| Name | Dialogue |
| 白熱!温泉卓球真剣勝負! | |
| フレン | そろそろカイウスも温泉から上がる頃かな |
| フレン | 風呂のタイミングを合わせていなかったから、入れ違いになってしまったけど… |
| フレン | 彼が来る前に卓球道具を借りられたから、ちょうどよかったな |
| エステル | ふふっ♪素敵なお土産が買えました |
| エステル | 早くみなさんにも見せてあげたいです |
| フレン | エステリーゼ様、楽しそうですね。何かあったのですか? |
| エステル | あ、フレン!いい時に会えました! |
| エステル | これを見てください。「リチャードまんじゅう」です! |
| フレン | これは…。ひとつひとつがリチャード陛下のお顔になっているんですね |
| エステル | そうなんです。売店で見つけて、ついつい買っちゃいました |
| エステル | ただ、あまりにかわいらしいので食べてしまうのが少しもったいない気もしますね |
| フレン | 私は騎士として王の顔をかじるなんて戸惑います |
| エステル | でも、フレンの分も買いましたからちゃんと食べてくださいね |
| フレン | ありがとうございます。傷む前には必ず食べきります |
| エステル | ふふ、お願いしますね…ところで、フレンはここで何をしてるんです? |
| フレン | 私はカイウスが来るのを待っているんです |
| フレン | ここには卓球場があるので温泉から出たら卓球をしようと約束をしていまして |
| エステル | わぁ、いいですね!卓球は温泉の風物詩の一つだと本にも書いてありました |
| エステル | フレン達がよければ、わたしも参加していいでしょうか? |
| フレン | はい、ぜひ!人が多い方が盛り上がりますからカイウスもきっと喜びますよ |
| エステル | ありがとうございます!今からわくわくしますね |
| リカルド | ん?何やら盛り上がっているな |
| エステル | あ、リカルド。見てください、リチャードのおまんじゅうですよ |
| リカルド | 王の顔になっているのか。大将の首を取ったようで面白いな |
| フレン | 不吉な感想はやめてください… |
| エステル | リカルドは何をしていたんです? |
| リカルド | 庭園の散策に出ていた。なかなか風流だったぞ |
| エステル | いいですね。フレン、わたし達も卓球の後で行ってみませんか? |
| フレン | ええ、ご一緒させてください |
| リカルド | ああ、おまえらは卓球をするのか |
| フレン | よかったら、一緒にやりませんか? |
| エステル | あ、いいですね!リカルド、どうです? |
| リカルド | ふむ…いいだろう |
| リカルド | 温泉で解れた身体を動かしたいと思ったんだが、散歩では物足りなくてな |
| リカルド | おまえらが俺の相手になるといいが |
| フレン | 随分と腕に覚えがあるようですね |
| リカルド | ふん。俺のスマッシュの精度を甘く見ない事だな |
| フレン | なるほど。狙撃手の腕の見せ所という事ですか |
| エステル | とても強そうですね…!お手柔らかに、とは言いません。精一杯挑ませてもらいますね! |
| フレン | (相手は凄腕の傭兵だ…。 あの自信は虚勢ではないだろう) |
| フレン | (だがエステリーゼ様が 挑戦すると言うのなら…) |
| フレン | 私もエステリーゼ様と一緒にあなたに挑もうと思います |
| エステル | 一緒にですか?…あ! |
| エステル | 参加者が四人集まったから、2対2でも戦えるんですね |
| エステル | 一緒に頑張りましょう、フレン! |
| フレン | エステリーゼ様は必ず私が勝利に導きます! |
| リカルド | まあ、せいぜい全力でかかってくるといい |
| エステル | あっ、でもわたし、フレンとも勝負してみたいです |
| リカルド | ふむ、何度か組み合わせを変えて対戦するか |
| フレン | いいですね、そうしましょう |
| エステル | とっても楽しみです! |
| カイウス | 悪い、遅くなっちまった!待たせたな、フレンさん! |
| カイウス | ってエステルとリカルドさんもいるって事は…もしかして、一緒に卓球やるのか!? |
| エステル | はい、参加させていただきます! |
| リカルド | 俺もだ。手加減はせんからな |
| カイウス | やった!大勢の方が楽しいもんな |
| フレン | ところでカイウス。そのミルク、大浴場前の売店で売っていた物かい? |
| カイウス | そうそう!やっぱり温泉の醍醐味は風呂上がりのミルクだと思ってさ! |
| フレン | 僕も気になっていたんだ。他にもフルーツミルクというのがあっただろう? |
| カイウス | あったあった。どっち買おうか悩んだよ |
| エステル | フルーツミルク!美味しそうですね! |
| リカルド | なら、俺が買ってこよう。ただし、二本だけだ |
| リカルド | 卓球で多く勝った上位二名が手に入れる |
| エステル | 面白そうですね!これは負けられません! |
| カイウス | オレも、もう一本ぐらい欲しいと思ってたんだ。負けないぞ! |
| フレン | それなら僕もフルーツミルクを目指そうかな |
| ??? | あんた達、何してるの? |
| エステル | あ、ベルベット! |
| ベルベット | これは何の集まり? |
| カイウス | 今からみんなで温泉卓球をするんだ! |
| カイウス | せっかく合流したんだし、勿論ベルベットもやるよな?勝てばフルーツミルクだぜ |
| ベルベット | 勿論って…。まあ、構わないわ |
| ベルベット | のんびりするのもいいけど、卓球も温泉の醍醐味よね |
| カイウス | じゃあ決まりだな!よし、早速卓球場に── |
| ベルベット | カイウス、待ちなさい |
| カイウス | え?な、何だよ? |
| ベルベット | あんた髪が濡れたままじゃない遊ぶのは、髪をちゃんと拭いてからよ |
| カイウス | え!?ほっとけば乾くって! |
| ベルベット | ダメよ |
| ベルベット | 夜は冷えるでしょ。そのままにしてたら風邪を引くわ |
| ベルベット | ほら、拭いてあげるからこっちへ来なさい |
| カイウス | い、いいよ!自分で出来るって! |
| ベルベット | だったらさっさとそうしなさい。まったく… |
| カイウス | …よし、乾いた! |
| カイウス | 気を取り直して、今度こそ卓球場に行こうぜ |
| カイウス | 絶対にオレが勝ってやるからな! |
| エステル | ふふっ、わたしも負けませんよ! |
| リカルド | まあ、ひとまず肩慣らしからだ |
| ベルベット | とっとと始めましょ |
| フレン | (こうして見ると、 一緒に来たメンバー全員が 集まったのか) |
| フレン | (エステリーゼ様やみんなの 楽しい思い出になればいいな) |
| フレン | …ん? |
| リカルド | ベルベット、なかなか気合が入っているようだな |
| ベルベット | まあね。勝負事は本気でやってこそでしょ |
| ベルベット | というかあんたこそ、随分と入念な準備運動じゃない |
| リカルド | まあ、戦いの厳しさってやつを教えてやるとするさ |
| ベルベット | ふん、悪くないわね |
| ベルベット | ここの温泉は怪我にも効くらしいし、ちょっとくらい本気出しても…平気よね |
| フレン | た…卓球の話だよね? |
| カイウス | 誰が掛かって来ようがオレは絶対に負けない! |
| フレン | カイウスからも本気の闘争心を感じる… |
| エステル | フレン。わたし…頑張ります! |
| フレン | ええ、がんばりましょう! |
| フレン | (卓球とは言え、 戦場のつもりで挑まなくては いけないようだ) |
| フレン | エステリーゼ様のためにもこの戦い、絶対に負けられない! |