NameDialogue
昔の借りscene1
チェスターふぅ…これで15匹か…
チェスタークレス、いったん狩りを休憩してメシにしようぜ
クレスそうだね、チェスター。あ、でも僕、食事の用意をしてこなかったけど…
クレス…ん?このにおいは…?
チェスターマーボーカレーだ
チェスターアミィほどうまくは作れないがな
クレスすまない、助かるよ!
クレスそういえば、昔、チェスターの家でマーボーカレーを食べさせてもらった事があったな…
クレスもぐもぐもぐ
クレスおいしい!
クレスさすがアミィちゃんの作ったマーボーカレーだね!
チェスターあったりまえだろ!
クレス本当においしいよ。おかわりはあるかい?これ、もらっていいかな?
チェスターお、おい!オレの分まで食うなって!
クレス結局チェスターの分まで食べちゃって怒られたんだっけ…
クレスふふ
チェスター何一人で笑ってんだ?クレス
クレスいや、なんでもないよ
クレスん?
クレス大変だ!チェスター!魔物が…!
チェスターああああ!オレのマーボーカレーが!!
チェスターこの野郎…ゆるせねえ!!!
昔の借りscene2
チェスターはぁ…はぁ…これで全部か…
クレスいきなりだったね油断していたよ
チェスターちっ…オレの昼メシが台無しだぜ
クレス
チェスター何やってんだ?クレス
クレスこれでよし、っと!
クレスはい!チェスター
チェスターこれは…
クレスマーボーカレーを 半分にわけたんだ
クレスさあ、早く食べよう!狩りの続きもしないとだし
チェスター何してんだよ。お前の食う分が減るだろうが
クレスそうかな?僕はチェスターがお腹を空かせて倒れる方が困るけど
チェスターだ、誰がそんくらいで倒れるかよ!
チェスターちっ、わかったよ。半分で食うか
チェスター…ありがとな、クレス
クレスこれであの時の借りを返せた…かな…?
チェスターん?何か言ったか?
クレスいや、なんでもないよ
チェスター…?今日のクレス、何か変だぞ?
クレスの十八番scene1
クレスエステルは、今まで街に出かけた事はないのかい?珍しそうに色々見てるけど
エステルはい。めったに…だから見るもの聞くもの全てが新鮮で、興味深いです
エステルここはパンを売るお店ですね。見た事のないパンがいっぱい…この表面が特徴的なパンは何です?
クレスああ、それはカレーパンだよ
クレス「カレーだけに、食べるとかれえー」
エステル
エステル今の、もしかして、ダジャレ…なんです?
クレスうん。わかってくれたかな?
エステルクレスは面白い人なんですね
クレス喜んでもらえた?だったらこんなのはどう?
クレス「僕はアイスをあいす」
エステル
クレスまだまだいけるよ!次は…
エステルえ、あの、クレス…?
街の女きゃああああっ!魔物が!
エステルた…大変!魔物が出たそうです!今すぐ退治しましょう、クレス!
クレスあ、ちょっと待ってくれ!エステル!
クレスの十八番scene2
エステルふう…何とか魔物は退治できたみたいですね
クレス疲れたかい?だったら…
クレス「そこの椅子に、座っていーすよ」
エステルま…まだ続くんです…?
クレスうん。思いついたネタを、ぜひ聞いてもらいたくて。他にもまだあるよ!
ザッザッザッ…
エステルあれは…
エステル…ウィンドル兵…!いけない、どこかに隠れないと
エステルあの、クレス。ずっと立ち止まっているのも何ですから…移動しません?
クレス次はどれにしようかな…あれがいいかな…それともとっておきの…
エステルあ、あの…ご、ごめんなさい、クレス!
クレスよし、これだ!エステル、聞いてくれ!
クレス「このグラス、いぐらする?」
クレス
クレスあ、あれ?エステル?どこへ行ったんだ?エステルー!

NameDialogue
オレのしるこscene1
ユーリそろそろ煮えて来たな
ユーリさて…うまくいっててくれよ
フレン何をしているんだ、ユーリ?
ユーリよう、フレン
ユーリちょいと下町のガキどもが喜びそうなレシピを手に入れたんでな
フレン見た事のないスイーツだね。黒いスープのような…
ユーリしるこって言うんだと。豆を甘く煮て、ここに団子なんかを入れるんだ
フレン何か手伝おうか?
ユーリあん?いや、大丈夫だ
ユーリ気になるなら、そこで待っててくれりゃ、もうすぐできる
フレンそうか。じゃあせっかくだし、お言葉に甘えて待たせてもらうよ
ユーリ任せときな…って
ユーリおっといけねえ。薪がなくなっちまった
ユーリちょっくら探してくるけど、いいか、絶対に触るなよ?そこでじっと見てろ
フレン?あ、ああ分かった
ユーリフレンが何かしでかさねえうちにさっさと薪拾っても戻らねえとな
ユーリ…ってなんだ?魔物か!?
オレのしるこscene2
ユーリ戻ったぜ
ユーリお前、ちゃんと何もしてねえだろうな?
フレンああ、ここから一歩たりとも動いてはいない
ユーリそりゃまた律儀な事で…
ユーリさて、これで最後のひと煮立ちと
ユーリ…よし、こんなもんだろ。どうだ、食べてみるか?
フレンいい匂いだね。ぜひいただくよ
ユーリどうだ、美味いか?
ユーリちょいと甘さ控えめにしてな、隠し味にこの塩を…
フレンちょっと甘みが少なすぎるね。子ども達には物足りないんじゃないかな
ユーリちょっと待て!勝手に砂糖を入れるなっての!
フレンうーん…まだ足りない気がする。ここは思い切った量を…
ユーリ…フレン、お前、何て事してくれやがる
フレンうん、やはりこのくらいの甘さはないとね
フレンユーリ、君もどうだい?
ユーリオレ、水あめ作ってた訳じゃねえんだけど…
おいしさの秘密scene1
エルユーリって、料理が上手だよね
ユーリそうか?ま、それなりに場数こなしちゃいるけどな。今日のスープはどうだ?
エルうん、おいしいよ
ユーリよしよし、そりゃなによりだ
エル…でもパパの作ったスープと比べたらユーリのスープはまだまだかなー
エルパパのスープ、びっくりするくらいおいしいんだよ!
ユーリへえ、見上げた親父さんだな。けど、そこまで言われちゃちょいとばかし悔しくなってくるな
ユーリよし、晩飯もオレに任せとけ。とびっきりのスープを作ってやる
エル本当に?さっきのスープよりおいしいの?
ユーリああ。だがそのためには、まず材料を集めないとな
ユーリちょっくら行って来るからお行儀よくしてろよ
エルうん!
おいしさの秘密scene2
ユーリ…よし、完成だ。ユーリ・ローウェル特製スープの出来上がりっと
エルうーん、いいにおい!いただきまーす!
ずず…
エル…!
エルこの前のスープと全然ちがう!
ユーリだろ?
エルうん。ユーリのスープも、パパのスープにだいぶ近づいたね
エルでも、どうやったら、こんなにおいしくなるの?
ユーリちっとばかし隠し味を利かせてみた。さっき集めた材料を使って、な
エルあつめた材料…さっきって、魔物と戦ってばかりだったよね?
ユーリだからそれが隠し味の元さ。クラブマンの甲羅に、エレキテルのヒレ。後は…
エルええ~!じゃあこれ、魔物の味なの?
エルもー、ユーリのバカー!
ユーリおい、エル!待てって!
ユーリやれやれ、せっかく作ったってのに。子どもにゃ、ちっとばかし刺激が強すぎたかね

NameDialogue
新しさへの追求scene1
ルークせやあああっ!
ルークよーし!新技、遂に完成したぜ!
ルークヴァン師匠何ていうかな。絶対見てもらわねぇと…
ルークなんとかして師匠に会いに行けねえかな
ティアルーク!
ルークなんだよ、うるせーな。人がせっかく考え事してんのに邪魔すんなっつーの
ティアそんな事を言っている場合じゃないの。すぐそこで魔物が出たわ。あなたも手を貸して
ルークなんで俺がそんな事しなきゃなんねーんだっつーの
ルークそんなの兵隊に任せておきゃ…
ルーク…って、待てよ
ルーク魔物が相手だったら、新しい技を存分に試せるかもな…
ルークよし、いいぜ、ティア。特別に手伝ってやる。感謝しろよな
ティア…?まあいいわ。こっちよ
新しさへの追求scene2
ルークこれで終わりみてーだな
ティアちょっとルーク、なんだったの、さっきの技は
ルークあれか?
ルーク俺が編み出した新しい技だ。勝手に真似すんじゃねーぞ
ティア真似って…あんな見た目ばかり派手で動きの大きい技、実戦じゃ使い物にならないわ
ルークなっ…なんだと!俺の技にケチつけんのかよ!
ルークそれに、お前に見せようと思った訳じゃねえっつーの
ルークヴァン師匠に見せたいんだ、俺は
ティア兄さんに…それはともかく、そうね、技については余計だったわ。ごめんなさい
ルークけっ、今さらだっつーの
ルークお前みたいなのがヴァン師匠の妹だとか、マジ信じらんねー
ルークだいたいお前って師匠からなんか習ったりした事とかあるのかよ?
ティア…あるわ、それくらい
ティア昔の事だけど、色んな事を教えてもらったわ。料理とか
ルーク料理?ヴァン師匠が?
ルーク料理か…料理なんて自分で作るもんって感じしねーけど
ルークヴァン師匠が食べてくれるならやってみてもいいかもな
ルークよし決めた!今度は新しい料理の開発だ!
ルークできたらお前にも食わせてやる!
ティア…遠慮しておくわ
司祭のお言葉scene1
ルークおい、てめえ!こないだはよくもダマしやがったな!
ルーク司祭なら司祭だってとっとと言えっつーの!
フィリアすみません。隠していたわけではないのですが…
ルークはん、とっとと司祭だって言やあこっちの話も早かったのによ。めんどくせーマネしやがって
フィリア…はい、本当に申し訳ありませんでした。あの…お許し…頂けませんか?
ルークま、まあ、そこまで言うなら許してやらなくもねーけどよ!
ルークつ、次から気をつけろよな!
フィリアはい!
フィリア…あの、ルークさん。私、少し気になる事が…
ルークあ?何だよ?
フィリアルークさんのその長い髪は、ずっと伸ばしていらっしゃるのですか?
ルークあー、そうだな
ルーク…って、何でいきなり髪の話になったんだよ
フィリアいえ、あの、それは…
街の男司祭様、魔物が…!
フィリアいけない…!すぐに向かいます。ルークさんはここでお待ちを
ルークはん。お前みたいなトロそうな奴に任せられるかよ!俺も行く!
フィリア…感謝致します、ルークさん
司祭のお言葉scene2
フィリアさすがですね、ルークさん。助かりました
ルークこんなん俺の敵じゃねえっつーの
ルークで、さっきの話は何だったんだ?
フィリアさっきの話…ですか?
ルークもう忘れたのかよ!?俺の髪見て何か言いたそうだったじゃねえか!
フィリアああ!その話ですね!
フィリア実は私、ルークさんを見た時から是非とも三つ編みにして差し上げたいと思っていたのです!
ルーク…はぁ!?三つ編み!?
フィリアはい!そして私と同じ、おさげに!
フィリアいかがでしょうか?とてもお似合いになると思うのですが
フィリアもしよろしければ私が結うのをお手伝い致しますわ。髪留めも差し上げますので…!
ルークだーーーー!!何で俺がお前とお揃いでおさげにしなきゃなんねーんだよ!
フィリアもちろん効果はあります。…髪がまとまっていると剣を扱う時に視界が…
ルークそ、そういう事言ってんじゃねえ!絶対にお断りだっ!お前司祭だろ!こんな事やってねーで仕事しろよ!
フィリアあ、はい。そうでしたね。
フィリアでも、考えてみてくださいね、おさげでなくてもいいですから
ルークし、しねえっつーの!!

NameDialogue
100×2×360=???scene1
ロイドここに、一本の剣がある。これ一本を100とする
コレットうんうん
ロイドこれを右手に持って、さらにもう一本左手に持つ。すると攻撃力は?
コレット200…なのかな?
ロイド正解!やっぱりお前はわかってるな。さすがコレット!
コレットえへへ…
ロイドよし、じゃあ魔物相手に試してみようぜ!
ロイド行くぞ!
100×2×360=???scene2
ロイドやああっ!
グオオオオッ!
コレットうわぁ、すごいよロイド!
ロイドこれくらいどうって事ないさ
ロイドじゃあさっきの続きだ。問題を少し複雑にするぞ
ロイド両手に剣を持った200の状態で、360度回転すると…攻撃力はいくつだ?
コレットええと…72000…?
ロイド惜しい!正解は144000だ!
コレットそんなにたくさん?すごいねぇ~♪
ロイドわかったか?じゃあこの調子で、どんどん魔物を倒すぞ!
コレットうん!
コレットって…あれ?
コレットよく考えたら、何で倍になるんだろ…?
ロイド新手が来たぞ!行くぞ、コレット!
100×2×360=???scene3
ロイドどうだコレット!二刀流は強いだろ?
コレットうん、そだね!
コレットところでさっきの問題なんだけど、どうして倍の144000なの?72000じゃないの?
ロイド一回転につき2回攻撃するから、倍になるんだ!
コレットえ?一回転に2回なら100が2回で200で…72000じゃないの?
ロイド200が2回で、144000だろ
コレットえ、一本の剣は100でしょ?片手ごとに2回攻撃で100かける2をさらに倍で400…
ロイドいいや。両手で200だ
コレットえ?あれ?
コレットよくわからなくなってきたよ…
ロイドコレットも二刀流をやってみたらわかるさ。俺もわかるまで時間がかかったし
コレットさすがロイド…やっぱり凄いよ、ロイドは。私にはとても真似できないよ~
ロイドいやあ…照れるな
はじめてのにくきうscene1
プレセア肉球…
ロイド肉球がどうかしたのか?
プレセア…猫の肉球は柔らかい
ロイド柔らかいな
プレセア…ノイシュの肉球は固い
ロイドまあ、そうかもしれないけど…ノイシュの肉球も、捨てたもんじゃないぞ
ロイドこのしっかりした肉球のお蔭で、ノイシュは俺達を運んでくれたり、助けてくれたりするんだからさ
プレセア…猫の肉球の方がいいです
ロイド実際に触ってみれば、きっと印象も変わるって!おなかの毛もあるし。ほら!
ノイシュキューン、キュオーン!
ロイドあ、どこへ行くんだよノイシュ!
プレセア向こうから魔物が…!
ロイドノイシュが危ない…!
プレセア助けます
はじめてのにくきうscene2
ロイドようやく倒したぞ…お、この魔物にも肉球があるのか
プレセア…固いです
ロイドこれならノイシュの方が、ずっといいな。ほら、プレセアも触ってみろよ
プレセアそこまで言うのでしたら…
…ふにふに
プレセア…気持ちいい
ロイドだろ?
…ふにふに
…ふにふにふに
ロイド
ロイドお、おい、プレセア…そろそろその辺で…
…ふにふにふにふに
ノイシュキュオオーン!
ロイドまずい、肉球マニアの血を目覚めさせちまったか…?
ロイドごめんな、ノイシュ

NameDialogue
何かが足りないscene1
ミラうーん…足りない…
ミラなんだろうかこの満たされない気持ちは…
ジュードミラ!
ジュードこっちに来ていたんだね
ミラおお、ジュード。久しいな
ジュードそれより、どうしたの?何か悩んでるように見えたけど
ジュード僕でよかったら、話を聞くよ?
ミラうーん…言葉で説明するのは少し難しいな…
ミラどう言えばいいのだろう。うまい言い方が思いつかない…
ジュードじゃあ、少し運動してみたら?
ジュード悩んだ時に身体を動かすと、すっきりする事もあるよ
ミラなるほど、それはいい事を聞いた。さっそくやってみよう
ミラさっそくあの魔物の群れに突撃だ!
ジュードミ…ミラ…!?
何かが足りないscene2
ジュードミラ、どう?気持ちはすっきりした?
ミラそれが…さっきよりもますますひどくなった気がする
ぐうう~…
ミラあっ…
ジュードミラのお腹…鳴ったね…もしかして、お腹すいたとか?
ミラああ、そういえばすいているな
ミラおかしいな…さきほど夕食を済ませたばかりなんだが…なぜこうも腹が減るのか…
ジュードまさか、足りないっていうのは…
ミラああ、そうか。私は腹が減っていたのか
ミラだから、何か足りない気がしていたのだな
ジュードはは…そうだね。お腹の虫の事は考えてもわからないよね…
ジュードじゃあ、何か軽く作ろうか?
ミラありがとう。それじゃあ…
ミラサンドウィッチにプリンパン、オムソバにたこ焼きラーメン、豆腐せんべいに牛丼にサイダー飯…
ジュードちょ、ちょっと、ミラ!
ジュードそんなに作れない…ていうか、そんなに食べられないよ!
ミラうむむ…腹の具合の事を頭で考えるのは難しいな…
強くなるためにscene1
スパーダミラ!魔物が1体そっちへ行ったぞ!
ミラ抜かりはない。任せろ!たああっ!
ズバッ!
ミラよし。これでこの辺の魔物は、あらかた片付けたな
スパーダずっと一緒に戦っているお蔭で、オレたちの息も随分合ってきたんじゃねえか?
ミラああ
スパーダしかしミラの剣の腕は、大したもんだな。まさにスゴ腕って感じだぜ
ミラスパーダの実力も、なかなかのものだ
スパーダいや、ミラに比べたら、オレなんてまだまだだ
スパーダそこまで上達するのに、一体どれだけの修羅場を潜ったんだ?
ミラ修羅場か…今までそんな風に考えた事はなかったが、そうだな…
ガアアアアッ!
スパーダ新手の魔物か!?いい加減しつこいぜ!
ミラ文句を言っても始まらない。とにかく、撃退するぞ!
強くなるためにscene2
ミラこれでとどめだ!
ザシュッ!
スパーダお見事!今度こそ終わったな
ミラそうだな
スパーダやっぱりミラの剣はすげえな。間近で見るとよりそう思うぜ
スパーダどうやったらそんなに、強くなれるんだ?
ミラ強くなりたくて、なったのではない。なすべき事をなすうちに、自然とこうなったのだ
スパーダなすべき事をなす、か…
ミラスパーダにも、スパーダなりの、なすべき事があるのだろう?そういうのは、見ていればわかる
スパーダ…まあな。否定はしねえよ
ミラなすべき事があって、そこに真剣に向かい合っていれば、自ずと強くなれるはずだ
スパーダもしかしてオレ、励まされているのか?
ミラさあな。どう受け取るかは、お前の自由だ
スパーダ不思議な女だな、ミラは。まあ元気が出たのは確かだが
スパーダよし、それじゃ張り切って行くか!これからもよろしく頼むぜ、ミラ!
ミラああ。こちらこそ、よろしくな

NameDialogue
騎士の休日scene1
シェリアアスベル、久しぶり。元気そうでよかったわ
アスベルシェリアもな
アスベルウィンドルの観光をって話だがどんなところが見たいんだ?
シェリアそうね…スイーツや服のお店がいいわ。女の子に人気の
アスベルわかった。同僚からいい店を教えて貰ったんだ。そこへ案内するよ
シェリアそれにしても、よく休暇が取れたわね
アスベルああ、故郷の幼なじみが来るって話を上官にしたら色々と配慮してくださったんだ
シェリアいい上官ね
シェリアアスベル、あとでお土産買わなくちゃ
アスベルそうだな
街の女誰か、誰か来て!
シェリア何かしら…
アスベル行ってみよう
シェリアケンカだなんて、怖いわね…
アスベルだが、誰もケガをせずに済んでよかったよ
シェリアアスベルったら、いきなりケンカしてる二人の間に入って行くんだもの、驚いたわ
アスベルはは…
女の子うわーん!ママー!どこーー!?
シェリアあれは…
シェリアあの迷子の女の子、お母さんに会えてよかったわね
アスベルああ
アスベルそれじゃあ、行こう
街の男うわあああ!魔物だ!魔物が現れたぞ!誰か、早く騎士を!
アスベルシェリアは危ないから宿に戻っててくれ
シェリア待って、私も行くわ!
騎士の休日scene2
アスベルよし、片付いたな。状況の説明はしたしあとは騎士団に任せよう
シェリアねえ、アスベル、騎士の仕事っていつもこんな感じなのかしら?
アスベル急にどうしたんだ?
シェリア今日、一緒にいてとても忙しいんだなって思ったの。大変じゃない?
アスベルでも、これがみんなの幸せに繋がると思えば、これくらい平気さ
シェリアアスベル…
シェリアあっ、いけない…。もうこんな時間…
アスベルそうか…。今日、帰るんだったな
アスベルすまない、シェリア。案内できなくて…
シェリアううん、アスベルが普段どんな事をしてるのかがわかったからよかったわ
アスベルそうか。次来た時は、必ず案内するよ。約束だ、シェリア
シェリアええ。その時を楽しみにしているわね
兄弟scene1
アスベルあ、ヒューバートじゃないか!
ヒューバート…兄さん。こんなところで奇遇ですね
アスベルそうだな、まさか任務中にお前に会えるなんて思わなかったよ
ヒューバートはい。お元気そうでなによりです
ヒューバートしかし兄さん、大丈夫なんですか?
ヒューバート最近、バロニアについてあまりいい噂を耳にしませんが…
アスベル…そう、なのか
ヒューバートええ、リチャード王の行いについて不満を抱く国民も多いようです
ヒューバート僕としても、これ以上放っておく事はできないと思っています。兄さんはどうして…
アスベル…分かってる
アスベルどうすればいいか、分かってるんだ
ヒューバート…そうですか。なら、僕からいう事は何もありません
アスベルけど、ヒューバート…俺は…
街の女きゃああ!誰か、誰か助けて…!
アスベル女性が盗賊に捕まっている…!
ヒューバート…ようやく見つけました
ヒューバート近頃この付近で強盗を繰り返している輩がいると聞いたので見張っていたんですよ
ヒューバートちょうどいい、兄さんも手伝ってください
アスベルもちろんだ!いくぞ、ヒューバート!
兄弟scene2
アスベルふう。終わったな
ヒューバート思ったより時間がかかってしまいましたが、まぁいいでしょう。助かりました
アスベルもう行くのか?
ヒューバート捕まえた強盗を連行しないといけないので
アスベルそうか…
ヒューバート…兄さんは、自分が思った通りに進めば良いと思います
ヒューバートそれがきっと、みんなの道になります
ヒューバートそれでは、時間も無いのでこれで失礼します
アスベルああ
アスベルありがとう、ヒューバート

