| Name | Dialogue |
| 自分磨きをしよう | scene1 |
| マルタ | イイ女は一日にしてならず! |
| マルタ | もっと素敵な女の子になるために自分磨きは欠かせないよね。エミルのためだもん! |
| マルタ | さぁ、今日も頑張らなきゃ! |
| ナタリア | あら、マルタ。ごきげんよう |
| マルタ | ナタリア!城下街に来るなんて珍しいね |
| ナタリア | まとまった時間が出来たので、視察も兼ねて散歩に来てみたんですの |
| ナタリア | この辺りは賑やかで、いつ来ても楽しい気持ちになりますわね |
| マルタ | うん、そうだね! |
| ナタリア | マルタは何をなさってましたの? |
| マルタ | 私はね、自分磨きをするために何をしようかなって、考えてたところ |
| マルタ | エミルのために、もっと素敵な女の子になるんだ~♪ |
| ナタリア | まぁ!それは素晴らしい心がけですわね |
| ナタリア | その姿勢、きっとエミルにも伝わるはずですわ。私、応援いたしますわよ |
| ナタリア | …そう言えば、殿方の心は胃袋で掴むべし!と城の料理人が話していたのを思い出しましたわ |
| ナタリア | お料理の練習なんていかがかしら? |
| マルタ | 胃袋を掴む… |
| マルタ | なるほどー! |
| マルタ | 確かに、私がすごく美味しい料理を作れれば、きっとエミルもメロメロになっちゃうよね! |
| マルタ | そういえば…最近近くの森で美味しい木の実が採れるって話題になってたよね? |
| ナタリア | ええ、我がキムラスカに留まらず、他国でも評判になっているという話ですわね |
| ナタリア | なんでも、とても繊細で奥深い味わいなんだとか |
| マルタ | ホント!?じゃあ、それでご馳走作っちゃおうかな! |
| ナタリア | 名案ですわね。きっとエミルも喜びますわ |
| ナタリア | あ、でもお待ちになって。その木の実ですけど、ひとつ大事な事を思い出しましたの |
| ナタリア | なんでも稀に色や形が似た毒のある実もあるそうですわ。見つけたらしっかり確認なさって |
| マルタ | うん、わかった! |
| マルタ | それじゃ、さっそく採りに行ってくるね! |
| 自分磨きをしよう | scene2 |
| マルタ | ふぅ、木の実がいっぱい採れてよかった〜♪ |
| マルタ | 材料よし!あとは料理の道具も用意して… |
| マルタ | よーし、頑張らなきゃ! |
| エミル | うわぁ、すごい量の食材…。これ、どうしたの?マルタ |
| マルタ | エミル~! |
| マルタ | 今からエミルの為にご馳走を作ろうと思って! |
| エミル | えっ!?ぼ、僕のために…? |
| マルタ | うん!出来上がったら呼ぶから、待っててね! |
| エミル | う、うん…ありがとう…! |
| エミル | …あれ?これって… |
| エミル | マルタ!ちょっと待って!この木の実…! |
| マルタ | あ、エミルも知ってる?この木の実、すっごく美味しいんだって! |
| エミル | 違うよ!これは美味しい方じゃなくて、毒のある方の木の実だよ! |
| マルタ | え…ええええ~~~~~!! |
| マルタ | そんなぁ… |
| マルタ | うぅ〜…。ご、ごめんね。エミル… |
| エミル | よ、よく似てるから仕方ないよ |
| エミル | それにマルタは僕のためにご馳走を作ろうとしてくれたんでしょ? |
| エミル | その気持ちだけでもすごく嬉しいよ |
| マルタ | エ…エミルぅ~~~!! |
| マルタ | やっぱりエミルは王子様だねっ! |
| エミル | あははは… |
| | |
| マルタ | …って事があって! |
| マルタ | 木の実は食べれなかったけど、その後二人で一緒にご飯食べたんだ~! |
| ナタリア | まあそうでしたの… |
| ナタリア | でも仲良く過ごせたのでしたら、よかったですわね、マルタ |
| マルタ | えへへ、うん! |
| マルタ | エミルはいつも優しくてかっこよくて… |
| マルタ | だから私はエミルの事が大好きなの! |
