| Name | Dialogue |
| 水着で活躍!サマービーチ! | |
| カナ | わぁ、海だわ!素敵な景色! |
| シング | よ~し、泳ぐぞ! |
| シング | ──って、あれは…! |
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| | ガルルル… |
| コレット | 魔物!? |
| ジュード | 結構な数がいるね |
| カナ | みんなが海水浴するところなのに、危ないわ! |
| コレット | 暑いから魔物達も海水浴に来たのかな? |
| ジュード | いや、そうじゃないと思うけど… |
| カナ | そういえば、人がいないわね…魔物がいるから誰も来てないのかしら |
| ジュード | ……。よく見ると砂浜に足跡があるよ。きっとみんな避難したんだ |
| ジュード | 足跡が向かってるのは…あっちに見える海の家かな |
| コレット | 避難場所があったんだね。よかった~ |
| シング | だけど、これだけ魔物に囲まれてちゃ海の家から出られないよね…。何とかしないと! |
| カナ | そうね、とても危険だわ。私達で退治しましょう! |
| コレット | うん。たくさんいるけど、みんなで力を合わせれば、だいじょぶだよね! |
| ジュード | 決まりだね。協力して浜辺の安全を取り戻そう! |
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| | ザシュ! |
| | ギャウゥ… |
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| シング | いよぉっし!これで最後だ! |
| ジュード | ふぅ…まずはひと安心だね。みんな、怪我はない? |
| カナ | ええ、平気よ |
| コレット | 早く、避難した人達に安全になったって教えてあげよ! |
| ジュード | そうだね。海の家に行ってみよう |
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| シング | うわぁ…すごい人だね。ぎゅうぎゅう詰めだ… |
| 店主 | き、君達!今来たのか!?外は魔物だらけで危なかっただろう。他に逃げ遅れた人はいなかったか? |
| ジュード | はい。他に人はいませんでした。それに、もう心配ないですよ |
| シング | 魔物なら退治したから、外は安全だよ |
| 店主 | た、退治した?あれだけの数を…すごいな、君達は! |
| カナ | 海で楽しく遊ぶためだもの!このぐらい、どうって事ないわ! |
| 男性客1 | 聞いたか?外の魔物を退治したってよ! |
| 女性客1 | 助かったのね!よかった… |
| 男性客2 | これで安心して遊べるな! |
| 女の子 | わぁい、およげるんだー! |
| コレット | みんな、喜んでくれてるみたい |
| ジュード | 頑張った甲斐があったね |
| 店主 | 君達はこの浜辺の救世主だよ!よし、お礼だ!この店の物は何でも食べ放題に── |
| 店主 | ──ああ!しまった! |
| カナ | …? |
| 店主 | 魔物の騒動があったもんで料理の下ごしらえが… |
| 店主 | これじゃあ、食べ放題どころか店に出す料理がほとんど作れねぇ。何もお礼出来なくてすまないが… |
| ジュード | そんな、僕達は大丈夫です!…けど、他のお客さん達が── |
| 男の子 | そんなぁ。ぼく、おなかすいたのに… |
| 女性客2 | 仕方のない事だけど…ここの料理を楽しみにしてたから残念だわ… |
| 男性客3 | 店主さんよ、何とかならねぇか?魔物がいなくなって安心したら腹減っちまってさ… |
| 女性客3 | 私も~ |
| 店主 | うぅむ…そうは言ってもな… |
| シング | おじさん、下ごしらえのいらない簡単な料理なら出せそう? |
| 店主 | あ、ああ。出来なくはないが… |
| ジュード | 店主さんしかいないから、簡単な料理を作ってる間、下ごしらえに手が回らない…ですね |
| 店主 | そうなんだ。昼食の時間までにはちゃんとした料理を出せるようにしたいし… |
| カナ | それなら、私達がお手伝いすれば問題解決じゃないかしら! |
| ジュード | うん、そうしよう。みんなも、いいかな? |
| コレット | 勿論!頑張ろうね! |
| シング | おじさん、大船に乗った気でいてよ! |
| 店主 | 君達…!助かるよ、恩に着る! |
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| カナ | こっちは出来たわ、配膳お願いね! |