NameDialogue
ヘアカットscene1
ルークちっ…イライラする…
ルークなんだかしらねえけど、ムシャクシャして仕方がねえ!
ガイ落ち着けよ、ルーク。そういう時はたいがい、つまらない事が原因だったりするもんさ
ガイ例えば…やたら伸びっぱなしの前髪がうっとうしい、とか
ルークよ、余計なお世話だっつーの
ルーク別に好きで伸ばしてんだ。切ったりしないからな!
ガイそうか?意外とさっぱりして気持ちいいかもしれないぞ
ガイほら、切ってやるから、こっちに来いよ
ルークじょ、冗談じゃねえって!素人に触らせて変な髪形にされてたまるかよ!
ガイおい、ルーク、待てって!そっちには確か魔物の群れが…!
ルークマジかよ!
ルークって、髪を切られるより、魔物のほうがまだましだっつーの!
ヘアカットscene2
ガイどうやら魔物は退けたようだな
ガイルーク、さあ髪を…
ルークしつこいぞ、ガイ!嫌なもんは嫌だっつーの!
ガイそう言うなって。本当は結構気になっているんだろ?
ルーク…いいって。髪くらい、どうって事ねーよ
ガイ本当か?
ガイ俺はお前に、イライラの原因をなくしてもらいたいんだがな
ルークな、何だよ、それ。ガキ扱いするな!
ガイ別にそういうつもりで言った訳じゃないんだが…
ルークだー、あったま来た!こうなったらガイ、俺がお前の髪を切ってやる!
ガイ意味分からないぞ、それ
ガイ落ち着けって…ってダメか
ガイそれじゃ退散退散
ルークこのっ、待ちやがれ!虎刈りにしてやるっ…!
ガイははは。頭冷やさなきゃ俺を捕まえる事はできないぜ?
ルークくおのおおおおッ!
大魔王再びscene1
ガイやれやれ。じゃんけんに負けて、俺達が買い物当番になるなんてな
ティアぼやいても仕方ないわ。早く済ませて、戻りましょう
ガイ…へえ。ここの市場は、随分賑わってるんだな。店も多いし…
ティアそうね。これだけ品物が充実していると、人出が多いのも頷けるわ
ガイええと、何を買うんだったかな。野菜は確かピーマンにトマト、それからホウレンソウ、ニンジン…
ティアそれと豚肉と鶏肉と…魚は…何にすればいいかしら
街の男大変だ!市場の近くに、魔物が出たぞ!
ガイ魔物だって!?穏やかじゃないな
ティア魔物が市場に乱入したら、大変な事になるわ。そうなる前に撃退しましょう
ガイそうだな、急ごう!
大魔王再びscene2
ガイとんだ邪魔が入ったな。それじゃ、買い物を再開するか
ティアそうね
ガイ…それにしても、さっき戦っている時、やけにまわりに見物人が多かったな
ティアガイは女の子から、随分歓声を浴びていたわね
ガイ近付いてさえ来なければ、声くらい、いくらかけてくれてもいいけどな
女の子あ、さっき魔物を倒した人ですね!すごくかっこよかったです!握手してください!
ガイうおっ!?
ティア…!
ドガシャーン!
ガイいてて…いつもの癖で、つい反射的に飛び退いたら、ティアにぶつかっちまった…
ガイティア、すまなかった。怪我はないか…?
ふにっ
ガイん…この手応えは…
ティアちょっと、ガイ
ガイ…って、まさか!
ティア
ガイわああっ!?す、すまない、ティア!わざとじゃないんだ!
ティア信じるわ。でもだからといって許される訳じゃないから
ガイま、待ってくれティア!本当にわざとじゃないんだ!
ガイ頼む!!待ってくれ~~!!

NameDialogue
メロンはどこだ?scene1
しいなお疲れ、精が出るね差し入れ持って来たよ
ゼロスお、なんだ、気が利くじゃねーか。どれどれ…
ゼロスおお、フルーツポンチか
しいなわざわざ用意したんだからちゃんと食べるんだよ
ゼロスお、おう
ゼロス…って、おい、何だこりゃ!?
しいなど、どうしたんだい!?
ゼロスメロンが…メロンが入ってねえ!
しいな何を言い出すかと思えば…仕方ないだろ。手に入らなかったんだからサ
ゼロスだめだめ、やり直し。メロン入りじゃなきゃ俺さまは食わねえぞ!
しいなわがままばっかり言うんじゃないよ。ないものはない。あきらめな
ゼロスいいや…あるはずだ…お前、俺さまに内緒で食おうとして隠してるんだろ
しいなはあ!?なんでそんな事…あんた、バカなんじゃないのかい
しいなもういいよ。せっかく持ってきてやったのに。あたし一人で食べる!
ゼロスおい!そっちは魔物が…!
メロンはどこだ?scene2
しいなふう。どうなるかと思ったけど、何とか魔物を片付けたね
ゼロス魔物なんてどうでもいい。お前の隠してるメロンを、さっさと出せ!
しいなはあ?あんたまだ、そんな事言ってんのかい。ない物はないって何度…
ゼロスとぼけんな!その胸に隠してるのは、ズバリ、メロンだろう!
ゼロスしかもでかいのを二つも…ぬぬぬ…許せん!
しいなちょっと!何すんのさ、気安く触ろうとするんじゃないよっこのアホ神子!
ゼロスドカッ!
ゼロスぶはっ!おぼれる!フルーツポンチにおぼれる…!
しいな…まったく。フルーツポンチで顔でも洗って反省しなっ!
ゼロスふぁい…
そりゃねーぜscene1
ウギャアアアア!
ドサッ
ゼロスはあ…はあ…
ゼロス余裕ぶって一人でここまで来ちまったが…
ゼロスさすがにこれだけの数の魔物を相手するのはつらいな…
ゼロス(む…っ!?何かの気配…!)
???きゃああっ!?
ゼロス何だ、しいなじゃねーか。魔物かと思ったぜ…こんなところで何やってるんだ!?
しいなアイテテ…
しいなん?ゼロスじゃないか
しいなきゃああ!
ガルルル…
ゼロス何だ、お前までこいつらとやり合ってたのかよ!
しいなあぁ…こいつのねぐらに突っ込んじまって追われているのさ…
ゼロスまったくドジなお前らしいな!
ゼロスずいぶん苦戦してるみてーだけど大丈夫なのか?
しいなあ…あたしは大丈夫だよ!それよりもあんたの方がボロボロじゃないか
ゼロスお…俺さまは余裕だぜ!これくらい、朝メシ前よ!
ゼロスお前が困ってるなら、助けてやってもいいぜ?
ゼロスその代わり、礼はもらうけどな
しいな礼って、何が欲しいんだい?
ゼロスとぼけんなって。女が男にする礼って言ったら、そんなの決まってんだろ。…な?
しいな…!
しいなこんな時に、くだらない事言ってんじゃないよ!このアホ神子!
バシッ!
ゼロスいてえ!
しいなまったく、あんたって奴は…あいつらはあたしがまとめて倒す!あんたの助けなんかいらないよ!
ゼロスおい、しいな!
そりゃねーぜscene2
しいなはあ…はあ…まとめて倒すなんて、タンカ切っちまったけど…
しいなさすがにちょっと、荷が重かったかねぇ…
ギャオオオオオッ!
しいなくっ…!もう駄目…!
バシイッ!
ゼロスふう…
しいなゼ、ゼロス!?あんた…
ゼロスしいなを苦しめやがって…おいたが過ぎたようだな、お前ら
ゼロス温厚な俺でもさすがに怒るぜ。本気の戦いを見せてやる。覚悟しろ!
そりゃねーぜscene3
ゼロスやれやれ。やっと片付いたか
しいなゼロス…ありがとう。お蔭で助かったよ
ゼロスなあに。これくらい、どうって事ねーよ
しいなあんたはふざけてばかりだけど、決める時は決めるんだね。見直したよ
ゼロスまあな
ゼロスじゃあ感謝の気持ちって事で、お礼をもらってもいいよな?
しいなちょっと、何あたしに向かって、手を伸ばしてんのサ!?
ビシッ!
ゼロスいってえ!助けてやったんだからいいだろ、このケチ女!
しいな馬鹿言ってんじゃないよ、アホ神子!
しいなまったくあんたって奴は…見直すって言ったのは取り消すよ!この最低神子!
ゼロスせっかく助けてやったのに、そりゃねーぜ…

NameDialogue
なぞなぞscene1
ファラあ、リッド!今日の仕事は終わったの?
リッドああ。ちゃんと必要な分の獲物は仕留めてきたぜ
リッドじゃ、オレは帰って寝るわ
ファラわたし、お仕事休憩中でちょっと退屈だったんだ
ファラねぇ、なぞなぞ解いてかない?
リッドはぁ?なぞなぞってなぁ…子どもじゃないんだぞ
ファラ難しくって面白い問題、出してあげるから!
リッドはあ…。わかったよ
ファラそうこなくっちゃ!じゃあいくよ。えっとね…
ファラいつも違う姿だけど、顔は同じなの、なーんだ?
リッド違うのに同じっておかしくないか?姿が違うなら、顔も違うんじゃねえのか?
ファラそれが同じなの。それでもって、美味しいんだよ。さー、なーんだ?
リッド食い物に顔なんかないだろ…いや待てよ、鳥とか魚ならあるか
ファラブー。はずれ!じゃあヒント
ファラこれは人です!
リッド人なのに美味いって…これ、人が食われるとか、そういう話じゃないだろうな
ファラちがいまーす。あくまで例えだよ。なぞなぞなんだから!
リッドうーん…いくら考えてもわかんねーな…
ファラはーい、時間切れ!リッドには罰ゲームとして、もう一回狩りに行ってもらいます!
リッドお、おい。マジかよ…
なぞなぞscene2
リッドはあ、はあ…。ったく、何が罰ゲームだよ。食料はその日の分あればいいだろ
ファラお帰り、リッド!わたしのなぞなぞ、どうだった?
リッドどうもこうもねえよ。やっぱなぞなぞは、解けなきゃつまんねえだろ
リッドオレならちょっと考えればわかる問題を出すけどな
ファラふうん。たとえばどんなの?
リッドオレの幼馴染みで、「イケるイケる!」が口癖の危なっかしいの、だーれだ?
ファラまさか…わたしとか言うんじゃないでしょうね
リッド正解!ほらな、簡単で解けて嬉しいだろ?
ファラええー…そんなのなぞなぞでも何でもないじゃない!あと簡単過ぎるの禁止!
ファラリッド、もう一問出してよ!
リッド…オレ、もう帰って寝たいんだけど
何をしてるの?scene1
ファラよし、このペースならきっと大丈夫だよね!
リッド何が大丈夫なんだ?
リッド何をそんなに急いでるんだよ
ファラはあ、はあ…それから、ええと…
ファラちょっと距離的には無理だったかも知れないけどそこはまあ、何とかなる!
リッド距離?おい、ファラ。何の話だ?
リッドだ、だから待てって…!
ファラよっし、大丈夫!イケる、イケる!
リッドおい!オレの話聞けよ!
ギャオオオオッ!
リッド魔物!?おい、ファラ、止まれって!
ファラもう!邪魔はさせないよ!絶対止まってなんてあげないんだから!
何をしてるの?scene2
ファラはあ…はあ…魔物と戦ってたら、思ったより時間かかっちゃったな
リッドったく。止まれって言ってんのに何をそんなに急いでたんだよ
ファラはあ、はあ…もうちょっと早く着きたかったな。これは次の課題にしようかな
リッドおい、ファラ!オレの話聞けって言ってんだろ!どうしたんだよ!
ファラ…よーし、ゴール!
リッドゴ、ゴール…?
ファラあ、ゴメンね、リッド。夢中になっちゃって。実はこの場所まで休まずに走るって決めてたんだ
ファラ途中で魔物が出てきたのは予想外だったけど、リッドが倒してくれたから、ちゃんとゴールできたよ!
リッドったく…そういう事は、早く言えっての
ファラごめんごめん。あ、魔物を倒してくれたのもあるけど、リッドにはもう一つ感謝しなくっちゃね
リッドは?何だよ?オレ、何もしてねえぞ?
ファラ実はね、リッドが途中から一緒に走ってくれたから、何かすごく調子がよかったんだ!ありがとう!
リッドこっちはしなくてもいい運動をして、すっかり疲れちまったよ…。ったく。今度やるときは先に言えよ!

NameDialogue
スター誕生scene1
ルビアねえカイウス、聞いて聞いて。あたしさっき、街でスカウトされちゃったの!!
カイウススカウト…?
ルビアこれってやっぱり、あたしがかわいいからよね?カイウスもそう思うでしょ?
カイウスさあな。オレにはそういうの、よくわからないよ
ルビアこれをきっかけに、大スターになっちゃったらどうしよう?
ルビアねえ、あたしどうしたらいいと思う?
カイウスそんな心配する必要ないだろ。あんまりうぬぼれるなって
ルビアひどい。何よその言い方!
ルビア…あ、わかった
ルビアカイウス、うらやましいんでしょ?
カイウスそんな事あるわけないだろ!
カイウス…はあ、もうこの話はやめようぜ。オレは行くからな!
ルビアあ、ちょっと待ってよカイウス!もう!!
カイウスルビアの奴…スターなんて言ってるけど、そんなのになれるわけがないだろ
通りすがりの男聞いたか?街で魔物が暴れて人が襲われているって!
通りすがりの女ほんとに!?こわいねぇ…無事だといいんだけど…
カイウス街が魔物に襲われている…!?大変だとにかく、放ってはおけない!
スター誕生scene2
カイウスよし、何とか撃退できたな
ルビアあ!カイウス!ここにいたのね!
ルビアカイウス…さっきはその…ごめんね一人で盛り上がっちゃって…
カイウスいいんだ、ルビア。オレも、もっとルビアの話を聞くべきだったよ
カイウスだから…オレもごめん
???いやー!助かったよ!!
カイウス&ルビア???
スカウトマン危ないところだったよ!!助かった!君、本当に強いんだね
ルビア(あ…!さっきあたしを スカウトした人…!)
スカウトマン素晴らしい身のこなしだった!君こそ未来の大スターだ!どうだい?スターを目指さないか?
カイウスえ、オレ!?いや…、オレは…
スカウトマンさぁ、明るい未来のために今から食事でもしながら話そうじゃないか!!
ルビアえ、カイウスだけ?あたしは?
ルビアもしかして、あたしよりも、カイウスのほうがずっと魅力的だって事!?
ルビアなにそれ!
ルビア…でもそれを怒って、またカイウスと喧嘩になっても嫌だし…
ルビアもー!あたしを置いて行かないでよー!
うわの空?scene1
ルビアねえカイウス、さっきの街には、かっこいい人がいっぱいいたわね!
カイウスん?そうだったか?
ルビアそうよ。みんなカイウスより背も高いし、すごく優しそうだったわ
カイウス
ルビアカイウス?
カイウス…ああ、何だ?
ルビアああ、って…。どうかしたの、カイウス?
カイウスどうかしたって、何が?
ルビア何って、あたしが話してるのよ!もっと聞いてくれてもいいじゃない!
カイウス…ああ、そうだな
ルビア…カイウス…?
ルビアカイウス、どうしたのかしら。…もしかして、どこか調子が悪いんじゃ…
街の女誰か来て!向こうに魔物が!
カイウス大変だルビア、助けに行くぞ!
ルビアえ、ま、待って!
うわの空?scene2
カイウスふう…。これでもう大丈夫だな
ルビアねえ、カイウス、あなた大丈夫?
カイウスなんだよ、急に。怪我ならしてないぞ
ルビアえっと、そうじゃなくて…どこか体の調子が悪いとかそういうのはない?
カイウス体におかしなところなんかないぞ
ルビアじゃあ、なんなの…?
カイウス難しい顔してどうしたんだ、ルビア。さっきから様子が変だぞ?
ルビアあたしはおかしくないわよ!変なのはカイウスの方なんだから!
カイウスはあ?オレが?オレのどこが変なんだ?
ルビアさっき、街の男の人の話をした時、何も言わなかったじゃない
カイウス…そんな話してたか?
ルビアえ?まさかカイウス…聞いてなかったの!?
カイウスごめん、ルビア。さっきまでちょっと考え事しててさ…
カイウスほら、この街を出発するにしても色々と買わなきゃいけない物とかあるだろ?それを…
ルビアカイウスのバカ!人の心配を何だと思ってるのよ!もう!
カイウスいてて、叩くなって!
カイウス確かに話を聞いてなかったのは悪かったけど、他にオレが何したってんだよ!

NameDialogue
大切なプレゼントscene1
ジーニアスあ、あの、プレセアは悩みとかない?も、もももし困ってる事があったら、何でもボ、ボクに相談してよ!
ジーニアスボク、どんな事でもいいから、ププ、プレセアの力になりたいんだ!
プレセア私なら大丈夫です。…ありがとうございます
ジーニアス気にしないで。ボクは自分でしたくて、やってるだけなんだから
プレセアジーニアス、これ…あげます…。いつも…助けて貰っているから…
ジーニアスこ、これは…プレゼント?プレセアがボクに?
プレセアはい…
ジーニアスあ、ありがとう!すごく嬉しいよ!開けてもいい?
プレセアどうぞ…
ジーニアスよかった。じゃあさっそく…
ガウウウウッ!
プレセアあ、魔物が…
ジーニアスあーっ!プレセアからのプレゼント盗られた!
ジーニアス何て事を…許せない!絶対に取り戻してやる!
大切なプレゼントscene2
ジーニアスよかった。やっと取り戻せたよ
プレセアジーニアス、無茶しないでください。プレゼントは…また作ればいいですから…
ジーニアスそんなのダメだよ。せっかくプレセアにもらったプレゼントだもの
ジーニアスじゃあ、今度こそ開けるね。…それっ!
ジーニアスこ、これは…!
プレセア…木彫りの熊です
ジーニアスそ、そうだね…
ジーニアス(これもらうの、3回目だな…)
プレセア嬉しくなかったですか…?
ジーニアスそ、そんな事ないよ!嬉しい、嬉しいよ、うん!!
ジーニアスほら、この鮭を銜えてるところとか、背中の模様とか、すごくいいよね!いいものもらっちゃったなあ~
プレセア…そうですか。喜んでもらえたならよかったです
ジーニアスはは…
ジーニアス(前にも貰った事あるけど プレセアがボクのために 作ってくれたんだし、うん…!)
頑張るジーニアスscene1
ジーニアスよっ、ほっ、とっ!
カン!カン!カン!
プレセア…ジーニアスは、けん玉が得意なんですね
ジーニアス昔からずっとやってるからね。色々な技を覚えるのが楽しくて
プレセア…そんなにたくさん、技があるんですか?
ジーニアス興味ある?じゃあちょっと見せるね
ジーニアスそれっ、つばめ返し!世界一周!
プレセアぱちぱちぱち…
ジーニアス(プレセアが拍手してくれた…! 嬉しい、嬉しいよ~!)
街の男魔物だ!
プレセア…!
ジーニアスまだまだこんなものじゃないよ。次はとっておきの大技を見せるね!
プレセアそんな事より、早く行きましょう。人が魔物に襲われています
ジーニアスわ、わかった急ごう!(そ、そんな事って…ガーン)
頑張るジーニアスscene2
プレセア…はっ!
ギャウウッ!
ジーニアス(やっぱり、プレセアは強いなあ…)
プレセア…ジーニアス、動きが止まっています。真面目に戦ってください
ジーニアスえ、あ…ごめん
ジーニアス(いけない、人の命が関わってるんだ 戦いに集中しないと!)
ギャウウウウ!
ジーニアス新手の魔物だ!よし、あいつはボクに任せて!
頑張るジーニアスscene3
ジーニアスよーし、勝ったぞ!
ジーニアスねえプレセア、ボクの活躍、見ててくれた?
プレセアさっきの戦いは前に出すぎでした。前衛は私にまかせて、次は後衛をお願いします
ジーニアスそ、そうだね。ごめん、気をつけるよ
プレセアジーニアスが後衛にいてくれると、みんな心強いです
ジーニアスほ、ほんとに?よし、後衛はまかせてよ
ジーニアス(プレセアに認められてる! よし、次も期待に応えるぞ)

NameDialogue
怒ってるんじゃない!scene1
メルディうーん…うーん…
キールどうした、メルディ拾い食いでもしたのか?
メルディ違うよぅ!拾い食いなんてしてないよぅ
メルディ…なんだか、オナカ、痛いよ…
キール何だって?薬は飲んだのか?
メルディそれがな、なかったよ。カバン、からっぽ
キールそれは迂闊だったな
キールもう街から離れてしまったし…。戻るわけにも行かない
キール…そうだ!薬草が生えているかもしれない
キール…仕方ない
キール採って来てやるからお前はここで待ってるんだ。いいな
メルディあ、キール!
メルディうう、もういないか…
怒ってるんじゃない!scene2
キール…これは違う…あれも違う…
キールくそっ、どうして見つからない!?
キールこの群落なら確実に生えているはずなのに…
キール…言い切った以上は必ず持ち帰ってみせる
キールん、あれは…?
キール間違いない、これだ。この薬草さえあれば!
ガルルルル!
キール魔物か。…ぼくは急いでいるんだ。邪魔をしないでくれ!
怒ってるんじゃない!scene3
メルディキール!
キールメルディ、大丈夫か?
キール薬草を見つけてきたぞ。煎じて飲めばすぐに治るはずだ。待ってろ
メルディあ、あのな。それがな
キール何だ。早く言え
メルディ実は、もう一回カバン探したら、薬が残ってたよ
メルディご、ごめんな…
キール…何だって!?
キールなら、もう腹痛は治ったんだな?
メルディ…はいな
メルディキール、ごめんな。怒らないでほしいよぅ…
キール…ふん。くだらなくて怒る気にもならないね
メルディでも…せっかくキールが薬草、探してくれたのに…ごめんな…
キールぼくは怒ってない!
キールただ、次は騒ぐ前にもう一度持ち物を確認しろ。それだけだ!
メルディあう…わかったよぅ。ごめんな
キールもういいって言ってるだろ!お前の腹が治ったならいいんだ!
キール…わ、わかったな!
メルディバイバ!キール、おこりんぼだけど優しいよ。…ありがとな!
落とし主は誰?scene1
メルディキール、ちょっといいか?
キール何だメルディ。ぼくは忙しいんだ。用があるなら手短に…
メルディあそこに、変な包みが落ちてるよ。キール、誰のか知ってるか?
キール変な包み…?
キール…!!
メルディ…キール?
キール(あ…あれは…! あんなところに置いてあったのか)
キール(あの中身がぼくのものだと いう事を知られるわけには…!)
キール(なんとしてもメルディには 隠し通さないと…!)
メルディ落し物か?そのままにしておくのは良くないよ
メルディメルディ、拾ってくる
キールい、いや!メルディ!ここはぼくが拾ってくるからお前はそこで待っていろ!
メルディ?変なキール
メルディ
メルディバイバ!キール、向こうから魔物が来るよ!
キール何っ!?
落とし主は誰?scene2
キールはあ…はあ…これでようやく終わったか。まったく、次から次へと…
キール…そうだ、包みは?
キール魔物と戦うのに夢中で、すっかり忘れていた!
メルディここにあるよー
メルディええとな、中が入ってるのは…
キール…!
キールメ、メルディ、やめろ!その包みを開けるな!
メルディあ、パンツかー。キール、この包みが中身、パンツだったよ~
キールパンツとか言うな!
キール恥じらいというものが無いのか、お前は!
メルディパンツが悪くないよ
メルディなあなあ、これ、キールのじゃないのか?
キール
キールぼ、ぼくのじゃない!ぼくはこんな変な柄のパンツなんてはかないぞ!
メルディそうか?前メルディがファラと洗濯してた時、そのパンツが模様、キールのって聞いた
キールな、何だと…!しまった…!!
メルディキールはヘンな模様のパンツが好きな!
キールち、違う!ぼくは…パンツなんて…こんな柄のパンツなんて…!
メルディ…はかないのか?

