| Name | Dialogue |
| 今日は不調なんだ | scene1 |
| ユーリ | 今日はここで野宿か。一日中動き回って、さすがに疲れたな |
| ユーリ | こんな日はさっさと飯食って、寝ちまうに限るな |
| ユーリ | 今日の飯の当番は誰だ? |
| フレン | お帰り、ユーリ |
| フレン | ちょうどご飯ができたところだよ。温かいうちに食べてくれ |
| ユーリ | おいおい、帰って来るなり、いきなりのっぴきならない状況かよ… |
| ユーリ | 誰か止めるやついなかったのか? |
| フレン | どうしたんだ、ユーリ。食欲がないのかい?まさか… |
| ユーリ | なんでもねえよ |
| ユーリ | …しょうがねえ、一つ腹くくるとするか… |
| ユーリ | …魔物か? |
| ユーリ | はん、匂いに釣られてきたか。こりゃちょうどいい |
| ユーリ | フレン、どうやら魔物のお出ましだ。飯の前に悪いが、行ってくるぜ! |
| 今日は不調なんだ | scene2 |
| ユーリ | 思ったより時間かかっちまった。悪いけど、飯ももう冷めちまっただろうから… |
| フレン | 大丈夫、なかなか戻ってこないからちゃんと鍋を火にかけて、焦げないよう見張っておいたよ |
| ユーリ | …手回しのいい事で。 |
| ユーリ | 明日の朝日が拝めるのかね、オレは |
| フレン | 何か言ったかい? |
| ユーリ | いや、別に。んじゃ、いただくぜ |
| ユーリ | ぱく…もぐ…もぐ… |
| ユーリ | ん…これは… |
| ユーリ | …マジかよ、どうなってんだ。まともな味じゃねえか! |
| ユーリ | おい、フレン、お前、味見はしたのか?…って聞くのも変だが |
| フレン | …さすが、君に隠し事はできないな |
| フレン | 実は風邪を引いてしまってて、あまり味が分からないんだ |
| フレン | ひょっとして味が変だったかい? |
| ユーリ | あ、いや、そんな事はねえ、けども |
| フレン | よかった。ユーリが食欲なさそうだったんで、もしかしてうつしてしまったんじゃ、ない、か、と… |
| ユーリ | あ、おい、フレン! |
| ユーリ | やれやれとんだ命拾い… |
| ユーリ | って、そんな事言ってる場合じゃねえな |
| ユーリ | お返しにおかゆでも作ってやるからしっかり寝てろよ |
| 自分の居場所 | scene1 |
| フレン | ユーリ、久しぶりに、手合わせを願えないかな? |
| ユーリ | そうだな…たまにはいいか。付き合ってやるよ |
| | |
| フレン | はあっ! |
| ユーリ | せいっ! |
| フレン | …ふう。やるね、ユーリ |
| ユーリ | お前こそ腕は鈍っていないようだな |
| フレン | 任務で毎日のように魔物の討伐をしているからね |
| フレン | 前は、よく手合わせしていたけど最近は忙しくて機会がなくなってしまったね |
| ユーリ | ああ。久しぶりに、あの頃の感覚を思い出したぜ |
| フレン | さてと。もう少し、気合を入れてもいいかな |
| ユーリ | 構わないぜ。それならこっちも、全力で行く! |
| 街の女 | きゃあああ!魔物が! |
| ユーリ | 魔物だと…! |
| フレン | この続きは後だ。先に魔物を何とかしよう! |
| 自分の居場所 | scene2 |
| フレン | よし。これで魔物の方は、もう大丈夫だね |
| ユーリ | 直前まで手合わせをしていたせいか、息、ぴったりだったな |
| フレン | ユーリと肩を並べて戦っていたら、ますます、思い出したよ |
| フレン | ユーリが他の軍との模擬戦で乱闘騒ぎを起こして、後始末に苦労させられた事とかね |
| ユーリ | そんな事もあったな…すまねえ |
| フレン | ユーリ。僕は思うんだけど… |
| ユーリ | ちょい待ち。そっから先は… |
| フレン | いや、その話じゃない。僕が言いたいのは… |
| フレン | ユーリがどういう考えを持とうが、君はきっと変わらないんだろうな、と思ってね |
| ユーリ | ま…人間なんて、そんな物だろ? |
| フレン | だから僕は、心配していないよ。ユーリの事は、信頼している。たとえ、どんな境遇になっても |
| ユーリ | フレン… |
| ユーリ | お前にそう言ってもらえると、助かるよ。ありがとうな |
| フレン | どういたしまして。それじゃ、手合わせの続きといこうか |
| ユーリ | よし来た! |