| ナタリア | …誰かの事を、そんな風に一途に想えるのは…素敵な事ですわ |
| マルタ | ありがとう、ナタリア |
| マルタ | 次こそはあの木の実を使ってご馳走を作ってあげようっと! |
| もっと自分磨きをしよう | scene1 |
| マルタ | イイ女は一日にしてならず! |
| マルタ | もっと素敵な女の子になるために自分磨きは欠かせないよね。エミルのためだもん! |
| マルタ | 今回はアプローチ方法を変えてみようかなぁ |
| マルタ | 例えば…ちょっとした工夫で自分が素敵に見える方法とかあればいいんだけど… |
| マルタ | …うーん、そう簡単には思いつかないかぁ |
| マルタ | ちょっと本屋さんで情報収集しようっと! |
| | |
| マルタ | えっと…本屋さんは… |
| マルタ | あったあった! |
| マルタ | 何か参考になりそうな事が書いてあるかな〜 |
| | ペラペラ… |
| マルタ | …あ! |
| マルタ | 『男性は女性のギャップに弱い!』…これ、いいかもしれない! |
| マルタ | 私がいつもとちょっと違う雰囲気になったら、エミルもドキッとしちゃうかも!? |
| マルタ | ギャップだから…私と逆の性格って事だよね? |
| マルタ | どれどれ…?私みたいなタイプにオススメなのは…っと |
| マルタ | ふーん、『クール系』かぁ… |
| マルタ | うん!かっこいい女の子にもなれそうだし、いい感じかも! |
| マルタ | よし、そうと決まれば…! |
| マルタ | クールな女の子に色々教えてもらおうっと! |
| | |
| マルタ | あ!いたいた!ティアー!! |
| ティア | マルタ、どうしたの? |
| マルタ | 実はティアにお願いがあって… |
| ティア | お願い?私に?何かしら…? |
| マルタ | 私ね。今、自分磨きの最中で、色々と特訓してるの! |
| ティア | そう。向上心があるのはいい事だと思うわ。がんばって |
| マルタ | うん!それでね、もっともっと成長したくて… |
| マルタ | それで、ティアをお手本にしたいの! |
| ティア | え?私を…? |
| マルタ | うん!ティアみたいに、クールな女の子になれたらなぁって |
| ティア | 構わないけどいいのかしら。私とマルタでは得意な戦術も違うし… |
| マルタ | 戦術…? |
| マルタ | ああ、そういう事か! |
| マルタ | 大丈夫!私が知りたいのは、ティアのここぞという勝負の時の戦術なの! |
| ティア | 本当にいいの?扱える武器も違うと思うのだけど… |
| マルタ | ぶ、武器? |
| マルタ | …例えば、身体つきの事とか…? |
| マルタ | だ、大丈夫だよ!大変かもしれないけど、私、頑張るから! |
| ティア | マルタ… |
| ティア | …確かに、成長したい、強くなりたいという気持ちに武器なんて関係ないわね |
| ティア | わかったわ。それじゃ、ついてきて |
| マルタ | うん!ありがとう、ティア! |
| もっと自分磨きをしよう | scene2 |
| マルタ | はぁ…はぁ…。ティアに連れられてここで30分ぐらい教えてもらっているけど… |
| マルタ | これって…。もしかしなくても軍事訓練な気がする… |
| マルタ | わ、私、ティアにクールな女の子を教えてもらうつもりだったのに… |
| マルタ | 何か…私の考えてたのと違う…! |
| マルタ | ティ、ティア…。あの、私…ちょっと疲れちゃって… |
| マルタ | リ、リタイアしていいかな…? |
| ティア | 音を上げるのはまだ早いわ。頑張ると言ったのはあなたでしょう? |
| マルタ | はぁ…はぁ…。た、確かにティアみたいになりたいって言ったけど… |
| マルタ | 何か…違う… |
| ティア | 成長したいのでしょう?なら、このくらいで諦めないで |
| ティア | 次の訓練ももう考えてあるの。さあ、行きましょう |
| マルタ | ちょ、ちょっと待って…! |
| マルタ | な、何でこうなっちゃうの~~~! |