NameDialogue
ぼくの成長scene1
ジェイ最近はぼくも、だいぶ成長したと思うんですが…モーゼスさんの目にはどう映りますか?
モーゼス成長?どこがじゃ
モーゼスワイが初めて会うた時からワレの背は全然伸びとらんじゃろが
ジェイ誰も背の事なんて言ってませんよ。全然別の話です
モーゼス何じゃ。ならどこの話しとるんじゃ。ああん?
ジェイ何でそう無駄に喧嘩腰なんですか
モーゼスワイと男勝負するっちゅうならいつでも受けてやっちゃるぞォ!
ジェイちょっと、何やってるんですか!いい加減にしてくださいよ!
モーゼスつまりどういう事じゃ?
ジェイだから!
ジェイ何でわからないんですか!こういう事ですよ!
モーゼスどこ行くんじゃ、ジェー坊!そっちには魔物がおるぞォ!
ぼくの成長scene2
ジェイどうです?
ジェイモーゼスさんの頭がどれほど残念でも、これでさすがにわかったでしょう
ジェイぼくが成長したといったのは、自分の戦いぶりの事ですよ
モーゼス何じゃ、そがあな事か。紛らわしい言い方すんな。頭がこんがらがるわ
ジェイ単純なくせに、こんがらがる事もあるんですか
ジェイ…まったく、モーゼスさんの頭の中身も全然成長していないようですね
モーゼスそれだけワイが、完成されてる男っちゅう事じゃな
ジェイ嫌味も通じない…駄目だ、この人
モーゼスクカカカカ!
男の中の男scene1
モーゼスグゴゴ…グオオ…
ジェイまったくこの人は、昼間から…起きてください、モーゼスさん!
モーゼス…グゴ?オウ、何じゃジェー坊。せっかく気持ちよく寝てたっちゅうに
ジェイいい加減にしてください。いくら最近は比較的平和だからって、だらけすぎですよ
モーゼスいざっちゅう時に力を出せれば、それでええんじゃ
ジェイそんなだらしない生活態度で、いざという時に対応できるとは思えませんけどね
モーゼス何じゃ、疑うんか。だったら試してもええぞォ
ジェイ…わかりました。じゃあ試してみましょう
ジェイ今からあの木のところまで競争です!ぼくの走りについて来られますか!?
モーゼス駆けっこ勝負か。望むところじゃ!
男の中の男
ジェイくっ、なかなかやりますね。寝起きのくせに
モーゼスこんくらい余裕じゃ。まだまだいけるぞォ!
ジェイ…!向こうから魔物が!
男の中の男scene2
ジェイはあ…はあ…結構大変でしたね
モーゼスあんくらい何ともないわ。ジェー坊はもうバテたんか。まだまだ鍛え足りないようじゃの
ジェイ…モーゼスさんの体力が底なしだという事は、わかりました
モーゼスほうじゃろ?いざっちゅう時は任しとけ。ジェー坊の事も守っちゃる
ジェイ何でぼくがあなたに守られないといけないんですか
モーゼスジェー坊もワイにとっちゃ家族みたいなもんじゃ。守るのは当然じゃろが
ジェイ…!
ジェイ…モーゼスさんにかかると、顔見知り程度の間柄でも、みんな家族扱いされそうですね
モーゼスほうかもしれんの。別にええじゃろ。それはそれじゃ。クカカカカ!

NameDialogue
寝ている時は…scene1
マオすう…すう…
ユージーンフッ…こうして寝ている時は、マオも年相応の子どもに見えるな
マオユージーン、危ないよ…そんなに無茶しちゃダメだってば
ユージーン俺が無茶?ああ…寝言か
ユージーン普段の言葉遣いは特徴的だが、寝言では普通のようだな
ユージーンいつまでもあの口調では成人した時、困る事になるだろう。何とか直してやりたいものだが…
マオふああ…
マオあれ?ユージーン?どうしたの?
ユージーン気持ちよさそうに眠っていたな。調子はどうだ?
マオ全然大丈夫!すっごくいいヨ!
ユージーン…マオ、以前にも言ったが、「全然」は否定を伴って使う言葉だ
マオもう、わかってるヨ!
マオそれより、今日のごはんは何かな?ボクお腹ペコペコなんだケド
ユージーンお前は特徴的な言い回しをするが寝言ではそれが出ていなかった。意識すればその言葉遣いも…
マオもう、ユージーンまでボクを子ども扱いしないでヨ!
ユージーン待て!どこへ行く!この辺は魔物がいて、危険だぞ!
寝ている時は…scene2
マオボクに勝てると思った?たああっ!
ギャウウッ
マオふう…倒しても倒してもキリがないヨ…
マオあ~あ。お腹すいた…
マオもう。ユージーンがお説教するからいけないんだヨ…。ボクを子ども扱いするから…
マオ痛っ…魔物にやられちゃったかあ
マオこのままじゃ危ないし…。ユージーンに助けてもらうのもなあ…
ガウウウ!
マオしまった!
寝ている時は…
ユージーンマオ、大丈夫か!
マオユージーン!
寝ている時は…scene3
マオユージーン…ボク…
ユージーン…マオ、俺が悪かった。お前は、お前らしくしていればいい
マオ…ボクは、ちゃんとユージーンの話を聞けばよかったと思うヨ。…ボクの事、心配してくれたのに
マオ…ごめんなさい
ユージーンもういい。さあ、腹が減ってるだろう。食事の用意をしておいたぞ
マオわあい!ありがとう、ユージーン!
マオじゃなかったら?scene1
マオねえねえ、ユージーン
ユージーン何だ、マオ
マオボクの「マオ」って名前、ユージーンがつけてくれたじゃない
ユージーンああ、そうだな
マオ「マオ」の他は考えなかったの?
ユージーンさあ、どうだろうな。マオという名は嫌だったのか?
マオううん。そんな事ないヨ!
マオでも、他に考えなかったのかなってちょっと気になっただけ
ユージーンふむ…。まあ、他の名を考えてみてもいいが…
街の男魔物だ!魔物が出たぞ!誰か助けてくれ!
マオ大変だ、助けにいかなくちゃ!
マオじゃあユージーン、あとでボクの他の名前、考えてみてネ!
ユージーン無茶な事を…
マオじゃなかったら?scene2
ユージーン魔物の数が多い。なかなか終わらんな
マオどう?他の名前、思いついた?
ユージーンヒトにつける名は大事なものだ。簡単に思いつくはずがない
マオうーん、そっかあ
ガルルルル!
ユージーンこいつは強そうだぞ
マオここはボクが頑張るから、ユージーンはボクの名前を考えてヨ!
ユージーン構わんが…。何をそんなにこだわっているんだ…?
マオじゃなかったら?scene3
マオふう。何とか終わったネ!
マオそれでユージーン、どう?他の名前、考えてくれた?
ユージーンふむ…そうだな
ユージーンこんなのはどうだ?まずは「ロックスコーピオン」
マオそれ、魔物の名前だよネ
ユージーンなかなか強そうだと思うがな。あとは「モルゲンシュテル」
マオボクは武器じゃないヨ!
ユージーンそれから…「アカトゲサボテン」
マオ…うーん。ユージーンがボクを「マオ」ってつけた理由が何だか不思議に思えてきたんですケド…
ユージーン俺はお前がなぜ新しい名にこだわっているのかが気になるが
ユージーンもし他の名前を気に入ったら、改名する気だったのか?
マオユージーンはボクがどうすると思う?
ユージーン質問に質問で返すのは感心せんな
マオはーい。でも、ボクは本当にユージーンがつけてくれた名前、とっても好きだヨ!
ユージーン…全く。ならばなぜ新たな名を求めたんだ
ユージーンまあ、その気楽さもお前らしいと思うがな…

NameDialogue
人騒がせなセネルscene1
クロエふう…クーリッジは一体、何を考えているんだろう
クロエあいつは私の事を、どう思っているのか…
クロエそれとシャーリィの事も…
クロエいかんいかん、何を言っているんだ私は
クロエこんな事誰かに聞かれたら…
クロエきゃああっ!?
クロエな、何だいきなり…って、クーリッジ!?
クロエど、どうしてお前がここに…?
クロエまさか今の私の独り言を、聞いていたんじゃないだろうな!?
クロエどうなんだ、答えろ!返答次第では、私はお前を、斬…!
セネル
クロエ待て、どこへ行くつもりだ!?
人騒がせなセネルscene2
クロエ魔物が現れてうやむやになったが…さっきの質問に答えてもらおう
クロエどうなんだ、クーリッジ。お前は私の独り言を…
セネルぐう…
クロエぐう…?
クロエこ、これってまさか…寝息…?
クロエ今までずっと寝ていたのか?
クロエ何て器用な…じゃなくって、ひ、人騒がせな…!
クロエおいクーリッジ、起きろ!起きないか!
セネル何だ…クロエか
セネル…どうして起きて早々、俺はお前ににらまれているんだ?
クロエ知るか、このひとでなし!
セネルなんだよいきなり!?
クロエろくでなし、いくじなし、こんじょなし!
セネル連発かよ!?
クロエかいしょなし!
セネルし、新作まで!?
秘密の特訓scene1
クロエすう…はあ……んんっ!
クロエ
セネルクロエ、そんなところで、何をしているんだ?
クロエ
セネルおい、クロエ
クロエ…ぷはっ!邪魔をしないでくれ、クーリッジ。せっかくいいところだったのに
セネル邪魔…?
クロエすう…
街の女魔物が出たわ!誰か助けて!
セネル魔物だと!?こうしてはいられない。クロエ、行くぞ!
クロエはああ……んんっ!
セネル(む…クロエの奴、 やけに気合が入っているな)
秘密の特訓scene2
セネルふう、これで終わりか。クロエ、大丈夫か?
クロエ
セネルクロエ?
クロエ(こくこく)
セネルどうして黙って頷くだけなんだ。もしかして、調子が悪いのか?
クロエ(ふるふる)
セネル…おかしな奴だな
グオオオオッ!
セネルこいつ…!?今までの奴より強そうだ。クロエ、やれるか!?
クロエ(こくり)
セネルよし、行くぞ!
秘密の特訓scene3
セネルよし、何とか勝ったな
クロエ
バタッ!
セネルおい、クロエ!しっかりしろ!
クロエ…ぷはっ!ずっと息を止めていたら、死ぬかと思った…ぜえ…はあ…
セネル息を止めて…?何でそんな事をしたんだ
クロエク、クーリッジには関係ない。これには切実な事情があるんだ
セネルまさかとは思うが…泳ぎのイメージトレーニングとか、言わないだろうな?
クロエぎくっ!
セネル図星か
クロエ…ち、違う!こ、これは…
セネル気合が入っていると思ったのも、俺の勘違いだったようだな。やれやれ
クロエう…
セネル一応忠告しておいてやるが…そんな事をするより、浮く練習から始めた方がいいぞ?
クロエ…それができれば苦労はしない。私だって、必死なんだ
セネル…難儀だな
クロエはあ…

NameDialogue
それってもしかしてscene1
スタンもうしばらく家に帰ってないなあ
スタンじっちゃんやリリスは元気かな
ルーティスタン、あんたこの旅が終わったら、どうするつもり?
スタンう~ん
スタンまた前みたいに、羊の世話をして暮らす事になるんじゃないかな
ルーティ意外ね。あんたの事だから、もっと世界を見るんだ!とか言ってまた旅にでも出るのかと思ってたわ
スタン…実はその事で、ルーティに頼みがあるんだ
ルーティ
スタンあのさ…俺と一緒に羊を飼っていかないか?
ルーティは!?そ、それって…
ルーティあ、あんた、自分で何言ってるかわかってんでしょうね?
スタン…え?俺何か変な事言ったか?
スタン…あ!
スタンルーティ、人が魔物に襲われてる!助けなくちゃ!
ルーティはあ。ホントあんたはお人好しねえ
ルーティ…オッケー、行くわよ!
それってもしかしてscene2
スタンあの人達、無事でよかったな
スタン…あ、そうそう。さっきの話だよな!
スタンすっごい大事な話なんだ。聞いてくれ
ルーティあ、あんた…本気なの?
スタンもちろんだよ。冗談で言うわけないだろ?
ルーティなっ…
スタン…俺にはルーティが必要なんだ。頼むよ
ルーティあんたって本当に唐突よね…
ルーティま、まあ、そ、そこまで言うならか、考えてあげてもいい…かな…
スタン本当か!?
スタンよし、コングマンの言った通りだ!
ルーティちょっと、なんでそこでコングマンの名前が出てくるのよ!?
スタンじっちゃんもリリスもずっと羊の世話はできないだろうし、この先どうしようって相談したんだよ
スタンそうしたらコングマンの奴、「金さえ積めば、ルーティが手伝って くれるんじゃねえか」って言ってさ
ルーティ
スタンあとはお金の問題だよな!俺、絶対なんとかするからさ!考えておいてくれよ
ルーティ…要するにあたしは、あんたにとってただのバイトなのね。まともに聞いたあたしがバカだったわ
スタンあれ?何で怒ってるんだよ、ルーティ!
夢の共演scene1
スタンなあ、カイルの父親って、どんな人なんだ?
カイルえ?きゅ、急にどうしたんですかとうさ…スタンさん
スタン別に深い理由はないんだけど。カイルって、何だか俺によく似てる気がしてさ
スタンそれで、カイルの父親ってどんな人なんだろうって、ふと思ったんだ
カイル(ううう、言いたい…! オレの父さんは あなたです、って!)
カイル(でも言っちゃいけないんだよな。 もしそれを言ったら、未来が 変わっちゃうかも知れないんだ…)
カイルえ、えーと…オレの父さんは…とにかく強くて…
カイル母さんが言うには、絶対信じ抜く強さを持った頑固でどうしようもないヤツだ、って…
スタン信じ抜く強さ、かあ…立派な人なんだな!
街の男魔物だ!魔物が出たぞ!
スタン魔物だって!?こうしちゃいられない。カイル、行くぞ!
カイルは、はい!
夢の共演scene2
スタン大丈夫か、カイル?
カイルはい、大丈夫です。けど…その…
スタンどうした、カイル?涙ぐんだりして。どこかケガをしたのか?
カイル違います…オレ…嬉しくて…
カイル(だって父さんと、 肩を並べて戦ってるなんて… あの父さんと!)
スタンそ、そうなのか?
スタン何だかよくわからないけど…とにかく、無理はするなよ
グオオオオッ!
カイルこいつは!
スタンひるむな!自分の力を信じろ。俺達なら勝てる!
夢の共演scene3
スタンよし、勝ったぞ!
カイルやりましたね、スタンさん!
スタンいやあ、俺達、息もぴったりだったな!
スタンどういうわけか、戦っている最中、カイルが他人じゃないみたいな気がしたよ
カイルスタンさん…
スタンごめんな、変な事言って
カイルい、いえ。オレ…嬉しい…です…!
スタンうわっ、頼むから泣かないでくれよ!
スタン…カイルは涙もろいんだなあ
カイルす、すみません…
スタンいつか俺が子どもを持てるなら男の子がいいなあ。で、カイルみたいないいヤツに育って欲しいよ
カイルえ…!それって…。スタンさん!…オレ、本当に嬉しいです!
スタンははは、先の事はわからないけどな。これからも元気でいいヤツに育ってくれよ、カイル!

NameDialogue
笑顔が見たいscene1
すず…トーティス村のみなさん、どうか安らかにお眠りください
チェスター…ありがとな、すず。偶然この村に立ち寄っただけなのに、村の奴の埋葬まで手伝ってもらっちまって
すずいえ。私がここに来たのは偶然ではありません。この村で虐殺が起きたと聞いたので…
すずチェスターさん、…この度は、ご愁傷様でした
チェスターああ…
チェスターなあ、すず。お前、もっと感情を出すっつーか…笑ってもいいんじゃねえか?
すず…?
チェスターいや、お前がこの村に来て何日か経ったけど、笑ったところを一度も見た事がなかったから、気になってな
チェスターもしかして、お前は村の死んだ奴らを気にしてくれてんのか?
すずいいえ、違います。私に感情など不要なのです。笑う必要など…ありません
チェスター…そうか。何か…事情があるんだな
すず…チェスターさん
チェスター…ん?
すず西方から足音が…。
すず村が壊滅寸前、という噂は既に広まっています。…盗みをはたらく輩かも知れません
チェスター…やっぱりお前はすごいな。よし、迎え討つぞ
すず…はい
笑顔が見たいscene2
すずなんとか撃退できました
チェスターそうだな。すずに…あいつ。あのうるせえ奴が来てからこの村はまあ…助かってるよ
すずうるせえやつ…?もしかして、アーチェさんの事ですか
チェスターそうだよ!ったく、先に来てくれたすずだけで充分だってのに
チェスターいつどっから来たんだかあの女、いつの間にかこの村に勝手に居つきやがって!
アーチェあーーーっ!ちょっとちょっとお!あたしの陰口!?
チェスター出やがったな!お前なんか呼んでねえよ!
アーチェひっどーい!あたしだって村を守るの手伝おうって思ってここに来たのに、その扱いってばヒドくない!?
すずアーチェさんの術は…頼りになります
アーチェでっしょ~?
アーチェこのツリ目にはあたしのよさってのが全く伝わらないのよね!
アーチェそこでじゃっじゃーん☆今日はみんなにごはんを作ってきたよ~!
チェスター…ふん、たまには気が利くじゃねえか
アーチェふっふーん。でしょ?じゃ、ぐぐっといっちゃいなよ!ぐぐっと!
チェスターじゃ、ありがたくいただくぜ。ちょうど腹が減ってたからな
チェスター…ぐはぁっ!!ごふっ!げふっ!
チェスターな…なんだよこれ!?食い物か!?
アーチェあれー?おっかしーなー。自信作だったんだけどなあ
すず味見は…されたのですか?
アーチェうん!村の人にしてもらったよ!
アーチェ感動して家に引き篭もっちゃった。部屋でみんな今頃感動の涙だよ☆
チェスターばかやろう!こんなん村の奴に食わせやがって!病人が出たらどうすんだよ!
アーチェなんですってこのツリ目!もーあんたになんか絶対作ってあげないんだから!!
すず…くす
すずあ…私、笑い、ました…
チェスターの決意scene1
チェスターこの辺に生えている木は、延焼しないで済んだようだな
チェスターアミィの墓に立てる墓標は、ここの木を切って、作るか。あいつも喜ぶだろう
チェスターん?この木は…
クレス『剣と弓だったら、 剣の方が強いに決まってるよ!』
チェスター『バーカ、何言ってんだよ! 弓の方に決まってんだろ!』
クレス『剣だよ!』
チェスター『弓だ!』
チェスターあの頃はどっちも下手糞だった癖に、口だけはお互いいっちょまえで…よくケンカしたっけな
チェスタークレス…今頃どうしてんだろうな…。無事だといいが…
ザッザッザッ…
チェスターうん…?向こうから誰か来る
部隊長ここが、サレ団長から再調査を命じられた村だ
部隊長もし生き残りがいたら始末し、村を完全に焼き払えというのが、サレ団長のご命令だ。始めるぞ
チェスターあいつら…!間違いない。村を襲った奴らだ!
チェスターあの時は村にいなかったが、今度は違うぜ。目に物見せてやる!
チェスターの決意scene2
部隊長うぐ…
チェスター答えろ!お前達に命令を下したサレというのはどこのどいつだ!
部隊長サ、サレ団長は…ウィンドル王家直属の、独立騎士団を率いる隊長だ…
チェスター王家直属の独立騎士団!?それがお前達の正体だったのか!
部隊長うう…
チェスター…ちっ
チェスター死にたくなければここから立ち去れ!そのサレってヤツに次来たらお前らを全滅させてやる、と伝えろ、いいな!
チェスター独立騎士団のサレ…そいつがオレ達の村を襲った敵…
チェスタークレス…お前はどこまで真相にたどり着いているんだ?
チェスターくそ…やっぱり、追った方がよかったのか…?
チェスター…いいや駄目だ、クレスと約束したんだ、村を守るって
チェスター親友の約束を破るわけにはいかねえ…
チェスターお前が帰って来るまで、この村はオレが守ってみせる。何が何でもな

