| Name | Dialogue |
| わくわく♪イースター! | |
| カノンノ | じゃあ、あとはエッグを隠せば準備完了だね |
| ウッドロウ | ああ。街を挙げたイースターだ。皆がエッグハントを楽しめるようよい隠し場所を考えなければな |
| エリーゼ | 誰でも楽しめるように見つけやすい隠し場所を探したいです |
| ティポ | せっかく作ったエッグだもんねー。みんなに見てほしー! |
| ウッドロウ | ならば、手がかりを作るというのはどうかな? |
| ウッドロウ | 敢えて違和感を残し、隠し場所に気付けるようにするんだ |
| ウッドロウ | あとは、見つけるのは簡単だが手にするのが難しい…というのも皆に見てもらう方法としては有効だろう |
| アリエッタ | あ…アリエッタのお友達に手伝ってもらうのは…? |
| アリエッタ | エッグを守るの、慣れてるし…見えていても簡単に手は出せない |
| カノンノ | それって、エッグを取るためには戦わないといけないって事…? |
| アリエッタ | うん。大丈夫、手加減するようみんなにお願いする… |
| ティポ | そういう問題じゃないよー! |
| エリーゼ | ち、力で守るのはなしにしましょう! |
| ウッドロウ | 発想自体は面白くてよかったよ。この調子で意見を出し合っていこう |
| カノンノ | そうですね! |
| カノンノ | とは言っても、ちゃんと隠せて探し出せる場所かぁ… |
| エリーゼ | 物陰…だけでは隠し場所が足りませんよね |
| ウッドロウ | …それなら、見えているのに見えないという隠し方にしようか |
| エリーゼ | え?どういう意味ですか…? |
| ウッドロウ | 実際に見せた方が早いだろう。例えばこの緑のエッグを草の上に置くと── |
| | コトン… |
| エリーゼ | あっ…!見えなくなりました |
| カノンノ | なるほど!これなら、近くでよく見ないと気付けませんね! |
| アリエッタ | …これ、知ってる。アリエッタのお友達もよくこうして隠れてる |
| ウッドロウ | ああ。まさに魔物や動物が使う保護色の応用だよ |
| ウッドロウ | これならば隠せる場所も無数にあるし気付きさえすれば誰でも見つけられるだろう |
| ティポ | ウッドロウ君、あったまいー! |
| エリーゼ | とってもいいと思います! |
| エリーゼ | あ、でも…私のエッグはピンク色なので、同化させる場所がないかもしれません… |
| アリエッタ | …本当だ。全部、ピンク色 |
| カノンノ | ピンク色、好きなんだね |
| ティポ | エリーは、プロピンキストだからねー! |
| アリエッタ | プロ…ピン…? |
| エリーゼ | えっと…ピンク色をこよなく愛するピンキスト…そのプロフェッショナルです! |
| ウッドロウ | なるほど。プロ意識を持つほどピンク色に情熱を注いでいるという事かな |
| エリーゼ | はい! |
| ティポ | これだけは譲れなーい! |
| ウッドロウ | だとしたら、君には見えるはずだ。そのピンク色を最大限に活かせる隠し場所が |
| エリーゼ | …!私…プロピンキストとして恥じないよう、工夫して隠します!! |
| アリエッタ | アリエッタも、工夫する。見つからないようにする方法、知ってるの、全部試す |
| カノンノ | それじゃあ、みんなで工夫しながらどれだけエッグを隠せるか競争しようよ |
| カノンノ | 最後に余ったエッグは工夫を教え合って、みんなで隠そう! |
| ウッドロウ | 切磋琢磨するという事か。皆がどんな工夫をするのか楽しみだね |
| エリーゼ | だいたい隠し終わりましたね |
| ティポ | まだ残ってるけどこれ以上は無理ー |
| アリエッタ | アリエッタもたくさん隠した。でも…すぐ見つかっちゃいそう…森と違って、街は、難しい |
| カノンノ | 私は全部終わったよ!結構自信あるんだ! |
| ウッドロウ | ふむ。かなりの数があったと思うが…どうやって隠したんだい? |
| カノンノ | ふふ、今も見えるところにあるよ。よーく探してみて! |
| エリーゼ | …?どこ…でしょう? |
| ウッドロウ | …先ほどと何も変わりは──いや、あそこの一角… |
| ウッドロウ | あのような、ウサギの人形飾りは用意していなかったはずだ |
| カノンノ | さすがウッドロウさん!正解! |
| カノンノ | 私はエッグにウサ耳を付けてみたの |
| アリエッタ | かわいい…! |
| カノンノ | その子は自信作なの!色だけじゃなくて、形も変えちゃえば飾りと同化させられると思ったんだ |
| ウッドロウ | 見た目も賑やかで見つけた時の嬉しさが増すねどのような色でも隠しやすいのもいい |
| カノンノ | えへへ。ありがとう! |
| エリーゼ | あの、私にも作り方教えてください。ピンク色のウサギさん、作りたいです |
| アリエッタ | アリエッタも、残ってる分は動物のエッグにする |
| アリエッタ | それと…お友達に似たエッグも作りたい |
| アリエッタ | みんなは街のイースターには参加出来ないけど…これなら、一緒にいるみたいだから |
| カノンノ | うん!それじゃあ、みんなでいろんな飾りのエッグを作ろう! |
| | |
| カノンノ | 何とか会場が開くまでに全部隠せたね |
| エリーゼ | もう、エッグハントに参加する人達が会場の近くに集まって来てます |
| ティポ | ギリギリー!間に合ったー! |
| ウッドロウ | 予定より時間はかかったが、皆の工夫のお蔭で想像以上に楽しいイースターになりそうだ |
| エリーゼ | 後は、みんなにエッグを探してもらうだけですね… |
| ティポ | 見つかるのかなー。見つからないのかなー。緊張するー! |
| アリエッタ | すぐに見つかりたくない…だけど…ちゃんと見つかってほしい… |
| カノンノ | 見つかりにくそうなところは私達、案内役がちょっとだけ教えたりしてもいいんじゃない? |
| ウッドロウ | そうだな。大切なのは隠し通す事ではなく楽しんでもらう事だ |
| ウッドロウ | 案内役という立場ではあるが私達もイースターを存分に楽しむとしよう |
| カノンノ | はい!もう既に、楽しくて仕方ないです! |
| エリーゼ | でも…本番はこれからです |
| アリエッタ | うん…!精一杯…頑張る…! |
| ウッドロウ | さて、それではいよいよ──イースターの目玉、エッグハントの始まりだ! |