| シング | 任せて!焼きそばとエビフライ、お待ちどうさま!ごめん、通りまーす! |
| コレット | ええっと、ご注文はドライカレーにフライドポテト、かき氷とサイダー、ご飯にネギラーメン… |
| コレット | …あれ?フライドカレーとかきポテト、サイダーラーメンにネギ氷とドライご飯…? |
| シング | コ、コレット落ち着いて!注文がぐちゃぐちゃだよ! |
| 店主 | 下ごしらえするなり料理がはけていきやがる。こんなに忙しいのは久しぶりだ! |
| カナ | おじさんの手際、すごいわ!ちゃんと間に合っているもの |
| ジュード | お昼が近づいて、お客さんもますます増えて来たみたいだ。ここからが正念場だね…! |
| コレット | うん!今度こそちゃんと注文を覚えるよ! |
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| ジュード | …お客さんも落ち着いてきたね。何とか乗り切ったかな? |
| カナ | 私、こんなに長い時間キッチンに立ってたの初めてかもしれないわ… |
| ジュード | 僕もだよ…。いろいろな料理を作ったからすごく勉強になったけどね |
| コレット | そういえば…見た事ない料理を作ってたよね? |
| 店主 | おっ、気づいたか?新メニュー、その名もサイダーラーメンだ! |
| シング | …あっ!途中から何だか甘い香りのするラーメンを運んでると思ってたんだ |
| 店主 | お嬢ちゃんの言い間違いにピーンと来ちまってな。こりゃいけるぞ、と |
| コレット | えっ?わ、私? |
| カナ | 味見をさせてもらったんだけど、とっても美味しかったわ! |
| ジュード | コレットの言い間違いが生んだ奇跡のコラボレーション…って感じの味だったよ |
| コレット | そうだったんだぁ。えへへ、役に立てたなら嬉しいよ |
| 店主 | お蔭で名物料理が出来上がった!改めて礼を言わせてくれ。ありがとうな! |
| 店主 | 客が押し寄せてきた時はどうなる事かと思ったが君達のお蔭で無事に乗り切れた! |
| カナ | 私達も、滅多にない経験が出来てすごく楽しかったもの。お礼を言うのはこっちだわ! |
| シング | お客さんもすごく喜んでくれたしね! |
| 店主 | いい子達だな…。そうだ、客足も落ち着いたし約束の食べ放題を振舞うが、どうだ? |
| ジュード | そういう事なら…せっかくだしお言葉に甘えようか? |
| カナ | そうね!お腹もすいたし、サイダーラーメンを食べたいわ! |
| シング | いいね!俺もサイダーラーメン!気になってたんだ! |
| ジュード | 僕もお願いします! |
| コレット | 私も! |
| 店主 | はっはっは!よぉし、任せときな! |
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| コレット | はぁ~っ、お腹いっぱい!すっごく美味しかったね~! |
| シング | おじさん、本当に喜んでたなあ。手伝ってよかったよ! |
| ジュード | うん。いい汗もかいたしみんな疲れただろうけど、これからどうしようか? |
| カナ | 海の家の仕事も楽しかったけど…やっぱり、ビーチで遊ぶのも忘れるわけには行かないわよね! |
| シング | 海でやりたい事、沢山残ってるしね!泳いだり、ビーチバレーしたり…! |
| コレット | うんうん、せっかく来たんだもん!楽しまなくちゃ! |
| シング | よ~し、そうと決まれば…ガンドコ行こう! |
| カナ | あっ!?シング!? |
| シング | あはははっ!水、冷たくて気持ちいいよ!みんなも早く来なよーっ! |
| カナ | 一番乗り、取られちゃったわ!私も行く~! |
| ジュード | 二人共、海に入る前は準備運動だよ!? |
| コレット | ふふ、元気いっぱいだね。さあ、私達も行こ? |
| ジュード | うん、そうだね── |
| 男性客4 | 美味しかったね、海の家の新メニュー! |
| ジュード | …ん? |
| 女性客4 | ああ、サイダーラーメン!おもしろ美味しかった~! |
| 女性客5 | 一度食べたら癖になるよね!友達にも教えてあげないと! |
| コレット | すごい人気だね。ただの言い間違いだったから、ちょっと恥ずかしいけど… |
| ジュード | 確かに美味しかったからね。あのお店、また忙しくなるかな? |
| コレット | その時は、またみんなで手伝いに行こうね! |
| ジュード | そうだね!二人にも、伝えておかなきゃ |