NameDialogue
仲良くなりたいscene1
エステルラピードー?どこにいるんですー?
ユーリエステルじゃねぇか。こんなところでなにしてんだ?
エステルあっ、ユーリ!ラピードを見ませんでしたか?
ユーリいや、見てねぇけど
エステル…そうですか。もしかして、避けられてるんじゃ…
ユーリさあ、どうだろうな
エステルユーリにはとても懐いていますよね仲良くなる方法ってあるんです?
ユーリ別にそんなんねーよ。ラピードとは昔からの知り合いでダチみたいなもんだからな
エステルわたしもラピードと仲良くなりたいです…!
ユーリこればっかりはあいつ次第だからな。ま、地道にやってくんだな
エステルはい!頑張ります!
エステルラピードと距離を近づけるためにはどうしたら…
エステル
ユーリん、あいつは…?
エステルどうしたんです、ユーリ?
ユーリ手配書で見た顔だ。また余計なことやらかす前にとっ捕まえておくか
ユーリエステルはここで待って…
エステルわたしも手伝います!
ユーリ…ま、そうくるか。んじゃま、油断すんなよ
エステルはい!頑張ります!
仲良くなりたいscene2
ユーリさてと、こいつを騎士団にでも突き出してくるとすっか
ラピードワンッ!
エステルラピード!
ユーリ…って、まさかお前がこいつをここに追い込んできた…とかじゃねえだろうな、ラピード
ラピードワフッ!
エステルだとしたら、お手柄ですよ!すごいです!
ユーリやれやれ、いい神経してるぜ。ったく
エステルラピードはとても賢いんですね
エステルあ、あの、撫でてもいいです?
ラピード
エステル道のりは険しそうです…
温泉を作ろうscene1
ユーリよぉ、エステル。元気してるか?
エステルユーリ!はい、城の中は退屈ですが
ユーリま、ずっと城の中にいちゃそうだよな
エステルええ…ユーリ、もしよかったら外の様子を聞かせて貰えませんか?
ユーリまたか?お前も物好きだな…様子なんて前に話しただろ
ユーリ気分転換できる場所がありゃ少しはエステルの気分も変わるんじゃねぇか?
エステル気分転換…です?
ユーリそうだな…例えば、温泉とか…
エステルいいですね!温泉!近くにあるんです?
ユーリいや、この近くにはねぇし…いっその事、この城の中に温泉を作ってみるってのはどうだ?
エステルそれはいい提案ですね。もし実現したら、街の人々にも開放できますし
エステル思い立ったら吉日です。実際に作るとしたらどこがいいか、城内を見てみましょう
エステル…この辺はどうでしょう?
ユーリそうだな。広さ的には申し分ないと思うぜ。ちなみに、向こうの建物は何だ?
エステルあそこは武器庫ですが…あら?見慣れない人が、中から出て来ました
ユーリあいつら…
エステルどうかしたんです?
ユーリあれは武器を盗みに来た盗賊だな。
エステルえっ…!捕まえましょう!
ユーリちょ、待っ…
ユーリやれやれ。温泉の下見に来て、厄介なもんを見つけちまったな
温泉を作ろうscene2
ユーリ城の中に盗みに入るなんて、さすがに調子に乗りすぎたな。覚悟はできてるんだろうな?
盗賊ひ、ひいいっ!
ユーリこれでも、食らえ!
ドゴオオオオオ!
ユーリいけねえ…勢い余って、地面に大穴を開けちまったぜ
ズズズズズ…
エステル…何の音です?
ユーリわからねえ。こんなのオレも初めて…うおっ!?
ドバーーーーーッ!
ユーリ穴から何か噴き出したぞ!?何だこれは、湯か?
エステルこれ…もしかして、温泉じゃないです?
ユーリマジかよ…そんな偶然があんのか
エステルよかったですね。わざわざ温泉を掘る手間が、はぶけましたよ
ユーリさすがにでき過ぎな気もするが…ま、結果オーライって事で、
ユーリ
ユーリ…って、おい!この温泉、いくら何でも、臭いがきつすぎねえか?
エステル卵が腐ったみたいな臭いがします
エステルさすがに城内にこの臭いが充満するのは…ちょっと…
ユーリだよな…いくら何でも
ユーリやれやれ…この空けちまった穴、どうにか埋めねぇとな…
エステルそうですね…温泉はまた今度考えましょう
ユーリだな

NameDialogue
お金は大事ですscene1
ルーティサーチガルド!1ガルド発見!ラッキー♪
スタンルーティは本当にお金が好きだなあ…
ルーティまーね♪
ルーティでも、もっと簡単にがっつりお金が手に入ればもっといいんだけどね
スタンそんなにお金が大事なのか?
ルーティ大事に決まってるじゃない!
ルーティ…何よ。がめついって言いたいなら言えば?
スタンそうじゃないよ。うまく言えないんだけど…
スタンルーティってさ、本当にお金が好きなだけなのか?
ルーティ
ルーティ当然!それだけに決まってるでしょ!
ルーティほら、魔物も来たしとっとと倒すわよ!
お金は大事ですscene2
ルーティいっただきー♪今戦った魔物からもガルドが手に入ったわ!
スタン…なあ、ルーティ。さっきの話の続きなんだけどさ
ルーティあんたもしつこいわねー。あたしはお金が好きなだけだってば。他に何があるっての?
スタン俺、ルーティが「ただお金持ちになりたいだけ」にはどうしても見えないんだよ
スタン本当は別の目的があって、そのためにお金を集めてる、とか…
ルーティ…笑っちゃうわね。単なるあんたの想像の話じゃないどこに根拠があるの?
ルーティ何度も言わせないでよね。あたしはただ単に、お金持ちになりたいだけなの
ルーティそうすれば、好きなだけ贅沢できる。それだけよ
スタンそうかぁ。俺の予想は外れかー。絶対ルーティには他の目的があるんだと思ってた
スタン例えば…そうだなあ。「世界中に自分の銅像を作ってやる」とか、そんな感じの夢があるとか
ルーティ
ルーティばっかじゃないのあんた!?そんなくだらない事、するわけないでしょ!
スタンごめん…
ルーティバカ話はそれくらいにして。口動かしてる暇があるんだったらあたしのガルド集め、手伝いなさい
スタンうん。…なあ、ルーティ。いつか本当の事、教えてくれよな
センスあり?scene1
クレス「僕はワインによワインだ」あ、僕は未成年だから飲めないけど
ルーティ
クレス「土管がドカン!」
ルーティ
クレスどうかな?僕のダジャレ
ルーティ駄目ね。ちっとも面白くないわ
クレスうっ…ルーティは厳しいなあ
クレスでも負けないぞ!もっと修行してキレを増して、必ずルーティを笑わせてみせる!
ルーティあんたねえ…こういうのはセンスの問題だから、修行したところで…
クレスそれでも頑張るよ。僕は…負けられないんだ!!
ルーティ何でそんなに張り切ってるんだか…
街の女きゃああああ!助けて!魔物が!
クレス何っ、魔物!?
ルーティあんたのダジャレが寒くて魔物も怒ってんじゃないの?はあ。…行くわよ、クレス!
センスあり?scene2
クレスたああっ!
ルーティクレスは剣の腕は確かなのよね。これでダジャレ好きってのがなければねえ…
クレス何か言ったかい?
ルーティううん、何にも
グオオオオッ!
クレスこいつ…?今までの奴より強そうだ!
ギャオオッ!
ルーティきゃあっ!?
ルーティえほっ、えほっ…何よあいつ、ガスみたいなのを吐いてきて…えほっ!
クレスくっ!よくもルーティを!
センスあり?scene3
クレスよし、勝ったぞ
クレスうん…?閃いた!ルーティ、聞いてくれるかい?
クレス「カタナらしに、カタナを振ろう」
ルーティぷっ…
ルーティ…あははははははは!
クレスルーティが笑った!?そんなに面白かったかい?
ルーティち、違うの…これは…ぷっ…何で…こんな…ぷくく…っ
ルーティ(もしかして… さっき浴びた変なガスのせい?)
クレスよおし、自信がついてきたぞ!じゃあもう一つ、いくよ
クレス「カッコウは、カッコウいい」
ルーティ…ぶっ、あはは、あっははははは!
ルーティお…お願い…もう勘弁して…ぷっ…
クレスいやあ…そんなに喜んでもらえるなんて、嬉しいなあ
ルーティ(だから違うってのに! ガスのせいだって言ってるでしょ! 誰かこの笑いを止めてぇ!)

NameDialogue
喧嘩するほど仲が良い?scene1
アーチェチェスター!あたしのフルーツポンチ、勝手に食べたでしょ!
チェスターお前こそ、オレの買ったマーボーカレー、食っただろ!
アーチェあたしじゃないよ!あんたがマーボーカレー好きなの、知ってるもん
チェスターオレだって、お前がフルーツポンチ好きなのは前からわかってたさ。いつもお前を見てたんだからな
アーチェえ…今なんて…
アーチェって、あーーっ!
アーチェちょっとちょっと!あたしのフルーツポンチが歩いてるんですけど!
チェスターオレのマーボーカレーもだ!
チェスター…逃がすかよっ!くらえ!
喧嘩するほど仲が良い?scene2
チェスター…ちっ、逃げられたか
アーチェうん
アーチェ逃げられちゃったけど、あいつ料理置いてったよ!
アーチェチェスター、やるじゃん☆
アーチェわーい♪あたしのフルーツポンチが帰ってきた~☆
チェスターオレのマーボーカレーもだ。…お前のも無事でよかったな。じゃ、オレは戻る
アーチェあ、ちょっと待って
アーチェフルーツポンチ半分あげるから、一緒に食べよ?…取り戻してくれた、お礼に
チェスターあ…ああ。じゃあ、オレのマーボーカレーも半分やるよ
アーチェ…こうやって一緒に食べるのも、悪くないかもね
チェスター…まあな
アーチェたまにじゃなくて、これからはいつも…
アーチェって、あーっ!
アーチェあんた、あたしの分食べ過ぎ!半分こって言ったのに、それ以上食べてるじゃん!
チェスターお前こそ、オレのマーボーカレーほとんど全部食ってるじゃねえか!
アーチェこのいやしんぼ!もうあげないかんね!
チェスターオレだってお断りだ!このがっつき!
似た者同士?scene1
アーチェあ、チェルシー
チェルシーこんにちは、アーチェさん
アーチェじー…
チェルシーどうしたんですか?私の事をじっと見つめたりして
アーチェいやね。チェルシーとあたしがよく似てるって言われてさ…どこが似てるのか気になってさ
チェルシー似ているところですか?う~ん。髪の色…でしょうか
アーチェまあ、確かにね。でも髪の色だけじゃない気がするなあ。同じような色の子は他にもいるし
アーチェ絶対他にもあるはずだよ!あたし達が似てるって言われる何かが!
チェルシーえ~?そうですかあ?あ、身長とかはどうでしょう?
アーチェ結構違うでしょ。あたし、157センチだもん
チェルシー私は151センチです。6センチ差は大きいですね
チェルシーじゃあ…体重でしょうか?私は39キロですけど
アーチェあ、あたしも39…って事で!
アーチェああもう、そういう共通点でもないっしょ!たぶん!
チェルシーじゃあ、戦闘技術の事でしょうか?私、弓の腕には自信があります!どんな獲物も、百発百中ですよ!
アーチェお、言うじゃん☆
アーチェじゃあ魔物相手に、試してみよっか?
チェルシーはいっ!望むところです!行きますよ~!
似た者同士?scene2
アーチェへえ、チェルシーってばなかなかやるじゃん!
チェルシーアーチェさんもすごい術を使うんですね~!まさに百戦錬磨、って感じです!
アーチェでも似てるってほどじゃないよね。そもそもあたしは魔術だし、チェルシーは弓使いだし…
チェルシーどうしてそんなに、似てるって言われるんでしょうね?決定的な理由があるんでしょうか?
アーチェ決定的な理由ねえ。髪の色、身長、体重…
アーチェ…あ!?
チェルシー何か思い当たる事が?
アーチェう、ううん、何でもない
アーチェあたしの気のせいだった。ごめんごめん!あはは!
チェルシー
アーチェ(まさか、身長体重も含めて体型の 話だったとか? あたしらの共通点は胸って事!?)
アーチェ(でももし、それが理由だったら… ひっどい!似てるって言った ヤツ、全員ぶっとばしてやる!)
チェルシーア、アーチェさん…?顔が…怖いですぅ…

NameDialogue
誓いscene1
アッシュ
ナタリアまあアッシュ、こんなところで何をなさっているんですの?
アッシュ別になにもしていない。…ただ空を見ていただけだ
ナタリア空を?何か見えますの?
ナタリア私の目には、いつもと同じにしか見えませんけど…
アッシュそういう意味じゃない。空を見て昔を思い出していた
アッシュ
ナタリア
ナタリア昔もよくこうして、二人で空を見ましたわね。色々な事を話しながら…
国民きゃあああ!だ、誰か!助けて!
ナタリア大変!魔物に襲われていますわ!
アッシュ行くぞ、ナタリア!
誓いscene2
ナタリアよかったですわ…。何とか一人の犠牲も出さずに終わりましたわね
アッシュこれがこの国の現状だ
アッシュ魔物の脅威にさらされている者がどれほどいる事か…
ナタリアええ。でも私はあきらめていません
ナタリアいつか必ず、あの誓いを実現してみせますわ
アッシュ…いつか俺たちが大人になったらこの国を変えよう
アッシュ貴族以外の人間も貧しい思いをしないように
アッシュ戦争が起こらないように
ナタリア死ぬまで一緒にいてこの国を変えよう…
ナタリアアッシュ…
アッシュ分かっているならお互いこんなところで無駄にしている時間はないはずだ
ナタリア…ええ、そうですわね。その通りですわ
アッシュお前は常に一人じゃない。それを忘れるな
ナタリアわかっています。私には、信頼できる仲間がいる
ナタリア…あなたもその一人ですわ
アッシュ…ふん
どうしてこだわる?scene1
アッシュさてと…必要な物は、これで揃ったか
ナタリアアッシュ!?
ナタリアこんなところで、どうなさったんですの?
アッシュナタリアか。いや、別に何でも…
ぐうう~
ナタリアまあ、お腹が空いてらっしゃるんですのね!
アッシュ…そんなところだ。だからこれから自分で…
ナタリアそういう事なら、私が作って差し上げますわ
アッシュい、いや…お前はそんな事をしなくていい
ナタリアなぜですの?別に遠慮などせずとも、よろしいですわ
アッシュいや、いい。とにかく、ナタリアがそんな事をする必要はない
ナタリア大丈夫ですわ。私達、いつも持ち回りでやっていますのよ
アッシュいいから、やるな
ナタリアどうして、そんなに私にやらせたがらないのです?
アッシュそ、それは…
街の男うわあああ!魔物だ!魔物が出たぞ!
ナタリア大変!行かなくては!
アッシュお前はここにいろ。俺が片付けてやる!
どうしてこだわる?scene2
アッシュこれで終わったか…ナタリア、大丈夫だったか?
ナタリアええ。私は何ともありませんわ。ありがとう、アッシュ
ナタリア騒ぎも落ち着いた事ですし、改めて料理をさせていただきますわ
アッシュまだあきらめていなかったのか…どうしてそんなにこだわる?
ナタリア私、あなたの役に立ちたいのですわ。いつも守られてばかりですもの
ナタリアだからせめて食事くらい、と思ったんですの
ナタリア本当はあなたとも一緒に戦えたらと思いますわ。でもあなたはいつも一人で行動なさいますもの
アッシュ…余計な事はしなくていい
ナタリアえ?
アッシュお前が戦って傷付く必要はない
アッシュどうしてもというなら、俺がお前を守る
ナタリアアッシュ…あなたのそのお言葉、とても嬉しいですわ
ナタリアですが、一人安全な場所に隠れている事は、私にはできません
ナタリア王女として…そして大切な人達のためにも
ナタリアもちろんあなたもですわ
アッシュ…なら好きにしろ。俺も勝手にお前を守る
ナタリアふふ、分かりました。私も勝手にあなたの隣で戦えるように頑張りますわ

NameDialogue
王子様度テストscene1
エミルはあっ!
ギャオオオオッ!
マルタすごーい!エミルってやっぱりかっこいいね♪まるで王子様みたい
エミルいや…王子だなんて
マルタじゃじゃーん!突然だけど、ここで、テストをするよっ!
マルタ名付けてっ!王子様度テストー!
エミル王子様度テストって…
エミル一体何をするの?
マルタいいからいいから
マルタじゃあまずはじめに!お姫様抱っこ、いってみよう!
エミルお姫様抱っこ…って、僕がやるの!?
マルタキミに決まってるじゃない。他に誰がいるのよ
マルタさあさあ早くっ!
エミルごめん…やり方教えてもらえる…かな?
マルタそ、そんなの、私の口から言わせないでよ
マルタ仕方ない…じゃあ次っ!
マルタ王子様は、さらさらの金髪です!
マルタねえ、髪に触ってもいい?
エミルえ、あ、どどどどうぞ…
マルタ何でそんなに緊張してるの。王子様なんだから、堂々としてて
エミルひゃあ、くすぐったい!どこ触ってんの!?
マルタどこって、髪だよ?変なエミル
マルタそれじゃあ、最後の質問っ!
マルタ王子様はいつでも優しいの。あなたに、守りたい人はいますか?
エミルええと…それは…
ガルルルル…!
エミルまた魔物だ!
マルタもう!いいとこだったのに
マルタエミル、あいつらをとっととやっつけちゃって!
王子様度テストscene2
エミルふう…終わったかな
マルタやっぱりエミルって素敵♪
マルタじゃあさっきの続きだよ。質問に答えてくれるかな?
エミルああ、守りたい人がいるかどうかってやつ…?
エミルうん…いる…かな
マルタうふふ。やっぱりエミルは私だけの王子様だね!
エミルそんな…僕なんて…
マルタいいのいいの。私にはそんなエミルが王子様にミエルんだよ♪
エミルだ、ダジャレ…!?まさか……
エミルそれが言いたかっただけじゃ…
マルタうふふふ♪
乙女の努力scene1
マルタ今週の恋占いは、どんな感じかな?この雑誌の占い、よく当たるって評判なのよね♪
マルタええと…
マルタ「彼の前で、か弱い自分を 演出してみて。王子様に守られて、 女の子はお姫様になるの」か…
マルタこれってまさに、私とエミルにぴったりの占いよね!王子様とお姫様…素敵…
エミルマルタ、何をしてるの?
マルタあ、エミル!ううん、何でもない
マルタそれより、今日もかっこいいね。さすが私の王子様!
エミルいやあ、そんな…
エミルん…?あれは…
エミル大変だ!魔物がこっちに向かってきてる…!マルタ、準備はいい?
マルタ(…チャンス!)
マルタきゃー、怖ーい!エミル、助けてー!
エミルマルタ…?
マルタ私、足がすくんで、魔物となんて戦えなーい。だから助けて!
エミルわ、わかったよ。それじゃあ、行って来るからマルタはそこにいて!
マルタ(ふふっ♪ ちゃんと私の事を守ってね、 エミル!)
乙女の努力scene2
エミルふう、これで魔物は、全部やっつけたかな
マルタあーん、エミル―、私怖かったー
エミルでも、マルタも魔物に立ち向かって殴ったり、蹴ったりしていたような…
マルタええー?そんな事ないよ。私、か弱いんだから
エミルそ、そうかな…
エミル…!まだ魔物が!危ない、マルタ!
ガウウウウッ!
マルタいったぁーい!!なにしてくれてんのよ!
マルタ絶対許せない!ボコボコにしてやる!
ギャウウッ!
マルタこら!待ちなさい!
エミルやっぱり…強いよね?

