| Name | Dialogue |
| 一曲、出来ました | scene1 |
| ミラ | …ん?この白くて冷たいものは…雪、か…? |
| エリーゼ | はい!雪ですよ、ミラ!すごく積もってますね |
| ティポ | 本当だー!一面まっしろー!! |
| ジュード | ミラ、大丈夫?寒くない? |
| ジュード | じっとしてると身体が冷えるから早く買い物を済ませよう |
| ジュード | …っと!! |
| | ドタッ!! |
| ミラ | ジュード、大丈夫か? |
| ジュード | あいてて…。地面が凍ってて、滑っちゃったよ… |
| ミラ | 雪道はよく滑るからな |
| エリーゼ | 気を付けて下さいね |
| ティポ | 滑ると危ないよー! |
| ミラ | 皆、足元には気をつけろ。とはいえ、寒さも堪えるだろうからな買い物は早く済ませてしまおう |
| エリーゼ | わかりました |
| エリーゼ | 必要なものは大体揃えましたね |
| ミラ | ああ。では、戻る──… |
| エリーゼ | …あれ…? |
| エリーゼ | 大変です…さっきのお店で買った物を落としてきてしまったみたいです…! |
| ジュード | なんだって!? |
| ミラ | 仕方ない、通った道を戻って探しにいこう |
| エリーゼ | わたし…探してきます…!! |
| ジュード | あ!エリーゼ、待って!! |
| 一曲、出来ました | scene2 |
| エリーゼ | 一体どこで落としてしまったんでしょう… |
| ティポ | あ!エリー!あそこに落ちてるのそうじゃない!? |
| エリーゼ | ありました! |
| エリーゼ | …よかった… |
| ティポ | 無事にみつかってよかったね~ |
| ティポ | …ん? |
| ティポ | みて、エリー!ここのお店、ナップルが美味しそうだよ…じゅるる… |
| エリーゼ | わ…こんなにたくさん並んで…。確かに…美味しそう…ですね… |
| エリーゼ | じゅるる… |
| エリーゼ | はっ!いけない!みんなの元へ戻らないと… |
| ティポ | エリー!大変だよ!あれ見て!! |
| 店主 | 誰かー!あの窃盗犯を捕まえてくれー! |
| ティポ | 窃盗だって!エリー、こっちに逃げてくるよー! |
| エリーゼ | 捕まえましょう! |
| 一曲、出来ました | scene3 |
| ティポ | さっきは危なかったねー |
| ティポ | ナイス、エリー! |
| エリーゼ | ビックリしました…。無事捕まえられて良かったです |
| ティポ | だねー!お礼に貰ったナップルもうまー!だし! |
| エリーゼ | はい!たくさん貰えましたね、後でみんなにも分けてあげましょう |
| エリーゼ | あ…雪も止んでます… |
| エリーゼ | ナップル… |
| エリーゼ | 雪… |
| エリーゼ | 雪の日の歌、思いついちゃった… |
| エリーゼ | ♪ゆきが、しんしん ふぶきも、ごーごー |
| エリーゼ | ♪たくさん、つもって ジュードがコケる~ |
| エリーゼ | ♪ミーラはゆきでも おへそだしたまま~ |
| ティポ | ♪ティポはナップル 食べまくる~ |
| エリーゼ | いい歌、出来ました! |
| ティポ | デビュー間違いなしだねー! |
| ミラ | なんだったのだ…あれは… |
| ジュード | エリーゼの趣味…というか…特技…というか… |
| ミラ | ふむ…確か、以前本で読んだぞ… |
| ミラ | 思春期の女の子の心はそれはとても複雑なものなのだ、と… |
| ジュード | そ…そういうものなのかな…っと、 |
| ジュード | わああああああああ!!! |
| | ドシン!! |
| ジュード | いててて…。またコケちゃったよ… |
| ミラ | あながち間違ってはいなさそうだな、あの歌… |
| ミラ | エリーゼソング、おそるべし、といったところか |
| ずっと一緒にいてね | scene1 |
| ミラ | 始まりの力、手の内に!我が標となり、こじ開けろっ! |
| ミラ | スプリームエレメンツ!! |
| | ギャアアアアアアアアアアア!! |
