィ | キャプテン。イカリ、降ろしたよ |
| チャット | では、ぼくも着替えてきます。張り切って上陸しましょう! |
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| クラース | さて、私は早速、調査といくか。みんなも、何か不思議な物などを見つけたら教えてほしい |
| プレセア | わかりました |
| グリューネ | と~ってもいい場所ねぇ |
| レイア | うん、日差しは強いけど風があって気持ちいいし何かこう、夏!…って感じがする |
| ソフィ | わたし、どこまで泳げるか試してみたい |
| アイゼン | あまり遠くまで行くなよ。沖で潮に流されたら戻ってこられなくなるぞ |
| ジーニアス | プレセア、見て!完成だよ! |
| プレセア | 素晴らしいです。でも気になるところがあるので少し触らせてください |
| チャット | これは…!クラースさん、不思議な宝石のような物を見つけましたよ |
| パティ | 宝石とな!?…うん?それはシーグラスじゃな |
| アイゼン | ああ。綺麗だが波にもまれたガラス片だ。そう珍しいものではないだろう |
| チャット | う~ん、ぼくもそう思うんですけど何か不思議な力を感じるんです |
| アイゼン | 確かにマナが宿っている。それを感じ取ったんだろう |
| クラース | ほう。私は精霊との契約に宝石を用いるが、それに近い性質があるのかもしれんな |
| チャット | なるほど…じゃあお宝ってわけじゃないんですね |
| クラース | いや、学術的な価値は高いぞ。やはりここに調査に来たのは正解だったようだ |
| クラース | 島の奥にも行ってみよう |
| チャット | ぼくも行きます。変わったお宝を見つけられそうな気がしてきました |
| パティ | うちも行く。宝探しは任せるのじゃ |
| アイゼン | 俺も行こう。その調査、興味が出てきた |
| クラース | ありがとう、心強いよ。では出発しよう |
| グリューネ | あら、みんな、行ってしまうのねぇ |
| レイア | わたしはここにいるよ。もっと泳ぎたいし |
| ソフィ | わたしも |
| プレセア | 私も、この砂像をもう少し調整したいので… |
| ジーニアス | うん。ぼくも一緒にいるよ |
| グリューネ | それじゃ、お姉さんもここでのんびりしておくわねぇ |
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| ソフィ | 波だー |
| レイア | よーし、突撃ー! |
| | ザップーン! |
| ソフィ | わぷっ |
| レイア | あははは、頭からかぶった!思ったより強かったね |
| グリューネ | …あら?本当に? |
| レイア | グリューネ、どうしたの? |
| ソフィ | 誰かとお話してる? |
| レイア | 誰もいないけど… |
| グリューネ | まぁ、それは大変ねぇ。わかったわぁ、ありがとう |
| レイア | グリューネ…?まさか、この暑さで… |
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| グリューネ | みんな、もうすぐ嵐が来るわよぉ |
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| ジーニアス | えっ…?すごくいい天気だけど… |
| グリューネ | 今はそうなんだけど、すぐに悪くなっちゃうらしいの |
| プレセア | だとすると、この砂像も崩れてしまいますね… |
| ジーニアス | 大丈夫だよ、プレセア。また作ろうよ |
| レイア | けど、避難って言っても…安全な場所なんてどこにあるの? |
| パティ | みんな!嵐が近づいておる、こっちに来るのじゃ! |
| チャット | 油断しないでください。今は晴れてますが、船乗りの経験上、すぐに強い嵐になります |
| レイア | パティ、チャット!今、グリューネもそう言ってて… |
| グリューネ | けど、どこに避難すればいいのかわからないのよねぇ |
| チャット | あっちに安全な洞窟があります。今、アイゼンさんとクラースさんで風が入らないよう対策してくれてます |
| パティ | 早く戻って手伝うのじゃ。クマノミのように隠れて嵐をやり過ごさねばならん |
| レイア | わかった!行こう、みんな! |
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| クラース | …ふぅ、酷い嵐だったな。すぐに過ぎ去ってくれて助かった |
| アイゼン | 海の天気は変わりやすいからな |
| チャット | あれ以上続いてたら危険でしたよ |
| ジーニアス | プレセア、見て。早速作り直したよ |
| プレセア | 素晴らしいです。その亀は本来、水難よけのお守り…嵐から守ってくれたのかもしれません |
| クラース | そういう発想で行くと…あの嵐は、この島の精霊からの警告かもな。勝手に調査するな、と |
| グリューネ | …?そんなことないわよぉ |
| クラース | だといいが…そこそこで切り上げた方がいいかもしれんな |
| レイア | もう帰るの? |
| ソフィ | でも、船ないよ? |
| チャット | …え?ちょっと、何言ってるんですかソフィさん。船ならちゃんと… |
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| チャット | そこに…あれ、もっと向こうでしたっけ…? |
| パティ | もしかして、あれかのう。沖の方に、ポツーンと見えておる… |
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| チャット | あー!あれですよ!嵐で流されてしまったんですね |
| クラース | イカリを降ろしてたんじゃないのか? |
| ソフィ | わたし、降ろしたよ? |
| アイゼン | 走錨(そうびょう)だ。嵐が強すぎるとイカリを引きずって流される |
| パティ | うむ。今はもう流されておらんからイカリはちゃんと降りとるのう |
| チャット | でも、あんなに沖にあるんじゃ泳いで行くのも危険すぎますよ |
| クラース | 私が乗ってきた小型船があればよかったのだが…流されているようだな |
| ジーニアス | そういう事なら、イカダを作ったらどうかな? |
| ソフィ | イカダ? |
| ジーニアス | うん。材料には事欠かないと思うよ。さっきの嵐で倒れてる木もあるし木こりのプレセアだっているしね |
| プレセア | 確かに、この島の木なら造れるかと。木を切ったり加工したりするのはお任せください |
| パティ | 名案じゃの! |
| グリューネ | 楽しそうねぇ。お姉さん、木を集めちゃうわよぉ |
| チャット | あそこまで漕ぐのが大変そうですが…他に方法はなさそうですね |
| クラース | それなんだが…チャット。そのシーグラスを動力に使えないだろうか |
| チャット | …!なるほど、シーグラスのマナを使って即席のエンジンを作るわけですね |
| クラース | 調査用にマナに反応する道具をいろいろと持ってきている。これを使えば… |
| チャット | はい。簡単な物なら作れそうです。ただ、効率は非常に悪いのでシーグラスが大量に必要ですが… |
| アイゼン | それなら、木と一緒に集めるか |
| アイゼン | シーグラスは海岸に落ちている。木は内陸に多いが、さっきの嵐で海に浮かんでいるものもあるだろう |
| チャット | 手分けしましょう。ぼくはシーグラスを集めて動力部を開発しておきます |
| チャット | みなさんは木を集めて、イカダを作ってください。シーグラスを拾ったらぼくのところへ |
| ソフィ | アイアイサー! |
| チャット | いい返事です |
| チャット | それではみなさん、船を取り戻すためにイカダの材料集め頑張りましょう! |
| 全員 | おー! |