NameDialogue
絶対駄目!scene1
ティアあら?
ティアあそこにいるのはミュウじゃない。何をしているのかしら?
ティア転がったり、お腹を見せてゴロゴロしたり…チーグルの習性なのかしら…
ティア(かっ、かわいい…!)
ルーク何一人でニヤニヤしてんだ、お前
ティアえっ!?
ティアべ、別にニヤニヤなんてしていないわ
ルーク嘘つくなっつーの。でれーんって変な顔してたじゃねーか
ティアへ、変な顔なんてしてないわ。ただ…ミュウを見ていただけよ
ルークあ?ブタザルを見てた?こんなやつ見てどうすんだ?
ルーク…にしてもいつ見たって悩みなんてなさそうな間抜けなツラしてんな。このブタザル
ルークああ…じっと見てたら、なんかムカムカしてきた
ルークおいブタザル!お前見てると、なんかムカついてくんだよ!
ルークあっちいけっ、おら!
ミュウみゅうう~~~~!
ティアちょっとルーク!ミュウに何をするの!
ルークいいんだよ!ムカついたんだから!
ルーク…ん?あれはなんだ?
ミュウみゅうう~!ご主人様、ごめんなさいですの!魔物に見つかったですの~!
ティア何ですって!
絶対駄目!scene2
ミュウみゅう…ご主人様、ティアさん、ありがとうですの。お蔭で助かったですの
ルークったく、余計な手間取らせんじゃねっつーの!
ティアちょっと、ルーク。こうなったのも元はといえば、あなたのせいでしょう
ティアもう弱いものいじめはやめなさい。かわいそうじゃない
ティア本当、どうしてかしら。こんなに…かわいいのに…
ルーク…え?
ティアな、何でもないわ
ティアと、とにかく、弱いものいじめは絶対に駄目よ!いいわね?
ルーク…なんだ、あいつ?訳わかんねえ…
至福の時scene1
ミュウ~♪
ティア
ティア(…やっぱりミュウ、かわいい…)
ティア(抱き上げて、頬ずりしてみたい…)
ティア(でも…)
ティアはあ…
ミュウティアさん、ため息なんてついて、何か悩み事でもあるんですの?
ティアえ、み、ミュウ!?
ミュウボクでよかったら、いつでも相談に乗りますの
ティアあ、ありがとう。でも本当、なんでもないの。大丈夫よ
ティアはあ…
ガアアアアッ!
ミュウ魔物が出たですの!
ティアミュウ、後ろに下がって!私が相手するわ!
至福の時scene2
ミュウみゅうう…ティアさん、大丈夫ですの?
ティアええ。あの程度の魔物なら、別にどうという事はないわ
ミュウさすがはティアさんですの!でもどうしてボクを抱っこしてるんですの?
ティアはっ…!
ティア(無事なのを確かめようとして、 思わず抱っこしてしまったわ…!)
ティア……
ミュウティアさん、どうかしたんですの?
ティアな、何でもないわ
ミュウ魔物もいなくなったし、もうボクの事を下ろしてもらっても平気だと思うですの
ティア駄目よ!
ミュウみゅみゅ!?
ティアお、驚かせてごめんなさい。でもその辺にまだ、魔物がいるかもしれないでしょう?
ティアだ、だから…もう少しこのままでいたほうが、いいと思うわ
ミュウみゅううう、まだ魔物がいるんですの?怖いですの!
ティア…!!
ティアだ、大丈夫よ。私が守るから…
ティア(ああ、ふかふか…幸せ…)

NameDialogue
器用なプレセアscene1
ジーニアスプレセア、ちょっといいかな?
プレセア何ですか、ジーニアス
ジーニアス新しい料理を作ってみたんだけど、味見してもらってもいいかな?
プレセア木の葉でできた袋に入った料理…これは…?
ジーニアス魚の木の葉包み焼き、だよ
ジーニアスあ、ニンジンは入れてないから安心して
プレセア(ニンジン嫌いなのは、 ジーニアスだと思うのですが…)
プレセアいただきます。もぐ…もぐ…
ジーニアスど、どうかな?
プレセア美味しい…こんなに美味しい料理を食べたのは初めてです…
ジーニアスプレセアが褒めてくれた!?
ジーニアスう、嬉しいよ~!
プレセア私…もっと魚を取ってきます
ジーニアスあ、待ってプレセア!この辺は魔物がたくさんいるから、ボクも一緒に行くよ!
器用なプレセアscene2
プレセア魚…たくさん獲れました
ジーニアスよし、後はボクに任せて。じゃんじゃん料理するから
ジーニアスボクの料理をこんなに気に入ってくれるなんて、嬉しいな
プレセアジーニアスの作る料理も…本当に…美味しいです…
ジーニアス…も?
プレセア…ごちそうさま
ジーニアスさ、魚がキレイに骨だけに…!?こんなにキレイに魚を食べる子、初めて見た…
ジーニアスプレセアは本当に器用なんだね
プレセア熊の木彫りやブローチを作るのだけがうまいのだと思っていましたか?
ジーニアスえっ、そ、そんな事は…
プレセア…この調子で、魚の骨をもっとたくさん集めれば…かわいいアクセサリーが作れそうです
ジーニアスまさか…魚をたくさん獲ったのは骨が欲しかったからじゃ…?
プレセアはい、アクセサリーが完成したらプレゼントしますね
プレセアそのために、もっと魚を獲ってきます!
ジーニアスわ、わかったよ、プレセア!そういう事なら、ボクも美味しい料理をたくさん作るね
タイミングは大事ですscene1
ジーニアスあ、あのさ、プレセア
プレセア…何でしょう?
ジーニアスプ、プレセアって、その…見た目の割りに、落ち着いてるよね
プレセア
ジーニアスあ、こ、これは別に、プレセアの年齢がどうだとか、言いたいんじゃなくって
プレセア
ジーニアスもちろんプレセアの本当の歳は知ってるけど、でもそういう事はどうでもいいっていうか
プレセア
プレセア…!
プレセア(魔物の気配が… 向こうからでしょうか)
ジーニアスだからつまり、ええと…ボクは…そんなプレセアの事が…す…
ジーニアスす、すすす…すすすすす…!
タイミングは大事ですscene2
ジーニアスすすすすす…すすすすすす…
プレセア…戦闘は終わりました
ジーニアスすすすすす…すててててて…
プレセア
ジーニアスすててててて…ててててて…
ジーニアスす、素敵だと思うよ!
ジーニアスあ、あれ?プレセアがいない…?
ジーニアスはあ…せっかく意を決して、言ったのに聞いてもらえなかった…
ロイドおーい、ジーニアス!飯ができたぞ!
ジーニアスあ、うん。今行くー
ジーニアスはあ…ボクの何が駄目なんだろ…
ゼロス…全部じゃねーか?

NameDialogue
物知りなキミも好き!scene1
マルタねえエミル、聞きたい事があるんだけどいいかな?
エミル聞きたい事?
マルタこの前ね、街で知らない男の人にナンパされたんだけど…
エミルええっ!?そ、それでどうしたの?
マルタ心配してくれるんだ?大丈夫、私はエミル一筋だから
マルタ好きな人がいるからごめんなさいって、ちゃんと断ったよ
エミルそ、そう…
マルタでね、その後なんだけどその男の人に「この絶壁!」って言われたんだ
エミル…!
マルタ絶壁ってどういう意味かな?エミル、わかる?
エミルそ、それは…
マルタそれは?
エミル…あ、向こうに魔物が。僕、行かなくちゃ!マルタ、その話はまた!
マルタあ、ちょっと待ってエミル!
物知りなキミも好き!scene2
エミルふう、これで魔物は全部撃退したかな
マルタお疲れ様。それで、さっきの話の続きだけど…
エミルぎくっ!
マルタどうしてそんなにあわてているの?
エミルべ、別にあわててなんていないよ?
マルタ絶壁ってどういう事なのか、エミルはわかる?
エミルそ、それは…
エミル(駄目か…こうなったらもう、 本当の事を言うしか…)
エミル(いや、待てよ!)
エミルええとねマルタ。それは…絶壁のように際立つかわいさ、って事だよ!
マルタそうなんだ。じゃあ褒め言葉だったんだね
エミルそうそう。褒め言葉、褒め言葉!
マルタエミルって物知りなんだね。私、そんなキミも大好き!
エミル(…ほっ)
街の人気者?scene1
マルタあ…いたいた!
ルーク…?エミルとマルタじゃねーか。俺に何か用か?
マルタミュウーっ!
ルークうおっ!?
マルタきゃー、かわいい!
マルタ前にルークに会った時は、エミルとのデートで頭一杯だったから気が付かなかったけど
マルタやっぱり、本物だー♪
ミュウみゅ、みゅううう?
ルークおいこら、いきなり何しやがる!
エミルご、ごめんね。マルタ、ミュウが大好きで、どうしても本物に触りたいって…
ルークブタザルが好きだと?変わってんな…
エミル最近、結構人気みたいだよ。マルタもミュウのキーホルダーを鞄に付けてるし…
マルタああん、このふかふかした柔らかさ、最高!キーホルダーと違う~!
ミュウみゅうう~助けてくださいですの~
ルークおい、エミル、マルタっていつもこうなのか?なんだか苦労が絶えなさそうだな…
エミルいやあ…僕は別に…苦労してるって程でも…
街の男魔物が出たぞ!
エミル魔物だって!?こうしちゃいられない。撃退しよう、マルタ!
マルタえー!ミュウと離れたくないー!
エミルマルタ、わがまま言わないで…
ルークだーっ!もう勝手にしてろっつーの!俺は先行くからな!
マルタもー、分かったわよ…ミュウ、すぐに戻ってくるから待っててね♪
街の人気者?scene2
エミルふう。何とか魔物を撃退できたね
マルタミュウー!
ミュウご…ご主人様ぁ~~
エミルねえマルタ、買い物に行くんじゃなかった?行くならそろそろ…
マルタはああ…
エミル…何だかミュウに夢中で、僕の声が聞こえてないみたい…一人で先に帰ろうかな…
ルーク帰ろうかなって、おい!どーすんだよ、これ!
マルタああ、気持ちよかった!はい、ミュウはルークに返すね
ルークお?何だ、満足したのか
マルタうん!ミュウの柔らかさを、たっぷり堪能したよ
マルタエミル~♪
ぴとっ
マルタうんうん。ミュウも凄くいいけど、やっぱりエミルにこうやってくっつくのが、私には一番!
マルタじゃあこのまま、デートの続きね!行こ!
エミルあ、う、うん
ルークけっ。何なんだよあいつら。結局いつも通りじゃねーか
ミュウご主人様ぁ~~~!怖かったですの~~~!
ルークだー!うぜぇ!!お前もベタベタくっつくなっつーの!

NameDialogue
今日は不調なんだscene1
ユーリ今日はここで野宿か。一日中動き回って、さすがに疲れたな
ユーリこんな日はさっさと飯食って、寝ちまうに限るな
ユーリ今日の飯の当番は誰だ?
フレンお帰り、ユーリ
フレンちょうどご飯ができたところだよ。温かいうちに食べてくれ
ユーリおいおい、帰って来るなり、いきなりのっぴきならない状況かよ…
ユーリ誰か止めるやついなかったのか?
フレンどうしたんだ、ユーリ。食欲がないのかい?まさか…
ユーリなんでもねえよ
ユーリ…しょうがねえ、一つ腹くくるとするか…
ユーリ…魔物か?
ユーリはん、匂いに釣られてきたか。こりゃちょうどいい
ユーリフレン、どうやら魔物のお出ましだ。飯の前に悪いが、行ってくるぜ!
今日は不調なんだscene2
ユーリ思ったより時間かかっちまった。悪いけど、飯ももう冷めちまっただろうから…
フレン大丈夫、なかなか戻ってこないからちゃんと鍋を火にかけて、焦げないよう見張っておいたよ
ユーリ…手回しのいい事で。
ユーリ明日の朝日が拝めるのかね、オレは
フレン何か言ったかい?
ユーリいや、別に。んじゃ、いただくぜ
ユーリぱく…もぐ…もぐ…
ユーリん…これは…
ユーリ…マジかよ、どうなってんだ。まともな味じゃねえか!
ユーリおい、フレン、お前、味見はしたのか?…って聞くのも変だが
フレン…さすが、君に隠し事はできないな
フレン実は風邪を引いてしまってて、あまり味が分からないんだ
フレンひょっとして味が変だったかい?
ユーリあ、いや、そんな事はねえ、けども
フレンよかった。ユーリが食欲なさそうだったんで、もしかしてうつしてしまったんじゃ、ない、か、と…
ユーリあ、おい、フレン!
ユーリやれやれとんだ命拾い…
ユーリって、そんな事言ってる場合じゃねえな
ユーリお返しにおかゆでも作ってやるからしっかり寝てろよ
自分の居場所scene1
フレンユーリ、久しぶりに、手合わせを願えないかな?
ユーリそうだな…たまにはいいか。付き合ってやるよ
フレンはあっ!
ユーリせいっ!
フレン…ふう。やるね、ユーリ
ユーリお前こそ腕は鈍っていないようだな
フレン任務で毎日のように魔物の討伐をしているからね
フレン前は、よく手合わせしていたけど最近は忙しくて機会がなくなってしまったね
ユーリああ。久しぶりに、あの頃の感覚を思い出したぜ
フレンさてと。もう少し、気合を入れてもいいかな
ユーリ構わないぜ。それならこっちも、全力で行く!
街の女きゃあああ!魔物が!
ユーリ魔物だと…!
フレンこの続きは後だ。先に魔物を何とかしよう!
自分の居場所scene2
フレンよし。これで魔物の方は、もう大丈夫だね
ユーリ直前まで手合わせをしていたせいか、息、ぴったりだったな
フレンユーリと肩を並べて戦っていたら、ますます、思い出したよ
フレンユーリが他の軍との模擬戦で乱闘騒ぎを起こして、後始末に苦労させられた事とかね
ユーリそんな事もあったな…すまねえ
フレンユーリ。僕は思うんだけど…
ユーリちょい待ち。そっから先は…
フレンいや、その話じゃない。僕が言いたいのは…
フレンユーリがどういう考えを持とうが、君はきっと変わらないんだろうな、と思ってね
ユーリま…人間なんて、そんな物だろ?
フレンだから僕は、心配していないよ。ユーリの事は、信頼している。たとえ、どんな境遇になっても
ユーリフレン…
ユーリお前にそう言ってもらえると、助かるよ。ありがとうな
フレンどういたしまして。それじゃ、手合わせの続きといこうか
ユーリよし来た!

NameDialogue
占いって意外に…scene1
リタだいぶ日も暮れてきたわね…
リタ魔物が出てくると面倒だし、そろそろ戻った方がよさそうね
リタエステル、どこ?皆のところに戻るわよ
エステルリタ、リタ、これ見てください!
リタな、なによ、どうしたの、エステル?
エステルさっき隊商の方にもらったこの本、すっごく面白いんですよ。リタにも教えてあげようと思って
リタへえ、どれどれ…
リタって、「ズバリ当たる占い大全」!?
リタなにかと思えば…ちょっとエステル。あんた、こんなもの読んでたら頭悪くなるわよ?
エステル…そ、そうなんです?
エステルで、でも、結構面白い事が書いてあるんですよ?
リタ占いでしょ?そんなの当たる訳ないって
エステルそうでしょうか…
エステルだったら当たるか当たらないか、試してみませんか?
リタあたしが?…まあ、どうしてもっていうなら、好きにすれば?
エステルはい!じゃあ早速、お友だち相性占いをやってみますね
リタお、おと、お友だち相性占い!?なによそれ…
エステルええと…リタと相性抜群の人…
エステルあ、書いてありました
ギャオオオオ!
リタ魔物?こんな時に!
占いって意外に…scene2
リタ…で?さっきの続きは?
エステルえ、でも…
リタあ、あたしは別にそういうの信じてなんかいないけど…話したいんでしょ聞いたげるわよ
エステル…はい!ええと…
エステル「意地っ張りで素直じゃない あなたには、広い心を持つ大らかな 友だちがピッタリ」
エステル「その人が案外行動的だったりすると あなたの手を引っ張ってくれるので ますます理想的」…だそうです
リタへ、へえ…
エステルうーん…今一つぴんと来ませんね。具体性がないというか…
リタそ、そう?
エステルリタ、誰か心当たりとかないんです?たとえば…
リタ心当たりって…そ、そんなのあるわけないじゃない
リタはいはい、非科学的な話はこれでおしまい!
エステル…リタ?
初めての友達scene1
エステルリタは子どもの頃は、どんな感じだったんです?
リタ別に今と大して変わらないわね。ずっと研究ばかりしてたし…まあ、それなりに楽しかったけど
エステルそうですか。それはうらやましいです
リタエステルは、楽しくなかったの?
エステルわたしは城内から出れない身ですし。年齢の近い方もいなくて、お友達も一人もいませんでしたから
リタそうだったわね…ごめん、変な事聞いて
エステルいいえ。今は違いますから
エステルリタが文献を調べるためにお城へ来て偶然出会えたおかげで、それから何度もお話できて
エステルわたしにとって、一番初めにできたお友達が、リタなんですよね
リタ…!あたしが、初めて…
リタ…あ、あ…あ…り
エステルあーり?
騎士姫様!お気をつけください!罪人が脱走を図り逃亡中との事です!
エステルリタ!大変です!
リタああもう!しかたないわね、私がとっ捕まえてあげるわよ!
初めての友達scene2
リタやれやれ。どうやら収束したみたいね
エステルはい、ありがとうございます。リタのお陰で助かりました
リタいいのよ、これぐらいどうって事ないわ
エステルあ…そう言えば、リタさっき何か言おうとしていませんでしたか?
リタえ!?
リタ(そんな事、 今更言えるわけ無いじゃない…)
リタ(友達って言ってくれて ありがとうなんて…)
エステルたしか、あーりぃーとか…
リタば、ばか言ってんじゃないわよ!き、気のせいに決まってるわ!だいたい、あーりぃーって!
エステルそうなんです?でも、確かに…
リタ気のせいったら気のせい!この話はもうおわり。いいわね!
エステル…?

NameDialogue
図星でしょ?scene1
リタやっ!
ギャオオッ!
リタ手ごたえゼロ。こんなもん?
リタま、それはそれとして…
リタ魔導器(ブラスティア)の調子がいまいちね。近くにいた魔物の影響かしら、調整しないと…
リタええと…ここをこうして… こうやって…
レイヴンはーい、リタっちお疲れ。天才魔導少女は相変わらず張り切ってるねえ
リタ何よおっさん。あたし忙しいんだから、邪魔しないでくれる?
レイヴンおーおー、冷たいねえ。あんまりつれなくされると、おっさん傷付いちゃうよ
リタ勝手に傷付いてなさいよ。ほんっと、バカっぽいんだから
レイヴンまたまたそんな事言わないでさあ。リタっ娘ちゃんってばー
リタ
レイヴンありゃりゃ、無視ですか。おっさん、さみしい…
リタ
レイヴンそういえばリタっちってさ、確か魔導器に一つずつ名前つけてんのよね
リタな、なによ。そんなの別に、あたしの勝手でしょ
レイヴンんー、いやさ、ものに名前付けるのってどういう感じなのかなーって
レイヴンやっぱり動物に名前付けるみたいに決める訳?
レイヴンそれとも、あ、分かった。おっさん、分かっちゃった
レイヴンあれでしょ、リタっち。昔好きだった男の子の…
リタ…うるさい…
レイヴンほへ?
レイヴンあ、ちょっと、お嬢さん、いきなりそれは…
リタぶっとべ!ファイアボール!!
レイヴンどわっちゃー!!あちあちあちゃちゃちゃ!!
ドゴーン!
ギャオオオオッ!
リタあ…
レイヴンちょっとちょっと、向こうにいる魔物にも、当たったみたいよ
レイヴンあらら、怒ってこっちに向かって来ちゃったじゃないの!
図星でしょ?scene2
レイヴンリタっち、まだ怒ってんの?いい加減機嫌直してよ~
リタうっさい!もう一発!ファイアボール!!
レイヴンひー、お助けー!
ガコッ!
リタあ、ちょっとあんた!なに、飾ってある魔導器、蹴飛ばしてんのよ!
レイヴンそ、そんな事言ったって…
リタいいからどきなさいよ!
リタエ、エリザベス~~~~~~~!!
レイヴンお、女の子の名前だったのね…ガクリ
ケンカするほど…?scene1
レイヴンリタっち、精が出るね。何やってんの?
リタうっさい。邪魔だから向こう行って
レイヴンまたまた、そんな事言って。つれないんだから
リタ
レイヴンふーん、ここに並んでるの、全部、リタっちの持ってる魔導器(ブラスティア)?
レイヴン色々あるんだねえ
リタちょっと、触らないでよ。どれも貴重な物ばかりなんだから
レイヴン別に壊したりしないって、お、これなんて、何かいい感じじゃないのよ
リタ触るなって言ってん…○×△!?
ドンガラガッシャーン!
レイヴンちょっと!?リタっち、大丈夫!?
リタいたた…誰よ!こんな所に部品積み上げて!
レイヴンいや、誰って…一人しか居ないし…
グオオオオ!
リタ魔物!?なんで突然…!?
レイヴンリタっち、一気に片付けるよ!
ケンカするほど…?scene2
レイヴンふう…いきなり魔物が出て来て、驚いたのなんのって
レイヴン大きな音を出したから、それで魔物の興味を引いちゃったんだろうねえ
リタ何よそれ。それじゃまるで、あたしが悪いみたいじゃない
リタ元はと言えばあんたのせいでしょ。あんたが余計な事をしなければ、こんな事にはならなかったんだから
レイヴンはいはい。魔導器をしまうの手伝うからさ。それで機嫌直してよ
リタ何でそんなにしれっとしてるんだか…あんたって本当、何を言ってもこたえないわよね
レイヴンそれがおっさんの、い・い・と・こ・ろ
リタムカつく…

NameDialogue
バナナパイ休憩scene1
パスカルん~、だいぶ歩いたしそろそろ休憩しようか
ソフィでも…急がないと…
パスカルここで急ぎ過ぎて疲れちゃったら大事なところで頑張れないからね
ソフィ…うん、わかった
パスカルじゃあ、はい!
ソフィこれは?
パスカルバナナパイだよ。シーブル村の人達が作ってくれたんだ~
パスカルすごくおいしいんだ。ほら、食べて食べて!
ソフィ
ソフィ…甘くておいしい
パスカルでしょ~
パスカルまだまだあるからおかわり欲しかったら言ってね
ソフィうん
パスカル…あああ~~幸せ~。バナナパイ、最高~
グルルルルル!
パスカルも~、折角、休憩してたのに~
ソフィパスカル、疲れてるならわたし一人で戦うよ
パスカル大丈夫。元気いっぱいだよ!それじゃ、行きますか
バナナパイ休憩scene2
ソフィ終わったね
パスカルぬわあああっ!
パスカルあ、あたしのバナナパイがああああ!
ソフィさっきの戦いでめちゃくちゃになっちゃったね…
パスカルはぁ…
ソフィパスカル、元気出して。わたしのあげるから
パスカルソフィ~ありがと~!じゃあ、半分こしよ~!
パスカルぐはっ!
ソフィさわるの、だめ
お察しくださいscene1
ソフィジューダスはどうしていつも仮面をかぶっているの?
ジューダス話せん。これには深い事情がある
ソフィ深い事情…?
ソフィねえ、ジューダス。深い事情、って何?
ジューダス…深い事情とは、昔、色々あった、という事だ
ソフィ…色々あって、仮面をかぶっているの?
ジューダス…そういう事だ
ギャオオオオッ!
ソフィ大変、魔物がこっちに!
ジューダス追い払うぞ!
お察しくださいscene2
ジューダス片付いたな
ソフィジューダス、さっきの「色々あった」話、して?何が「色々」あったの?
ジューダス…まだその話をするのか。ソフィ。僕はこの仮面について何も話したくないんだ
ソフィそうなんだ…ごめんね
ジューダス
ソフィあ、でもわたし、ジューダスの仮面の使い方さっきの戦いで見てて、わかったよ
ジューダスな…なんだと?何を見たんだ!?
ソフィ魔物が攻撃してきたとき、ジューダスの仮面にあたったの。ジューダスはケガしなかった
ソフィだから、ジューダスの仮面は、大事なもの、なんだよね?
ジューダス
ソフィわたしも同じ仮面、欲しいな。顔をケガしたら、リアラに怒られるから
ソフィ…だから、ジューダス。わたしも仮面、買おうと思うの。ジューダスとおそろいだね
ジューダスそれは…やめておけ
ソフィどうして?
ジューダス…どうしてもだ

