| Name | Dialogue |
| 私が守ってあげる | scene1 |
| ロイド | コレット。このあたりは魔物が多いから、気をつけるんだぞ |
| ロイド | …あれ、コレット?コレット!?どこに行ったんだ? |
| | ドカーン! |
| コレット | きゃああっ! |
| ロイド | た、大変だ…!コレット!無事かっ!? |
| コレット | いたた…あ…ロイド… |
| ロイド | 大きな音がしたけど、魔物がいたのか!? |
| コレット | あ、違うの…ワンちゃんを探してたら、壁にぶつかっちゃって… |
| コレット | ワンちゃんったら、魔物にビックリして逃げ出しちゃったんだよ~ |
| ロイド | しかし、ずいぶんでかい穴を開けたなあ… |
| コレット | あはは…ちょうどワンちゃんが魔物に襲われてたところで、そっちは何とか助かったんだけど… |
| ロイド | けど? |
| コレット | 魔物も一緒に、入ってきちゃった……みたい… |
| | ガオオオオ! |
| ロイド | よし!ここからは俺に任せろ! |
| 私が守ってあげる | scene2 |
| ロイド | よし、勝ったぞ! |
| コレット | ごめんね、ロイド。私のせいで… |
| ロイド | まあ、犬も無事だったし、腕鳴らしにもなったし、いいんじゃないのか |
| ロイド | ええと、こういうのって、何て言うんだっけ? |
| コレット | 一石…二鳥…かな? |
| ロイド | 鳥じゃなくて、犬だけどな |
| コレット | えへへ…ロイドの役に立てたならよかった |
| コレット | じゃあ私、これからも頑張って、いっぱい穴開けて、たくさんのワンちゃんを助けるよ~! |
| ロイド | おう、頑張れよ! |
| ロイド | …って、あれ?それでいいのか…? |
| コレット | 世界中のワンちゃん、私が守ってあげるから安心してね |
| ロイド | いいの…かな。 |
| ロイド | うん、問題ない…はず! |
| コレット | はず…だよね? |
| コレット&ロイド | あははは… |
| コレットの不安 | scene1 |
| コレット | うーん…これってどうなんだろ… |
| ロイド | コレット、どうしたんだ?そんなところで難しい顔して |
| コレット | あ、ロイド。この本を読んでたら、気になる事が書いてあって… |
| コレット | 「身近にいる異性の事は、案外わからないもの」なんだって。ロイドはどう思う? |
| ロイド | そんな事ないだろ。少なくとも俺は身近な異性についてちゃんとわかってるぜ |
| コレット | 本当? |
| ロイド | ああ。まずはリフィル先生だけど、何でも知ってて、凄いよな。遺跡を見ると人が変わるけど |
| コレット | そだね。凄いよね |
| ロイド | それとしいな。あいつの召喚術は大したものだよな。それに料理の腕もなかなかだ |
| コレット | あ、うん |
| ロイド | それからプレセア。戦闘の時は本当に頼りになるよな。あと、手先も器用だ |
| ロイド | …な?ちゃんとわかってるだろ? |
| コレット | … |
| ロイド | ん?どうかしたか? |
| コレット | ううん。何でもないよ… |
| ロイド | おい、待てよコレット!そっちには魔物の群れが! |
| コレットの不安 | scene2 |
| ロイド | よし、勝ったぞ! |
| コレット | … |
| ロイド | なあコレット、さっきから元気がないぞ。どうしたんだ? |
| コレット | …ロイドにとって、私は身近な異性じゃないのかな… |
| ロイド | あ、その話か? ごめんごめん、誤解させちまったな |
| ロイド | コレットはただの身近な異性じゃなくて、俺にとっては別格だよ。だから外してたんだ |
| コレット | ロイド… |
| ロイド | もちろんコレットの事なら、よく知ってるぜ。優しいところ、頑張り屋なところ… |
| ロイド | 犬が大好きなところ、ドジなところ、得意な料理がクリームシチューで、ピーマンが苦手で… |
| ロイド | まだまだ他にもたくさん言えるぞ。どうだ? |
| コレット | うん、もう十分だよ。 |
| コレット | ロイドはこんなに私の事を、ちゃんとわかってくれてるのに…ごめんね、勝手に落ち込んだりして |
| ロイド | 気にすんなって。これからも見ててやるからな |
| コレット | うん!ありがと、ロイド |