| Name | Dialogue |
| 図星でしょ? | scene1 |
| リタ | やっ! |
| | ギャオオッ! |
| リタ | 手ごたえゼロ。こんなもん? |
| リタ | ま、それはそれとして… |
| リタ | 魔導器(ブラスティア)の調子がいまいちね。近くにいた魔物の影響かしら、調整しないと… |
| リタ | ええと…ここをこうして… こうやって… |
| レイヴン | はーい、リタっちお疲れ。天才魔導少女は相変わらず張り切ってるねえ |
| リタ | 何よおっさん。あたし忙しいんだから、邪魔しないでくれる? |
| レイヴン | おーおー、冷たいねえ。あんまりつれなくされると、おっさん傷付いちゃうよ |
| リタ | 勝手に傷付いてなさいよ。ほんっと、バカっぽいんだから |
| レイヴン | またまたそんな事言わないでさあ。リタっ娘ちゃんってばー |
| リタ | … |
| レイヴン | ありゃりゃ、無視ですか。おっさん、さみしい… |
| リタ | … |
| レイヴン | そういえばリタっちってさ、確か魔導器に一つずつ名前つけてんのよね |
| リタ | な、なによ。そんなの別に、あたしの勝手でしょ |
| レイヴン | んー、いやさ、ものに名前付けるのってどういう感じなのかなーって |
| レイヴン | やっぱり動物に名前付けるみたいに決める訳? |
| レイヴン | それとも、あ、分かった。おっさん、分かっちゃった |
| レイヴン | あれでしょ、リタっち。昔好きだった男の子の… |
| リタ | …うるさい… |
| レイヴン | ほへ? |
| レイヴン | あ、ちょっと、お嬢さん、いきなりそれは… |
| リタ | ぶっとべ!ファイアボール!! |
| レイヴン | どわっちゃー!!あちあちあちゃちゃちゃ!! |
| | ドゴーン! |
| | ギャオオオオッ! |
| リタ | あ… |
| レイヴン | ちょっとちょっと、向こうにいる魔物にも、当たったみたいよ |
| レイヴン | あらら、怒ってこっちに向かって来ちゃったじゃないの! |
| 図星でしょ? | scene2 |
| レイヴン | リタっち、まだ怒ってんの?いい加減機嫌直してよ~ |
| リタ | うっさい!もう一発!ファイアボール!! |
| レイヴン | ひー、お助けー! |
| | ガコッ! |
| リタ | あ、ちょっとあんた!なに、飾ってある魔導器、蹴飛ばしてんのよ! |
| レイヴン | そ、そんな事言ったって… |
| リタ | いいからどきなさいよ! |
| リタ | エ、エリザベス~~~~~~~!! |
| レイヴン | お、女の子の名前だったのね…ガクリ |
| ケンカするほど…? | scene1 |
| レイヴン | リタっち、精が出るね。何やってんの? |
| リタ | うっさい。邪魔だから向こう行って |
| レイヴン | またまた、そんな事言って。つれないんだから |
| リタ | … |
| レイヴン | ふーん、ここに並んでるの、全部、リタっちの持ってる魔導器(ブラスティア)? |
| レイヴン | 色々あるんだねえ |
| リタ | ちょっと、触らないでよ。どれも貴重な物ばかりなんだから |
| レイヴン | 別に壊したりしないって、お、これなんて、何かいい感じじゃないのよ |
| リタ | 触るなって言ってん…○×△!? |
| | ドンガラガッシャーン! |
| レイヴン | ちょっと!?リタっち、大丈夫!? |
| リタ | いたた…誰よ!こんな所に部品積み上げて! |
| レイヴン | いや、誰って…一人しか居ないし… |
| | グオオオオ! |
| リタ | 魔物!?なんで突然…!? |
| レイヴン | リタっち、一気に片付けるよ! |
| ケンカするほど…? | scene2 |
| レイヴン | ふう…いきなり魔物が出て来て、驚いたのなんのって |
| レイヴン | 大きな音を出したから、それで魔物の興味を引いちゃったんだろうねえ |
| リタ | 何よそれ。それじゃまるで、あたしが悪いみたいじゃない |
| リタ | 元はと言えばあんたのせいでしょ。あんたが余計な事をしなければ、こんな事にはならなかったんだから |
| レイヴン | はいはい。魔導器をしまうの手伝うからさ。それで機嫌直してよ |
| リタ | 何でそんなにしれっとしてるんだか…あんたって本当、何を言ってもこたえないわよね |
| レイヴン | それがおっさんの、い・い・と・こ・ろ |
| リタ | ムカつく… |