NameDialogue
剣術指南scene1
ジューダスはああっ!双連撃っ!!
カイルおお~!二刀流ってやっぱりカッコいいな~!
カイルねえねえジューダス!オレもやってみたい!
ジューダス…まったく、お気楽な奴だな。簡単に習得できると思っているのか?甘く見ているとケガをするぞ
カイルう~ん。できるかどうか、やってみないとわからないだろ?
ジューダス…フ。まあいい。そこまで言うならやってみろ
カイルジューダスが教えてくれるの!?やったー! よろしくお願いしま~す!
ジューダスまずは両手に剣を構え、交互に突いてみせろ
カイル両手に剣を持って、交互に突くんだね!
カイルよーし!…たああっ!
ジューダス…僕は「交互に」と言ったはずだ。両手が同時に前に出ているぞ
カイルあれ?へ、へへへ…つ、次!他のコツも教えてよ!
ジューダス…先が思いやられるな
ジューダスならば次だ。剣を交差させて、左右へ薙ぎ払ってみせろ
カイル剣を交差させて、左右へ…やああっ!
ジューダスよし、慣れてきたな。では実戦だ。あの魔物を倒してみせろ
剣術指南scene2
カイルやったあ、勝った!ねえねえジューダス!オレ、ちゃんと二刀流になってた?
ジューダス全くなってないな。僕が教えた事を実践していない。お前はいつも通り戦っただけだ
カイルそ、それは戦うのに夢中だったから…
カイルうう…やっぱりオレに二刀流は無理なのかなあ…
ジューダスこれでわかっただろう、カイル。お前にはお前にあった戦い方がある。それだけの話だ
カイル…うん!わかったよ。ありがとう、ジューダス!
ジューダス(あのバカそっくりの、 まっすぐな剣技の方が お前には合っているさ)
ソフィのおねだりscene1
ソフィジューダスの仮面って、凄いんだね
ジューダス凄い…?なぜだ?
ソフィだって、それをかぶってると目がよくなって、見えないものが見えるようになるんでしょう?
ジューダス馬鹿な事を。そんなわけがないだろう
ソフィでもカイルが、そう言ってたよ
ジューダスあいつめ…くだらない嘘を
ソフィねえジューダス、わたしにもその仮面、かぶらせて
ジューダス断る。仮にそうだとしても、僕はこの仮面を取るわけにはいかない
ソフィわたしも見えないものが見えるようになりたい。だから、お願い
ジューダスだから、そんな機能はないと言っている!…いいかソフィ、人が嫌がる事は…
街の女きゃあああ!誰か助けて!
ジューダス…!?
ソフィ魔物…!
ソフィ大変!助けないと!
ジューダスおい、待て…!
ジューダス…まったく、仕方ない
ソフィのおねだりscene2
ソフィ魔物ってどうして、人を襲うんだろう。みんな迷惑してるのに
ジューダス…そうだな
ジューダスだが、迷惑をかけるのは魔物だけとは限らない。…ソフィ、さっきの話だが
ジューダス人が嫌がる事は…
グオオオオッ!
ソフィあ、カニ!ジューダス、見て。大きなカニだよ!
ジューダス
ソフィのおねだりscene3
ジューダス魔物は全て倒したか。これでもう大丈夫だろう
ソフィあ、ねえ、ジューダス。ジューダスの仮面、かぶってもいい?
ジューダス…もう何を言っても無駄そうだな。ソフィ、仮面はあきらめろ。代わりに…これをやる
ソフィたまご…?
ジューダス今助けた女にもらった
ソフィ倒した大きなカニ…それにこのたまごがあれば…カニタマが作れるね!
ジューダス確かに材料はそろっているな
ソフィねえジューダス、わたし、カニタマ食べたい。食べたいよ。作って!
ジューダス…誰か他の奴に頼め
ソフィそっか…。うん、わかった
ソフィじゃあ、カイル達に作れないか聞いてみるね
ジューダス…やっと仮面を諦めたか
ジューダスソフィの好物は「カニタマ」か
ジューダスまた仮面目当てで絡まれたら困るからな。…今度練習しておくか

NameDialogue
どうしてだろう?scene1
カイルへええ、そうだったんだ。やっぱり人は見かけによらないんだなあ
リアラどうしたの、カイル?
カイルあ、リアラ、聞いてくれよ!ジューダスの意外な一面を見つけたんだ!
カイルジューダスはさ、まわりに誰もいなくなると、変な独り言を言い始めるんだ!
カイルオレ、ジューダスにあんな変わった一面があるなんて、思わなかったよ!
リアラ普段のジューダスだと想像もつかないわね。何か理由があるのかしら?
カイルう~ん。理由かあ…
カイルあ、リアラ。ジューダスがいたよ!
ジューダス
カイルリアラも実際に見たらわかるよ
カイルジューダスが何か変だって事!ねえ、このまま隠れてついて行こうよ
リアラい、いいけど…。盗み見るなんてあんまりよくないと思うわ
カイル見つかったらちゃんと謝るさ。ほら、行こう!
リアラジューダス、どこまで行くつもりなのかしら?あまり街から離れるのもよくないわ
ガオオオオッ!
カイルうわっ!魔物!?
どうしてだろう?scene2
カイル邪魔が入っちゃったね。
カイルあれ…?ジューダスはどこに行ったのかな
リアラあ、あそこにいるわ
ジューダス
ジューダス
ジューダス
リアラ確かに誰かと話してるみたいだけど…まわりには誰もいないわね
カイル「お前とも長い付き合いだな…?」…どういう意味だろう?誰もいないのに…
リアラ…わかったわ!きっとジューダス、一人でこっそりお芝居の練習をしているんじゃないかしら
カイルそっかあ、お芝居か!ジューダスは劇団員だったんだね!さっすがリアラ!
リアラだからいつも仮面をしてるのかも。実はすごく有名で、見つかったら女の子に追いかけられちゃうとか
カイルうわ~、ジューダスのファンかあ!それに強いから、剣士役とかぴったりなんだろうなあ
リアラうーん、でも…お芝居に出るなんて、それはそれでジューダスらしくないわよね…
カイルうう…よく考えたらそれもそうだね。何たって、あのジューダスだし
カイルじゃあどうして、あんな独り言を言ってるんだろ?
リアラうーん…どうしてかしら…
カイルま、いいか!オレ、ジューダスの事もっと知りたいからこれからもよく見てみるよ!
リアラふふ、カイルらしいわね。でも、怒られないように気をつけないとね
ジューダス…あいつら、一体何をしているんだ?下手な尾行などして、僕が気付かないと思っていたのか
ジューダス困った奴らだ。お前もそう思うだろう?シャル
迷探偵カイル?scene1
カイルあ~~~~~~っ!!
リアラどうしたの、カイル?そんなに大声を出して
カイルオレが、後で食べようと思ってとっておいたオヤツがないーっ!
リアラえ…!?
カイル前も確かこういう事があったな…よし、推理してみよう。ええと…
カイル…ズバリ!犯人はオレのすぐそばにいる人に違いない!
リアラ
カイル…どうしたの、リアラ?何だかそわそわしてるけど
リアラべ、別に…
街の女きゃああああ!魔物が!
カイル魔物!?もしかしたら、魔物がオレのオヤツを…
カイル許せない…!
リアラあ、待ってカイル!わたしも行くわ!
迷探偵カイル?scene2
カイル魔物の退治も出来たし、困ってた人を助ける事が出来たけど
カイル結局犯人は分からずじまいか…
リアラカイル、これを…
カイルこれってオレのオヤツ…?もしかして、リアラが見つけてくれたの?
リアラえ、ええ…まあ…
カイルありがとう、リアラ!これ、本当にうまいんだよ。中に入ってるクリームが最高でさ!
リアラそ、そうね。これ、おいしいわよね
カイルおいしいわよねって…リアラ、これ食べた事あったっけ?お店に一緒に行った事…なかったよね
リアラご、ごめんなさい!
リアラカイルのオヤツだって知らなくて…ちょっとお腹が空いてたものだから…それで、食べたあとで気がついて…
カイルでも、食べたのにここにあるよね?って事は…もしかしてリアラ、買い直しておいてくれたの?
リアラうん…
カイルお腹が空いてたなら、仕方ないよ。それにわざわざ買ってきてくれたんだし
リアラでも…勝手に食べたのはわたしだから…
カイル気にしないでよ、リアラ!今度は内緒にしないで、オレとお店に行って、一緒にオヤツを買おうね!
リアラカイル…ありがとう

NameDialogue
乙女のこだわりscene1
シェリアふう、一日中仕事で走り回ってたら、すっかり汗をかいちゃった
シェリアそうだ、とっておきのウィンドル牛のミルクがあったのよね
シェリアちょっと品がないけど…こう、腰に手を当てて一気に…ごくごく…
シェリアはーぁっ、美味しいっ!
アスベルん、シェリア、何やってるんだ?
シェリアア、アスベル!?何でここに?
アスベル魔物が現れた報告を聞いて、討伐に行くところだよ。シェリアも手伝ってくれないか?
シェリアわ、わかったわ
シェリア(ど、どうしよう… アスベルにみっともないところ、 見られちゃったわよね…)
乙女のこだわりscene2
アスベルよし、これで安心だな。手伝ってくれてありがとう、シェリア!
シェリアあ、うん。どういたしまして
シェリア(アスベル…さっきの事、 忘れてくれたかしら…)
アスベルそれにしても、さっきのミルク、うまそうだったな。なかなかいい飲みっぷりだったぞ
シェリアえっ、あのっ、違うのっ。あれはその…ビンの中をのぞいてただけよ!
アスベル…のぞいてどうするんだ?
シェリアえ!?そ、そんな事気にしなくてもいいの…!
シェリア…とにかく!私がそんなはしたない飲み方するわけないじゃない!
アスベルそんなにはしたないか?
アスベル焼き鳥丼だって、うまそうにかぶりついてたじゃないか?
シェリアそれも見られてたの!?
シェリアそ、そんな…
アスベルおーい、シェリア、大丈夫か?
シェリアアスベルに気が付かれてたなんて…
アスベル食べ物なんて、ある程度のマナーで好きに食べるのが一番うまいと思うんだけどな…
シェリア…私が気にするのっ!
シェリア(アスベルの前では、 可愛い女の子でいたいのに…)
アスベルよくわからないけど、いろいろ面倒なんだなあ…
期待は禁物scene1
アスベルシェリア、救護団の仕事は、どんな具合だ?
シェリア大変だけど、やりがいがあるわ。一緒に活動している人達も、凄く親切にしてくれるし
シェリアそうそう。救護団と言えばね…前に団員だった人達が、今度結婚するんですって
アスベルへえ…
シェリアその人達、ずっと一緒に働きながら、愛を育んだみたいよ。素敵な話だと思わない?
アスベルうーん、たまたま気があったんだろう?
アスベル働きながらなんて、難しそうだけどなぁ
シェリア別にいいじゃない。好きな人がそばにいるから、頑張れるって事もあるでしょ?
アスベルそうなのかな…俺にはそういうの、よくわからないな
シェリアふーん…アスベルは、そういう考えなんだ…
アスベル…なんだ?急に元気が、なくなったみたいだけど
シェリア何でもないってば!
シェリアはあ…
シェリアたまたま気が合ったって…。たまたまに期待するしかないのかしら…
シェリア本当は心の中で、邪魔だと思われてたらどうしよう…
グオオオオッ!
シェリア魔物!?
アスベル危ない、シェリア!
シェリアアスベル!
アスベル間に合ってよかった…シェリアには指一本、触れさせるものか!
期待は禁物scene2
シェリアアスベル…助けに来てくれてありがとう
アスベル無事でよかったよ
アスベルシェリアがケガでもしたら、そばにいるみんなが悲しむからな
アスベルもちろん、俺もだ
シェリアアスベル…
シェリア…私、このままアスベルのそばに、いてもいいの?
アスベル当たり前だろ。何今更そんな事言ってるんだ?
シェリアありがとう…
アスベルところで、さっきいきなり、元気がなくなったのはどうしてだ?
シェリアそ、それは…
アスベルひょっとして…今度結婚する救護団の人達に、何か関係があるとか?
シェリア…え!?
アスベルわかったぞ。その人達に何をお祝いしていいかわからなくて、悩んでた!どうだ?
シェリア
シェリア…アスベルって、こういう人よね。うん、わかってた…
アスベルあれ?
アスベルおいシェリア、待ってくれよ!

NameDialogue
俺達は友達scene1
リオンふう…
スタンどうしたんだリオン。難しい顔して、ため息なんてついたりしてさ
リオン…うるさい。いちいち僕に構うな
スタン俺で力になれるようだったら何でも相談してくれよ。俺達、友達だろ?
リオン誰が友達だ。勝手に決めるな
スタンそうかなー。俺はリオンの事、友達だと思ってるんだけどな
リオン勝手にそう思ってろ。僕はそんなもの、認めた覚えはない
スタンおい、どこに行くんだよ?
リオンこの先の街道を魔物が塞いでいると聞いた。討伐する
スタン本当か?だったら俺も一緒に行くよ
リオン勝手にしろ
俺達は友達scene2
スタンよし、これで通れるようになったな。
スタンなあリオン、さっきの戦いなんだけど俺達、息が合ってたと思わないか?
リオン
スタンなあリオン。何でも一人でやろうとするなよ。俺だって力になれるだろ?俺達、友達なんだからさ
リオン…しつこいぞ!何度も言わせるな。僕にそんなものは必要ない!
スタンリオン…そんな事言ったら、お前の友達が悲しむぞ
リオンお前、いい加減に…!
スタン俺はまだそうじゃなくてもさ。シャルティエは、友達だろ?
リオン…!
スタン俺はディムロスと会ってまだ日が浅いけど、リオンはシャルティエとずっと一緒だったんだろ?
リオンそれがどうした。…お前に僕やシャルの何がわかる
スタンやっぱり二人は友達じゃないか。だから、必要ないなんて言うなよ。シャルティエが悲しむぞ
リオン
スタンなあリオン。そのうち俺も、お前と友達になれるよな?
リオンフン。…お前のように、能天気で、図々しくて、馴れ馴れしい奴はお断りだ
街の英雄scene1
リオンこのところ魔物の襲撃が相次いでいるが、何が起きている?
リオン街の周辺に原因があるのかそれとも…
リオン…これ以上、考えたところで結論は出ないか。やはり周辺を調査する必要があるな。だが…
街の男リオン、来てくれ!街の南に魔物が出た!
リオン…またか…。何度も言わせるな。僕は街の警備兵じゃない
リオンいい加減自分達で…
街の男ま、待ってくれ!今回はいつもと違う!た…たくさんいるんだ!
街の男このままだと街が崩壊してしまう…た、頼む!助けてくれ…!
リオン…ふん。何体いようが僕の敵じゃない。場所は街の南だな?
街の男すまない…リオンがいてくれるから、この街は…
リオン…無駄口を叩いているヒマがあったらここから早く逃げろ。足手まといだ
グルルルルゥ!
リオンこれは…群れか。一体、何故…
リオン…まあいい
リオンはぁあっ!
ギャウゥゥゥンッ…!
リオンはっ!
リオンそこだ!
リオンちっ、囲まれたか。ザコとはいえ、これではキリがない
リオン…くそっ!
バキィィィィン!
???どりゃー!!!
ロイドおしっ!一匹目!
リオン…お前は…ロイド!?
ロイド大丈夫か?
ロイド助けに来たぜ!早く倒さないと街に被害が及びそうだな…
ロイドさっさと片付けるぞ!リオン!準備はいいか?
リオンふん、誰に言っている
ロイドよし!なら、一気に片付けるぞ!
街の英雄scene2
リオン一掃できたようだな
ロイドあぁ街も無事でよかった
ロイドお前はいつもこうやって街を守っているんだな
リオン違う。僕は街を守っているわけじゃない。勝手にそう思っている奴がいるだけだ
ロイドでも、街を守った事に変わりはないだろ?
リオン
リオン僕は街を守る警備兵じゃないと言っているだろう。…この世界で戦えない奴は死ぬだけだ
リオンだが…
リオン僕には戦う力がある。魔物が街や人を襲うならば…僕が倒すだけだ
ロイドリオン…
ロイドでも、それが街を守るって事だろ?
ロイド後ろを見てみろよ
街の男リオン、無事か?!
街の女リオン!!いつもありがとう!!
街の男この街で安心して暮らせるのはリオンのおかげだよ!
ロイド…ほら、な
リオン
リオン…ふん
ロイドさて、と…もう大丈夫そうだし俺はそろそろ帰るぜ
ロイドじゃあな!リオン
リオン待て
リオン…ロイド。お前は前に会った時に僕の技を知りたがっていたな
リオン…さっきの礼に一度だけ特別に見せてやる。後で僕の家に寄れ
ロイド本当か!?
リオン何度も言わせるな。僕は先に戻る
ロイドよっしゃあ!
ロイド楽しみにしてるぜ!リオン!

NameDialogue
隙あり?scene1
ロイドクラトス、今日は何を教えてくれるんだ?
クラトスうむ。今日は、相手の隙をつく攻撃の方法だ
クラトスまずは集中して、相手の動きをよく観察するのだ
ロイド集中して、動きをよく観察する…むむ…クラトス、全然隙がないぞ…
クラトス…そこだ!
ロイドわあっ!?
クラトス考え込んで立ち止まっていると自分に隙ができる。動きながら考えるのだ
ロイド動き…なが…ら…考…え…隙を…見て…
クラトス…隙あり!
ロイドうわっ!?考えながら動けって言うから…
クラトス考えている事が口に出ている。それでは相手に読まれてしまうだろう
クラトス隙を読めないなら、あえて隙を作らせるという方法もあるが…
ロイド隙を作らせる、か…
ロイドあっ、向こうに魔物が!見ろよ、クラトス!
クラトスふむ…
隙あり?scene2
クラトス魔物は何とか片付けたな
ロイド(よし、今だ!)
ロイド隙あり!
クラトスそうはいかん!
ロイドいてっ!やっぱりだめか…クラトスのようには、うまくいかないもんだな…
ロイドでも俺はあきらめないぞ。また稽古をつけてくれよ、クラトス!
クラトス私でよければいつでも相手をしてやる。隙を見てかかってくるがいい
ロイド(そういいながらも隙が全くない… クラトス…いつか必ず お前を越えてみせるからなっ)
負けず嫌いscene1
ロイドせいっ!やあっ!たああっ!
ロイドどうだった、クラトス?今の俺の動きは
クラトス駄目だ。身体の開きがまだ早い。そんな事では敵に動きを読まれてしまうぞ
ロイド身体の開き…じゃあこれならどうだ。たあああっ!
クラトスまだ駄目だ。相変わらず開きが早い
ロイドうう…クラトスは厳しいな…
クラトス剣の道ははてしなく遠い。そう簡単に極められると思うな
街の男あ、あんた達、助けてくれ!村が魔物に襲われてるんだ!
ロイド何だって…!クラトス、助けにいこう!
クラトスうむ。ロイド、今まで私が教えた技で見事に魔物を倒してみろ!
ロイドわかった!
負けず嫌いscene2
ロイドはあ…はあ…よし、勝ったぞ!
ロイド俺の戦いぶり、どうだった?教えられた通り、できただろ?
クラトス駄目だ。全身に無駄な力が入りすぎている。そんな事だから、簡単に息が上がってしまうのだ
ロイドこんなに頑張ってるのに…これ以上どうすればいいんだよ…
クラトス生活の全てが修行と心得ろ。剣の修行というものは、剣を手にしていない時も重要だ
ロイドクラトスはそうしているのか?
クラトス無論だ
ロイドそうか。じゃあこのトマト、食ってみてくれよ
クラトス…なぜそうなる
ロイド苦手な物を食べるのも、修行になるんじゃないのか?さすがのクラトスもそれは無理か?
クラトス
ぱく…
ロイドあっ、本当に食べた!
もぐ…もぐ…
ロイド…どうだ?
クラトス
クラトスべ…別に…どうという事はない
ロイド無理すんなよ
クラトス無理など…して…いない
ロイドまさか本当に食うなんて…負けず嫌いだなあ、クラトスは
クラトスお前に言われるのは心外だな

NameDialogue
私が守ってあげるscene1
ロイドコレット。このあたりは魔物が多いから、気をつけるんだぞ
ロイド…あれ、コレット?コレット!?どこに行ったんだ?
ドカーン!
コレットきゃああっ!
ロイドた、大変だ…!コレット!無事かっ!?
コレットいたた…あ…ロイド…
ロイド大きな音がしたけど、魔物がいたのか!?
コレットあ、違うの…ワンちゃんを探してたら、壁にぶつかっちゃって…
コレットワンちゃんったら、魔物にビックリして逃げ出しちゃったんだよ~
ロイドしかし、ずいぶんでかい穴を開けたなあ…
コレットあはは…ちょうどワンちゃんが魔物に襲われてたところで、そっちは何とか助かったんだけど…
ロイドけど?
コレット魔物も一緒に、入ってきちゃった……みたい…
ガオオオオ!
ロイドよし!ここからは俺に任せろ!
私が守ってあげるscene2
ロイドよし、勝ったぞ!
コレットごめんね、ロイド。私のせいで…
ロイドまあ、犬も無事だったし、腕鳴らしにもなったし、いいんじゃないのか
ロイドええと、こういうのって、何て言うんだっけ?
コレット一石…二鳥…かな?
ロイド鳥じゃなくて、犬だけどな
コレットえへへ…ロイドの役に立てたならよかった
コレットじゃあ私、これからも頑張って、いっぱい穴開けて、たくさんのワンちゃんを助けるよ~!
ロイドおう、頑張れよ!
ロイド…って、あれ?それでいいのか…?
コレット世界中のワンちゃん、私が守ってあげるから安心してね
ロイドいいの…かな。
ロイドうん、問題ない…はず!
コレットはず…だよね?
コレット&ロイドあははは…
コレットの不安scene1
コレットうーん…これってどうなんだろ…
ロイドコレット、どうしたんだ?そんなところで難しい顔して
コレットあ、ロイド。この本を読んでたら、気になる事が書いてあって…
コレット「身近にいる異性の事は、案外わからないもの」なんだって。ロイドはどう思う?
ロイドそんな事ないだろ。少なくとも俺は身近な異性についてちゃんとわかってるぜ
コレット本当?
ロイドああ。まずはリフィル先生だけど、何でも知ってて、凄いよな。遺跡を見ると人が変わるけど
コレットそだね。凄いよね
ロイドそれとしいな。あいつの召喚術は大したものだよな。それに料理の腕もなかなかだ
コレットあ、うん
ロイドそれからプレセア。戦闘の時は本当に頼りになるよな。あと、手先も器用だ
ロイド…な?ちゃんとわかってるだろ?
コレット
ロイドん?どうかしたか?
コレットううん。何でもないよ…
ロイドおい、待てよコレット!そっちには魔物の群れが!
コレットの不安scene2
ロイドよし、勝ったぞ!
コレット
ロイドなあコレット、さっきから元気がないぞ。どうしたんだ?
コレット…ロイドにとって、私は身近な異性じゃないのかな…
ロイドあ、その話か? ごめんごめん、誤解させちまったな
ロイドコレットはただの身近な異性じゃなくて、俺にとっては別格だよ。だから外してたんだ
コレットロイド…
ロイドもちろんコレットの事なら、よく知ってるぜ。優しいところ、頑張り屋なところ…
ロイド犬が大好きなところ、ドジなところ、得意な料理がクリームシチューで、ピーマンが苦手で…
ロイドまだまだ他にもたくさん言えるぞ。どうだ?
コレットうん、もう十分だよ。
コレットロイドはこんなに私の事を、ちゃんとわかってくれてるのに…ごめんね、勝手に落ち込んだりして
ロイド気にすんなって。これからも見ててやるからな
コレットうん!ありがと、ロイド