| | |
| ミラ | ふぅ…。これで最後か… |
| エリーゼ | すごい…。ミラ…、かっこいい…!! |
| ミラ | そうか?ありがとう、エリーゼ。お前の術も、役に立ったぞ |
| エリーゼ | ミラは強くて、美人だし、大人の女って感じがして…それに… |
| ティポ | バリボーだもんねー!!エリーと違ってー |
| エリーゼ | ティ…ティポ!! |
| ミラ | そんな事を気にしていたのか。エリーゼは |
| エリーゼ | う…でも、ミラみたいな大人の女性は…素敵だと思います… |
| アルヴィン | エリーゼだって、あと十年もたったらいい女になるよ |
| ティポ | だってー!やったね、エリー!! |
| エリーゼ | 本当…ですか…? |
| ローエン | 今は少女としても十分お美しいですが |
| ローエン | あと数年もたてば、女性としての魅力が磨かれて、今とは違った美しさになりますよ |
| エリーゼ | そ…そうですか…。嬉しい、…です |
| エリーゼ | みんなの未来…、例えば十年後とか、どうなっているんでしょうか |
| アルヴィン | …んー、俺はそうだな、今と変わらない生活をしてるかな |
| ミラ | 私はいまと変わらず、人と精霊を守る使命を全うしているだろう |
| ローエン | 私は、まだまだ現役で頑張っていたいですね |
| ティポ | エリーも立派に成長してるといいねー! |
| ティポ | ミラ君みたいな、バリボーなバディーの持ち主に… |
| ティポ | そうそう、あいつみたいに─! |
| エリーゼ | ま…魔物です! |
| ずっと一緒にいてね | scene2 |
| ティポ | いきなりの魔物でビックリしたねー! |
| ミラ | ああ。しかし、咄嗟に対応できたのが功を奏したな |
| ローエン | そうですね。誰も怪我をしなくて何よりです |
| エリーゼ | ミラが素早く応戦してくれたお蔭ですね |
| ティポ | うんー!バリボーだし、強いし、ミラ君、サイキョー! |
| ミラ | エリーゼの支援があったからこそ上手く応戦できたのだ。礼を言うぞ |
| ミラ | エリーゼも随分と腕をあげたようだ。この調子で成長すれば、数年後、目を見張るものがあるだろう |
| エリーゼ | ほ…本当ですか? |
| エリーゼ | わたし…頑張ります |
| エリーゼ | 強くなるために…!素敵な女性になるために…!! |
| アルヴィン | あ、エリーゼ! |
| アルヴィン | 一人でどこ行くつもりだ?!そっちは魔物だらけだぞ! |
| ずっと一緒にいてね | scene3 |
| アルヴィン | たくっ、びっくりしたぜ。いきなり走り出して魔物をガンガンやっつけ始めるんだからよ |
| エリーゼ | ごめんなさい…。ミラを見習わなくちゃ、と思って… |
| エリーゼ | いてもたってもいられなくなって、ついー… |
| アルヴィン | そういえば、さっきの話の続きだけど |
| エリーゼ | …さっきの続き、ですか? |
| アルヴィン | そうそう、十年後どうのって話さ |
| アルヴィン | エリーゼ自身は十年後、自分がどうなってるって思うんだ? |
| エリーゼ | わたしですか…十年後… |
| エリーゼ | 今より背が伸びて…、もっと強くなって… |
| エリーゼ | 素敵な女性になっていたい…です |
| ティポ | 大人の女だねー、エリー! |
| エリーゼ | な…なれますか…? |
| ティポ | 大丈夫、エリーにはぼくがついてるからー! |
| エリーゼ | 本当ですか?ティポも応援してくれます? |
| ティポ | うん、応援するよー!エリーのそばで |
| ティポ | 十年後も、二十年後も、三十年後も、ずっとずっと一緒にいるよー! |
| エリーゼ | ありがとう、ティポ |
| エリーゼ | ずっとずっと一緒にいて応援して下さいね |
| アルヴィン | 美しき友情だね |
| ローエン | 私も、よければお供させていただきます |
| ミラ | 私だって、ずっとついているぞ。五十年後も、百年後も! |
| エリーゼ | みんな…ありがとうございます! |