NameDialogue
バリボーふたたびscene1
ジュードうーん…結局何の事かよくわからなかったな…
アルヴィンどうした?悩みごとか?
ジュードバリボーの事…なんだけど…
アルヴィンありゃ、まだ気になってる?ジュード君もやっぱり男だねー
ジュードべ、別にそういうわけじゃないよ!
アルヴィンそんなムキになるなって
アルヴィンローエンも言ってたろ?バリボーは男のロマンって
ジュードじゃあ、結局バリボーって何なの?
アルヴィン教えるのは簡単だが、自分でその答えに辿り着くのも大事な事だよな
ジュードどうすれば辿り着けるのかな?
アルヴィンそりゃ、並大抵の事じゃ駄目さ。魔物の群れに自ら飛び込むくらいの気概がないとな
ジュード魔物の群れか…
ジュードちょうどあそこにいるから、今から行って来るよ!
アルヴィンお、おい!本当に行く奴があるかよ!
バリボーふたたびscene2
ジュードうーん…魔物の群れに飛び込んでも、やっぱりバリボーの答えはわからないままだよ
アルヴィンあのなジュード君。さっきのはあくまで例えだ
アルヴィンこのまま放っておいたら、さらに余波を被りそうだ
アルヴィン仕方ない、答えを教えてやるか
ジュード本当!?
アルヴィンいや、やっぱりやめるか…
ジュードもう…!
ジュード教えてくれるの?教えてくれないのどっちなの?
アルヴィンそんなに知りたいなら教えてもいいがジュード君はそもそもバリボーってなんだと思っているわけ?
ジュードえ!?
ジュードえっと…バリボーは男のロマンなんでしょ?
ジュードだから…その…女の人の…
アルヴィンふむふむ、女の人の?
ジュード女の人の…お……
ジュードあー、もうそんないじわるするならもういいよ!
アルヴィンありゃりゃ、怒らせちまったか
アルヴィンこりゃ、大人の階段を登る前にまずは思春期を卒業しないとな
料理の達人scene1
レイアうう、お腹すいた…ジュード、何か作って~
ジュード何言ってるんだよ。今そんな事、できるわけないだろ
レイアどうして?今日はここで、キャンプするんでしょ。キャンプの醍醐味はご飯じゃない
ジュード駄目だよ。この辺は魔物が多いから、いつ戦闘になってもいいよう、警戒しておかないと
レイアそうかもしれないけど。このままじゃ、お腹すいて動けなくなくちゃうよ~
ジュードもう…
ジュードだったら自分で支度すればいいのに
ジュードそんなに言うなら作るけど、その代わり簡単な物だけだよ?
レイアうん!ありがとう!
ジュードとはいえ…大丈夫かな…魔物が襲ってこなければいいけど…
ガアアアアッ!
レイア魔物!?
ジュードって言ってるそばから!?作りはじめちゃってるのに…
ジュード…ええい!
レイア…ちょっとジュード!フライパン持ったまま戦うの?
ジュードこの際、仕方ないでしょ!
料理の達人scene2
レイア…ふう。何とか魔物は撃退したね
ジュードはい、ご飯もできたよ
レイアえっ、なんで!?今まで戦ってたのに!
ジュード戦いながら、同時に作ってたんだよ
ジュードいったん始めちゃったのを、途中で止めるのもあれだったし
レイアすごい!そんな事ができるなんて、みんなに自慢できるよ!
ジュード自慢するような事じゃないけど…
ジュードまあ、なにはともあれ、さっそく食べようか
レイアうん!じゃあお言葉に甘えて…いただきま~す!
ぱく…
もぐもぐ…
レイアうん、おいしい!ありがとう、ジュード!
ジュードどういたしまして

NameDialogue
こうか?scene1
ルドガーふっ、はっ!
ルドガーせいっ、うおりゃあああ!
エルねえねえ、ルドガー、ルドガーってば
ルドガーん…?なんだ、エル
ルドガーここは魔物が多い。下がっているんだ
ルドガーうおおおおおっ!
エルうおおおーって、なんだかルドガーの方が魔物みたいで怖いよ
ルドガーそ、そうか?
エルもっと正義の味方っぽく、カッコいい感じの叫び方のがいいよ!
ルドガーカッコよくって言われてもな…
エルこんなのはどう?
エルじゃきーーん!
ルドガーじゃきーーーん!?
ルドガーこうか?
エルなんだかハサミみたいで変だね
エルんじゃあ、こんなのは?
エルしゃららら~ん!
ルドガーしゃらら…って、ちょっと女の子っぽくないか?
エル変身しそうで、いいと思ったんだけどなー
エルそれならこれはどうかな?ええとね…
ルドガーはっ、エル!魔物がこっちに来る!隠れるんだ!
こうか?scene2
ルドガー魔物め、食らえっ!
ギャオオオオッ!
ルドガー…!
ルドガーやったか…大丈夫か、エル?
エルう、うん…
ルドガーどうかしたのか?
エルううん、何でもない
エル(なにも喋らない方が、 なんかカッコいいかも!)
ルルを探してscene1
エルルル、どこにいるの?
エルルル?
ルドガーどうしたんだ、エル
エルあ、ルドガー
エルあのね、ルルがいないの
ルドガールルが!?
エルいつもだったら、そろそろ散歩から帰ってくるはずなのに…
エルルルに何かあったら、どうしよう…?
ルドガーよし、俺が探して来よう。エルは…
エルエルも一緒に行く!ルルの事、心配だし!
エルあちこち探したのに…ルル、見つからないね
ルドガーそうだな…後、見ていない場所は…
ルルナァ~~~!
エルあっ、ルル発見!
ガアアアッ!
エル大変、魔物に追われてるよ!
ルドガー助けよう!
ルルを探してscene2
ルドガー終わったか…
ルルナァ~
エルルル、もう大丈夫だよ。無事でよかったね!
ルドガー今回は無事だったが…
ルドガーこんな危ない目に遭うようなら、外に出すのはやめた方がいいかもな
エルええ~、そんなの、ルルがかわいそう!
ルルフ~~~ッ!
エルほら、ルルも、嫌だって言ってるよ!
ルドガーしかし…
エルルルが危ない目に遭わないよう、エル達が守ってあげればいいんだよ!ね?
ルドガー…わかった。じゃあそうしよう
エル良かったね、ルル!
ルルナァ~
ルドガールル…?何か持って来たのか
エルジャガイモにニンジンに、タマネギ…
エルこれ、お礼って事かな?
ルドガーそうかもしれないな
ルドガー今日の夕食はこの材料を使って、スープでも作るか
エルうん!エル、スープ食べたい!
ルドガーよし、それじゃ帰ろう。ルルも一緒にな
ルルナァ~♪

NameDialogue
絶世の美女には敵わないscene1
ミラアルヴィン、ここはもういいだろう
ミラ偶然居合わせただけだったのに手伝わせてしまって悪かったな
アルヴィンいや…まだだ。まだすごいのが残ってる…
アルヴィンこれは勝てそうにないねえ。完全にお手上げだ
ミラそうなのか?敵はどこだ、アルヴィン
アルヴィン敵…っていうか…敵わない相手って言った方がいいな
アルヴィンほら、俺の目の前にいるのがわかるだろう…?
ミラ…ここには私とお前しかいないようだが…
アルヴィンだからだよ。絶世の美女にはさすがの俺も敵わないって事さ
ミラなん…だと…
ミラそんな強い敵…しかも、見えない敵が潜んでいたなんて…
ミラよし、そいつを捜し出して、戦いを挑むぞ!続け、アルヴィン!
アルヴィンおい、ミラ!
アルヴィン…やれやれ、余計な事を、言っちまったか
絶世の美女には敵わないscene2
アルヴィンもうこの辺でいいだろ。いい加減疲れたぜ
ミラ何を言っている。まだ肝心の見えない敵を見つけていないだろう
ミラしかし、一体どこにいる…?
アルヴィンあ、あのな、ミラ…
ミラ卑怯だぞ、絶世の美女とやら!姿を現せ!
ミラ出て来い!絶世の美女っ…!アルヴィンの代わりに私が相手になろう!
アルヴィンこりゃだめだ…
アルヴィン気づいてさえいないなら絶対勝てっこねえな…
修行はつらいよscene1
ミラうむ…だいぶ剣の扱いには慣れてきたが、これからの戦いを考えるとより腕を磨く必要があるな…
ミラアルヴィン。少し聞きたいのだが、傭兵というのは、普段から剣の訓練をしたりするのか?
アルヴィンなんだよ、藪から棒に。まあ、俺くらいの腕になるとあまり訓練はしないな
ミラほう。ずいぶん自信があるのだな
アルヴィンまあな。ああ、だがイメージトレーニングは普段からしてるぜ
ミライメージトレーニング?
アルヴィンああ。いわゆるイメトレって奴だ。
アルヴィン信用第一の傭兵家業だからな。いろんな状況を想定しておく必要があるだろ?
ミラ待て、アルヴィン。いめとれ、とは何だ?
アルヴィンおっと、ミラ様。イメトレをご存じない?
ミラああ。だが、名前から察するに、妄想の訓練のことなのだろうか?
アルヴィン妄想の訓練って…あながち間違っちゃいないが色々誤解を生みそうな言い方だな
アルヴィンイメトレって言うのは…
ガルルルル…
アルヴィンおっと、魔物だ!先にあいつを何とかしないと!
ミラわかった。行くぞ、アルヴィン!
修行はつらいよscene2
アルヴィン勝ったな。まあ、こんなものか
ミラアルヴィン、今の戦いぶりはなかなかだったぞ。例のいめとれの効果か?
アルヴィンまあ、そんな感じかな
ミラどうやら、いめとれ、というのは戦いの腕を磨くのに有効のようだな
ミラアルヴィン、悪いが私にいめとれ、とやらを教えてはもらえないか?
アルヴィン…わかった。教えてやってもいいが、その代わり修行は厳しいぜ
ミラうむ。望むところだ
アルヴィンじゃあさっそく始めよう。まずはそこに座って、目を閉じろ
ミラ座って、目を閉じる…こうか?
アルヴィンお次は、頭の中で今食べたいものを思い浮かべるんだ
ミラ食べたいものを…
ミラマーボーカレーにクリーム牛丼、あとチキン南蛮巻き…いや、プリンパンも捨てがたい…
ミラ
ミラじゅるるる…
ミラ…アルヴィン。お腹が減ったのだが…
アルヴィン言ったろ?修行は厳しいって
ミラくっ…よもや、これほどのものとは…じゅるるる…

NameDialogue
足のケガにはご用心scene1
スパーダおい、ルカ!そっち行ったぜ!
ルカこれでっ…!はぁぁっ!
ギャウウウッ!
スパーダよし、これで全部倒したな
ルカうっ…
スパーダおい、どうした?
ルカ…今の戦闘で足を痛めたみたい
ルカうう…。気を抜いたら痛くなってきた…
スパーダちょっと見せてみろ
スパーダ…腫れてるじゃねぇか。そのままでいろよ。今、手当してやっから
ルカいいよ。これくらいなら自分で出来るし
スパーダいいから、黙って座っとけって。ほら、早く足出せ
ルカう、うん…
スパーダ…なあ、ルカ。足のケガはいざという時命取りになる
スパーダ逃げ切れなくて後ろからやられたり、なんて事もあるんだ。だから、次からは気をつけろよ
ルカごめんね。迷惑かけちゃって…
スパーダいちいち気にすんなって。さっきも言ったろ?次から気をつけろって
ルカうん…
ガルルルル…
ルカ新手の魔物!?しかも複数…!
スパーダちッ…!ルカはそこで休んでろ。あいつらはオレが片付ける!
ルカ僕も…僕も戦う!一人で戦うなんて無茶だよ!
スパーダ…ルカ、戦うからには…
ルカ…わかってる。やられたりなんかしないよ!
スパーダその意気だぜ!んじゃ、とっとと片付けるぞ!
足のケガにはご用心scene2
ルカはあ…はあ…
スパーダさすがにあの数はキツかったな…
ルカでも、どうにかなってよかったよ
スパーダお前、無茶しすぎだっての。足、大丈夫なのかよ?
ルカお、思い出したらまた急に痛みが…。うう…
スパーダこりゃ、さっさと街に帰ってゆっくり休んだ方がよさそうだな
起死回生scene1
イリア
イリアねえルカ、まだなの?
ルカち、ちょっと待ってよ。もうすぐ食事の支度ができるから…
イリアあーっ、何よこれ!?肉が入ってないじゃない!
ルカえ?今日は魚にするって最初に伝えたけど……
イリアルカ、あたしは肉が食べたいの!肉汁がたっぷり詰まってて、がっつりかぶりつくようなやつ!
ルカイリアが肉好きなのは知ってるけど、仕方ないじゃないか。ここは遺跡だし肉なんて…
ルカそもそも、イリアがここはお金のにおいがするって準備しないで出てきちゃったから…
イリア何?あたしが悪いって言うの?
ルカあ、いや…そういうわけじゃ…
イリアあ~もう!この際、羊でも馬でも豚でもいいわ!その辺から出てこないかしら
ルカここは森じゃないし、それは無理だと思うよ…
ガルルルル!
イリアラッキー!獲物が来たわ!
イリア…って、魔物じゃない!魔物なんかお呼びじゃないっての!ルカ、行くわよ!
ルカち、ちょっと、イリア!?
起死回生scene2
イリア動いたら、余計お腹空いたじゃない、もう!
イリア…ねえ、ルカ
ルカだ、駄目だよイリア!
イリアまだ何も言ってないでしょ!
ルカ肉を食べたいのはわかるけど、この魔物は食べられないよ…
イリアじゃあどうすりゃいいのよ?このままじゃあたし、あんたにかぶりつきそうだわ…
ルカじょ、冗談だよね…?
イリア
ルカ(うう…物凄い殺気を感じる…)
ルカ(ど、どうしたら…。 このままじゃ僕…)
ルカ…あっ!よく見たら、食材袋の奥の方に、ソーセージが一本残ってた!
ルカこれならホットドッグが作れるよ!それでどうかな?
イリアホットドッグ…!わかったわ、すぐ作って!
ルカちょっと待ってて
ルカ(よかった…これで何とか、 かぶりつかれずに済みそうだ…)

NameDialogue
おなかぽっこりscene1
エリーゼぱくっ、もぐもぐ…
エリーゼん…ごちそうさま…
エリーゼふう…今日の分のおやつ…もうなくなっちゃいました…
ティポほんとだー。少なすぎーこれじゃあまるでチュンチュンのエサだよー
エリーゼおやつを食べ過ぎると、ご飯が食べられなくなるから…がまん…しないと…
ティポそんな事言って。本当はもっと食べたいって思ってるくせにー
エリーゼそ、そんな…わたし、そんな事思ってません…
ティポ最近お腹も出てきたしねーこれはエリーもダイエットしなくちゃかなー
エリーゼで、出てません!お腹が出てるのはティポの方じゃないですか!
ティポぼくはいいんだよーこれがチャームポイントなんだから
ティポエリーはたくさん食べまくってお腹がぽっこりでかわいいぼくみたいになりたいんだよねー
エリーゼち、違います。そんな事…ありません…
エリーゼ…決めました。わたし、ダイエットします
ティポどうやって?
エリーゼやっぱり身体を動かすのが一番ですよね
エリーゼだったら魔物とたくさん戦えば…!
ティポ魔物と戦うの!?怖ー!
エリーゼそれでも行くんです!ダイエットのためですから!
おなかぽっこりscene2
エリーゼだいぶ身体を動かしましたけど…効果は出たでしょうか
ティポまだまだ、やせるためには時間がかかりそうだねー
エリーゼだったらわたし、明日からおやつもやめます
エリーゼそれで…ご飯も少しだけにして…
ティポいいの?さっきからお腹がぐーぐーなってるよー?
エリーゼうう…でも、ここはがまん、です……
ティポあー、おなかすいたなー
ティポおやつもいいけど晩御飯はまだかなー
ティポ今日はミートソースだってジュード君言ってたっけなー
ティポエリーはダイエットするからぼくが全部食べちゃうねー
エリーゼだ、だめ…!全部はだめっ
エリーゼせめて…半分こ…!
ティポオッケー!じゃあ仲よく半分こだねー。さーご飯ご飯♪
エリーゼはい、晩御飯楽しみですね!
ピンキストへの道scene1
エリーゼジュード。お願いがあります
ジュード何?僕にできる事なら、力になるよ
エリーゼわたし…ピンキスト道を、究めたいんです
ジュードピ、ピンキスト道?
エリーゼピンク好きの者が、最後に到達するといわれる境地です
ジュードそ、そうなんだ…それで僕は、何をすればいいの?
エリーゼ実は数日前に、この近くの山で全身をピンクにまとった女の人を見たという情報があって…
ジュード全身ピンク…
エリーゼはい!ピンキストを志す者の中では「ピンクの精霊」という通称で、とても有名な人なんです
エリーゼ人一倍ピンクが似合っていて、何より、その合わせ方がとっても素敵らしいんです
ジュードへえ…そうなんだ
エリーゼわたし、まだ会ったことがないので、ぜひ会ってみたくて…一緒に探してくれますか?
ジュードこの近くの山か…あそこは魔物が多いって話だけど…
エリーゼ危険なのはわかっています…そもそも既に山を下りられてもういないかもしれないんですが…
エリーゼでも…会いたいんです!
ジュードうーん……
ジュードわかったよ。力になるって約束したしね。それじゃ、さっそく出発しようか
エリーゼはい!ありがとうございます。さっそく、行きましょう
ピンキストへの道scene2
エリーゼピンクの精霊…結局いませんでしたね…
ジュードうん…結局いたのは、魔物ばかりだったね
エリーゼもうこの山を下りてどこかへ行かれたのでしょうか…
ジュードどうだろうね…あの山は魔物も多いし、安全な場所に移動したんじゃないかな
ジュードん?こんなところに、新聞が落ちてるよ
ジュード
ジュード「ウィンドル王国の姫君 エステリーゼ・シデス・ ヒュラッセイン…」
ジュードへえ…このお姫様、髪も着ている服も、ピンクなんだってさ
エリーゼ本当ですか…?
ジュードもしかして、ピンクの精霊はこのお姫様の事だったりしてね
エリーゼそうかもしれません…いえ、きっとそうです。こんなにも、ピンクが似合うなんて…
エリーゼエステリーゼさん…。一度、会ってみたいです!
ジュード縁があれば、そのうちに、会えるかもしれないね
エリーゼはい!それまでにお会いしても恥ずかしくないようなピンキストを目指さないと…!
ジュードが…頑張ってね…

NameDialogue
話してるうちに…scene1
ヴェイグクレアァァァ!
ティトレイおっ、出たな!やっぱりこれを聞かねえと、お前って感じがしねえよな
ヴェイグオレはクレアを探しているだけだ
ティトレイクレアさんは買い物に出てるだけだろ?心配し過ぎだぜ、まったく…
ヴェイグ…しかし、出かけた先でまた連れ去られてしまうかもしれない
ヴェイグそうしたら、オレは…!
ティトレイその気持ち、わからなくないぜ
ティトレイお前にとってのクレアさんは、おれにとっての姉貴みたいなもんだからな
ヴェイグお前の姉…セレーナさんだったな。そういえばクレアとセレーナさんは一緒に出掛けると言っていたような…
ティトレイああ、だから大丈夫だ。クレアさんと姉貴なら、無事に…
ティトレイ無事に…帰ってくるよな?
ヴェイグ&ティトレイ
ティトレイなんだよおい、話してるうちに心配になって来たじゃねえか…
ティトレイこうしている間にも、姉貴は魔物に襲われちまってるかもしれねえ
ヴェイグ…クレア…!!
ティトレイ…こうしちゃいられねえ!おい、ヴェイグ!姉貴達を追うぞ!
話してるうちに…scene2
ティトレイくそ、魔物が邪魔しやがる!姉貴ッ!クレアさんっ!
ヴェイグ待て、ティトレイ!
ティトレイ止めるな、ヴェイグ!こうしている間にも、姉貴は…!!
ヴェイグいや、もう帰ってきている
ティトレイへ?
ヴェイグ帰ってきている、と言ったんだ。…魔物にも会わなかったそうだ
ティトレイは、ははははは!そうだよな!いつも買い物に行ってるもんな!無事に決まってるよな!
ティトレイあ、あはははははは!
ヴェイグ……
カンが足りないscene1
ヴェイグ
ティトレイ今日はヴェイグが食事当番か。何を作ってるんだ?
ヴェイグ新しいレシピを手に入れたから、試しに作っているんだが…今一つ自信がない
ティトレイじゃあおれが味見してやるよ。どれどれ…
ティトレイあー、こりゃ駄目だ。全然味がしねえ。星一つだぜ
ヴェイグふむ…ならこれでどうだ?
ティトレイうーん…今度は塩辛くなったな。こいつは星二つ半だ
ヴェイグだったら…これは?
ティトレイ味がごちゃごちゃして、何だかわからなくなっちまったぞ。星二つだな
ティトレイこう言っちゃ何だが、ヴェイグにはカンってヤツが足りないのかもな
ヴェイグカン…
ティトレイ何だよ、駄目出しされたのが不満か?
ヴェイグそうではないが…オレではなく、ティトレイの味覚に問題があるとは考えられないか?
ティトレイおれが味覚オンチだってのか?おれは料理が得意なんだぜ?そんなワケあるかよ
ティトレイこのおれの料理魂が本物だって事、この拳で証明してやるぜ!
ヴェイグ…?
ティトレイ…どうかしたか、ヴェイグ。まだ味付けで悩んでるのか?
ヴェイグそうじゃない。魔物の気配を…感じないか?
ティトレイ魔物だ?そんなの…
ガルルルル!
ティトレイうお、本当に出やがった!
カンが足りないscene2
ティトレイはあ…はあ…結構骨のある魔物だったな。汗びっしょりだぜ
ティトレイこう、魔物ばっかだと料理でもめるのなんかバカらしくなるな
ヴェイグ…そうだな
ティトレイはあ。何だか腹が減っちまったよ。何か食う物持ってねえか?
ヴェイグあいにく、さっきの練習で、食材をほとんど使ってしまった
ヴェイグ今作れるのはおにぎりくらいしか…
ティトレイそれでいいぜ!作ってくれるか?
ヴェイグ…ああ
ぎゅっ、ぎゅっ
ヴェイグ…できた
ティトレイおっ!いただきまーす!
もぐ…もぐ…
ティトレイうん、うまい!塩加減が絶妙だな!こういうのを食いたかったんだよ!
ティトレイさっきのカンの話は訂正するぜ。ヴェイグは料理のセンスがある!
ティトレイこれなら星四つだぜ!
ヴェイグ…そうか。それはよかった

NameDialogue
モデルデビューscene1
ルビアふんふふ~ん♪
カイウスなんだルビア。ずいぶんご機嫌だな。何かあったのか?
ルビアあったあった、すっごい事があったの!ねえ、聞いて!
ルビアあのね、街を歩いてたら、絵のモデルになってくれないか、ってって言われちゃった♪
ルビアすごいでしょ!
カイウスルビアが、絵のモデルに…?何かの間違いじゃないのか?
ルビア間違いじゃないわよ!確かにあたしの目を見て言ったの!
カイウスへえ。信じられないな
ルビアふ~んだ!あたしの魅力は、カイウスなんかにはわからないのよ。残念でした~
カイウス「カイウスなんかに」って何だよ!
カイウス…で、結局絵は描いてもらったのか?
ルビアうん。街角で描いてもらっちゃった♪
ルビアほら、この封筒。ここに入れてくれたの!
ルビア帰ってから見ようと思って、楽しみにしてたのよ
ルビアまあ、カイウスが見たいって言うなら見せてあげてもいいかな
ルビア見たい?
カイウス…別に
ルビア素直じゃないわね~
ルビアうふふ、じゃあ、特別に見せてあげる!
カイウス頼んでないだろ!
ルビアさあ、開けるわよ。って、あれ?
バサバサバサッ!
カイウスあっ、魔物が!
ルビアちょっと、あたしの封筒、返してよー!
モデルデビューscene2
ルビアふう。何とか封筒を取り戻したわね
ルビアそれじゃ、中の絵を見せてあげる
カイウスオレ、見たいなんて一言も言ってないんだけどな…
ルビアじゃじゃーん!ほら!
カイウス…何だこれ?花の絵にしか見えないぞ?
ルビア本当だ。きっと違う絵を、封筒に入れちゃったのね…ちょっとがっかりかも
カイウスけどこの花、どっかで見た事あるな
カイウスああ、わかった。これ、お前の頭の花飾りだ!
カイウスモデルはモデルでも、絵描きがモデルにしたかったのはお前じゃなくて、頭の花飾りだったんだよ
ルビアええーっ!そんなのってないわよーっ!
素直になれなくてscene1
ルビアもー!道に迷ったじゃない!全部カイウスのせいよ!
カイウスこっちの道で合ってるって言ったのは、ルビアだろ!
ルビアだって、近道かと思ったんだもん…早くシルヴァラントに行きたくって
カイウス司祭様に会いたいのはわかるけどもう少し落ち着けよな
ルビアでも、あのお忙しい司祭様が直接お話を聞かせて下さるのよ?遅れたら悪いわ
カイウスそれはそうだけど…
ルビアカイウス、何してるの!ほら、早く!
カイウスおいおい、この道を行くのか?さっきのところまで戻った方がいいんじゃないか?
ルビアいいの。この山を抜ければ近道なんだから!
カイウスさっきもそういってオレ達、道に迷ったじゃないか
ルビアう、うるさいわね!なら、カイウス一人で戻ればいいじゃない!
カイウスあっ、おい、ルビア!
ルビアカイウスったら、なんなのよ!もう!
ルビア
ルビアはぁ…
ガルルルル!
ルビア魔物!?
ガルルルル…ガウッ!!
ルビアこっちにも!?…数が多い!どうしたら…
ギャウン!!
カイウスルビア、大丈夫か!?
ルビアカイウス!?なんで…
カイウス話は後だ!先にこいつらを倒すぞ!
素直になれなくてscene2
ルビア…戻ったんじゃなかったの?
カイウスメルトキオに一緒に行って欲しいって言ってたのはお前だろ?
ルビアそれは…
カイウスオレ、メルトキオって、あんまり行った事がないから司祭様との話が終わったら、街を案内してくれよ
ルビア…あの、カイウス。助けてくれて…
カイウスえ?何か言ったか、ルビア。声が小さくて聞こえないよ
ルビアな、なんでもないわよっ!
ルビア仕方ないわね。案内ならあたしの用事の後でしてあげるわ。それじゃ、行きましょ!

NameDialogue
お兄ちゃんのゴーグルscene1
コハクニンジンよし、ジャガイモよーし、お肉もよしっ!
ヒスイ何を作ってるんだ、コハク?
コハク今日はカレーにしようと思って
コハク材料は全部切り終わったから、あとは、アレを入れるだけだね
ヒスイあれって…まさかミソじゃないよな?
コハクうん、ミソだよ。ミソたっぷりのカレーを作ろうと思って
ヒスイそれはもうカレーじゃねえ…ただのカレー風味のミソ汁だろ
コハクお兄ちゃんわかってないよ
コハクミソを入れるか入れないかで、全然おいしさが違うんだよ?
ヒスイだからって、そんなにたくさん入れないと思うぞ…
コハクうん!しっかり溶けたし、味見してみようっと
コハク…あれ、何か変…あ、そうか
ヒスイほら見ろ。やっぱりミソなんて…
コハクううん、そうじゃないの。ミソの他にも、入れ忘れた材料があったみたい
コハクねえ、お兄ちゃんのゴーグル、ちょっと借りてもいい?
ヒスイ別に構わねえけど、ゴーグルなんて何に使うんだ?
コハクもちろん、目を守るためだよ
コハク入れ忘れたのはタマネギだから、切る時に目にしみないように
ヒスイおいおい…兄ちゃんの大切なゴーグルを、そんな事に使う気かよ
ヒスイこのゴーグルはそんな事に使うために買ったんじゃねぇぞ
ヒスイおまえだって知ってるだろ?俺がどんな思いでこのゴーグルを買ったか
コハクそうだね
コハクごめんね、お兄ちゃん。だから、かけなくていいから切って
ヒスイおう!ここは兄ちゃんに任せとけ!
ヒスイって…うん…?あれは…魔物じゃねぇか!
ヒスイちっ、こっちに向かってきやがった
ヒスイコハクの料理をめちゃくちゃにさせてたまるか!
コハクあ、お兄ちゃん!
お兄ちゃんのゴーグルscene2
ヒスイはあ…はあ…
ヒスイどうだコハク。兄ちゃんのかっこいい姿ちゃんと見たか?
コハクうん、追い払ってくれてありがとう
コハクそれじゃあ、タマネギお願いね!
ヒスイおう!
コハクふふ。ミソカレーができ上がったら、たくさん盛るね!
ヒスイそれは勘弁してくれ…
心の声ですscene1
コハクえい!やっ!とうっ!
コハクえい!やっ!とうっ!
シング
コハクあ、シング。どうしたの?
シングちょっと気晴らしに散歩をね。オレの事は気にせず、訓練を続けてよ
コハクそう?じゃあ、続けるね
コハクえいっ!やッ!せい!たぁぁッ!
シング
シング(…コハクの動きは、 本当にきれいだなあ…)
シング(こうしてコハクを見ていると、 オレももっと頑張らないと、って 気になるよ)
村の女きゃあああ!誰か来て!魔物が出たわ!
コハクシング!
シングここはオレに任せて!コハクは村のみんなを!
コハクうん!シング、気をつけてね!
心の声ですscene2
シングこれでどうだ!
ギャオオッ
シングよし、いい感じだ!これもコハクから、元気をもらったお蔭かな
シングへへっ…この調子でガンドコ行くぞ!
グオオオオ!
シング…こいつ、今までの奴より強い!
シング慎重に行かないと!
コハクシング!
シングコハク!?どうしたの?村のみんなは?
コハク安全な場所に避難したから大丈夫。ここからは、わたしも一緒に戦うよ!
シングありがとう。頼むよ!
心の声ですscene3
シングなんとか倒せたね。コハクが来てくれて助かったよ
コハクううん。気にしないで
コハク…あいたた…
シングどうしたの!?
コハク今の戦いで、足にすり傷を作ったみたい…
シング何だって!すぐに治療しなくっちゃ!
コハクこれくらいなんでもないよ。傷っていっても少しだけだから
シング駄目だよ。せっかくのきれいな足に、傷が残ったら大変だ
コハクえ…き、きれいな足って…
シングあ…
コハク
シング
シングえ、えっと、すぐに手当するからそこに座って!
コハクう、うん…。ありがとう、シング

NameDialogue
明日世界が終わるとしたらscene1
ファラねえリッド。変な事聞くけどさ
ファラ明日世界が終わるとしたら、最後に何がしたい?
リッドなんだ、そりゃ。明日世界が終わるって?バカ言うなよ
ファラだから、もし、の話!ちょっとは考えてくれたっていいじゃない
リッドあー…そうだなあ…
リッドとりあえず…まあ、ファラがいればいいかな
ファラわ、わたし…!?
リッドそろそろ街に戻ろうぜ。腹も減ってきたし
ファラ…え?あ、ちょっとリッド!待って!
明日世界が終わるとしたらscene2
ファラね、ねえリッド。
ファラさっきの話の続きなんだけど…。…本当?
リッドん?何の話だ?
ファラそ、その…最後の日に…わたしがいればって話
リッドああ。それか。だって、最後なんだろ?
リッドだったらオレはファラのオムレツが食いたいな
リッド最後の日だってわかったらやっぱウマいもん食いたいからなあ
リッドって事で、最後の日ってヤツが来たらオムレツ作っておいてくれよ、ファラ
ファラな…なにそれ!ひどい!
リッド何がひどいんだよ。お前が聞いたんだろ?ちゃんと答えたじゃねえか
ファラそうじゃなくて!
リッドじゃあ、なんだよ。他に何があるってんだ?
ファラもう!何でもないよ!…リッドのバカ!
リッドどうしたんだ急に…。変なヤツ
そんな事よりscene1
ファラねえ、リッド。面白いうわさを聞いたの!
リッド…なんだよ、そのうわさって
ファラあのね、なんでも願いを叶えてくれる星のカケラが世界のどこかにあるんだって!
リッドなんでもって言われてもな…願いなんて特にねーし
ファラもう!リッドってば、夢の無い事言うんだから!
リッドそんな事言っても、ねえもんはねえんだよ
リッドファラにはあるのか?
ファラわたし…?うーん…そうだなぁ…
ファラええと…うん。思いつかないかも
リッドなんだそりゃ。じゃあ何で星のカケラの話なんてしたんだよ
ファラだって、なんだか楽しそうじゃない?星のカケラを探すなんて、ロマンチックだなって
ファラだからさ!探そうよ、星のカケラ!
脱獄兵星のカケラ、だと…貴様ら!星のカケラを持っているのか!!
ファラえ?持ってないですよ!うわさで聞いただけで…
脱獄兵ええい!うるさい!怪しい奴らだ、さっさと星のカケラをよこせ!
リッドこいつ…なんか、やばくないか…?話聞く気もねえっていうか…
脱獄兵覚悟しろ!
ファラど、どうしよう。来るよ!
リッドちっ、何でこんな事になんだよ!
リッドオレ達は星のカケラなんか知らねえって言ってんだろ!!
そんな事よりscene2
ファラなんとか、追い払ったけど…なんだったんだろうね…
リッドどこかの軍のヤツってワケでもなさそうだったしな…
リッド星のカケラってヤツを取り憑かれたように探してるヤツなのかもな…
ファラう~ん。欲に目がくらんだ、みたいな?わたし達も気をつけないとね
リッドファラは大丈夫なんじゃないか?
ファラどうして?
リッドさっきも「カケラを探すのがロマンチックだ」とか言っただけで、何か欲しい、とかの欲の話はしてねえだろ?
ファラあ…。うん、そうかな
ファラそうだよね!
リッドなあ。もうこの話はいいだろ?腹減ったから、早く帰ってメシにしよーぜ!
ファラあ、リッド。待ってよー!

NameDialogue
仲間の成長scene1
スパーダよう、ルカ。久しぶりだな
ルカスパーダ、帰って来てたんだね。今までどこに行ってたの?急にいなくなるから心配したよ
スパーダああ、ちょっとな
ルカそう…
スパーダそんな顔すんなって。こんなのいつもの事だろ?
ルカでも、最近の異変を考えたら心配だってするよ
スパーダま、それもそうか
スパーダ魔物が凶暴化したのだのどっかの街じゃ奇妙な病気が流行ってるだの言われてるしな
街の女きゃー!魔物よ!魔物が街の入口に!
街の男みんな建物の中に避難するんだ!
スパーダチッ…。噂をすれば…
スパーダルカ!
ルカうん、行こう!
仲間の成長scene2
スパーダやるじゃねえか、ルカ!いつの間に腕上げたんだよ
ルカそ、そうかな?
スパーダああ。さっきの一撃、いい感じだったぜ
スパーダこれなら、お前一人でも大丈夫そうだな
ルカそんな事ないよ。今のはスパーダのフォローがあったから、勝てたんだし
ルカそれにあんな強い魔物、僕、一人じゃ…
スパーダ自信持てよ。今までなんだかんだでやってこられたんだしよ
ルカう、うん…
スパーダそんなに自信がないって言うんならオレと手合せしよーぜ
スパーダお前がどんだけ強くなったか確かめてやる
ルカ僕がスパーダ相手に勝てるわけないよぉ…
スパーダそうそう!言い忘れてたが負けたら昼飯ご馳走な
ルカえぇ!?
スパーダヒャハハ!じゃ、始めようぜ手え抜くなよ、ルカ!
守りたい人scene1
ルカえい!やぁ!たぁああ!
スパーダこんな朝早くから剣の稽古なんて、やるじゃねーか、ルカ
ルカスパーダ…僕、もっと強くなりたいんだ。だから、もっともっと頑張らないと
スパーダへえ。でも、なんでそんなに、張り切ってるんだ?
ルカそれは…
スパーダ当ててやろうか。ズバリ、「守りたい奴がいるから」!
ルカ…!
スパーダどうだ?図星だろ?
ルカう、うん、まあ…そんなとこ
スパーダなるほどねえ…
スパーダよーし、それじゃオレも、稽古に付き合うか!
ルカいいの?
スパーダああ。でも普通にやってもつまらねえ。ここは実戦形式で行こうぜ
スパーダどっちが多く魔物を倒せるか、勝負だ、ルカ!
ルカうん、わかった!
スパーダ負けないからな!行くぜ!
守りたい人scene2
スパーダルカ、調子はどうだ?
ルカうーん、まあまあかな。スパーダは?
スパーダボチボチだ。でも、倒した魔物の数は、オレの方が多そうだな
ルカええ!?そんな事ないよ。僕の方が多いはずだよ。ちゃんと数えてたし
スパーダオレだって数えてたぞ
ルカう~ん、これじゃ、どっちが勝ったかわからないや…
スパーダよし、じゃ、ハッキリ決着を…
ガアアアアッ!
ルカスパーダ、この魔物…強そうだよ…!
スパーダチッ…こいつはお互い張り合ってて、勝てる相手じゃなさそうだ
スパーダここは一時休戦だ!ルカ、同時に仕掛けるぞ!
守りたい人scene3
ルカ何とか勝った…かな
スパーダそうだな
ルカやっぱりスパーダは強いね
スパーダルカこそ、いい動きしてたぜ
スパーダなあ…お前が守りたい奴って、イリアだろ?
ルカ…!
ルカそ、それは…僕は…別に…
スパーダあわてちゃって。わかりやすいぜ、まったく。ヒャハハハハ!
ルカ
ルカ…スパーダの言う通りだよ。僕、イリアの事、守りたいと思ってる
スパーダ素直に認めるんだな
ルカ隠しても仕方ないからね。スパーダには、そういう人はいないの?
スパーダオレか?オレは…
スパーダ(オレが守りたいのは、 お前だよ。今度こそ、な…)
ルカ…どうかしたの?
スパーダ…いや。何でもねーよ
スパーダ(今度こそ、ルカを守ってみせる。 何があってもだ。絶対にな!)

NameDialogue
優良物件scene1
アニスじーっ…
ジェイドおや、どうしたんですかアニス。何か用でも?
アニス大佐はいつも、眼鏡をかけてますけど、疲れないんですか?
ジェイド特にそう感じた事はありませんね。もう体の一部みたいなものですから
ジェイドどうしたんです
ジェイド急に眼鏡男子に興味が湧きましたか?
アニス違いますよ!
アニスただいつも身に着けてないといけないなんて大変そうって思っただけです!
アニスそれにアニスちゃんが好きなのは、眼鏡男子じゃなくって、お金持ち男子ですしー
ジェイドおや、眼鏡男子はお金持ち男子を兼ねている可能性が高いんですよ?
アニスはぅあ!確かに、眼鏡と言えば勉強。勉強といえば頭のよさ。出世、稼ぎ頭…
ジェイドという事は私もお金持ちという事になるんでしょうかね。まあ、確かにそこそこはありますが
ジェイドおまけに軍人ですから退役すれば恩給もついてきます
ジェイド我ながら優良物件だと思いますよ
アニスう…それはなかなか…
アニスって、だったら軍人らしくあそこの魔物をなんとかしてくださいよう
ジェイドおや、うまくはぐらかされてしまいましたか。まあ、いいでしょう
優良物件scene2
ジェイドという訳で、どうですかアニス。私の優良物件ぶりは
アニスまだ引っ張るんですか、それ…
アニスいくらお金持ちでもやっぱり大佐は遠慮しておきます~
ジェイドはっはっは、傷付きますねえ。玉の輿に乗り損ねたかも知れませんよ?
アニス大佐のはどっちかというと口車って感じなんですけど
アニスアニスちゃんが乗るのは、玉の輿だけです
アニス口車には絶対に乗りませーん
ジェイドやれやれ、一体誰が誰を乗せようとしてるんだか
アニスぶーぶー、大佐に言われたくないです!
ジェイドわざわざ戻ってくるなんて、ちょっと乗りかかってませんか、口車に
アニス違いますってば!
責務scene1
ジェイド失礼致します、陛下
ガイアスどうかしたか?
ジェイドはい、少しばかりお耳に入れておいた方がよいかと思われる事がありまして
ガイアス俺は忙しい。何か用事があるのなら手短に言え
ジェイド分かりました。では手短に
ジェイド例の光の神殿の出現によって国内外に波紋が広がっている件についてですが
ジェイドなんでも星のカケラなるものを集めると神殿で願いが叶う、という噂が騒ぎの元凶のようですね
ガイアス星のカケラ…か
ジェイド既に噂を信じた輩が星のカケラを求めて各地に出没し、住民と衝突しているとの報告もあります
ジェイド放置すれば我が国の治安にも影響が出る恐れがあります。早急に対処すべきかと思われますが?
ガイアス民の生活に影響が出るとなれば、その噂、捨て置けんな
盗賊星のカケラをよこせ!お前達が隠し持っているんだろう!
ジェイドおやおや、噂をすれば、よもやこの城に狼藉者とは。後で警備担当はおしおきですね
盗賊何をごちゃごちゃ言っている!さっさと星のカケラを出せ!
ジェイド…まともに話も通じないようですし、王の御前を汚した以上、その報いを受けていただくとしましょうか
責務scene2
ガイアス侵入者が、俺を狙った刺客ではなく、星のカケラの噂に影響された者とはな
ジェイドただの物盗りで助かりました。ここまで入り込んだ執念は天晴れでしたが
ガイアスだが、ジェイドの言う通り、このままでは国の治安に関わる問題となりうる
ガイアス悠長にしている時間はない。早急に今後の対処を検討する
ジェイドそれがよろしいかと存じます、陛下
ガイアス民を守るのは、俺の責務だ。実際にその危険性も身を持って知ったからな
ジェイドでは、報告も終わりましたし、そろそろ失礼いたします。警護担当を懲らしめないといけませんので
ガイアスジェイド…楽しそうに見えるのは俺の気のせいか?
ジェイドおや、これは心外ですね
ジェイド私もただ責務を全うしているだけですよ

NameDialogue
新技誕生!?scene1
セネル今日のパンの出来はどうだ?
クロエすごくおいしかったぞ。また一段と腕を上げたな、クーリッジ
セネル毎日努力しているからな。このパン作りで得た経験を、戦いにも活かしたいものだが…
セネル今の俺なら新しい技を生み出せるかもしれない…
セネルいや、きっとできるはずだ
セネルよし、今から試してみよう。クロエ、見ててくれるか
クロエああ。頑張ってくれ、クーリッジ!
セネル
セネルはああああ!
セネルふっ!はっ!くらえっ!
セネルふっ!はっ!くらえっ!ふっ!はっ!くらえっ!
セネルうーん…もう少しのはずなんだが、あと一押しが足りないな
クロエ実戦を通してみるのはどうだろう?なにかひらめくかもしれないぞ
セネルそうだな。あそこに魔物もいる事だし行ってくる!
新技誕生!?scene2
セネルふっ!はっ!くらえっ!ふっ!はっ!くらえっ!ふっ!はっ!くらえっ!
ギャオオッ
セネルよし、だいぶ掴めてきた。もうちょっとで生み出せそうだ
クロエまた来たぞ!今度は今までのより強そうだ!気をつけろ、クーリッジ
セネル望むところだ!
新技誕生!?scene3
セネル閃いた!これだ!
セネルふっ!はっ!くらえっ!ふっ!はっ!くらえっ!ふっ!はっ!くらえっ!
セネルよし、できたぞ!新しい技の完成だ!
セネルクロエ、どうだ?
クロエえっ?いや、その…
クロエ今までのとどこが違うんだ?
セネル全然違うだろ!パンチの速度も、蹴りの角度も!
セネルふっ!はっ!くらえっ!
クロエすまない…全くわからない…
セネル何でだよ!?
クロエせ、せめてかけ声を変えないか?いつもそれだと…どれがどれやら…
セネルそんなの駄目だ。俺はこのかけ声じゃないと、気合が入らないんだ
セネルふっ!はっ!くらえっ!ふっ!はっ!くらえっ!
セネルよし、もう一つできたぞ!
クロエううむ…やっぱりわからない…
新しい仲間scene1
ルーク…あれ?
ルークお前…確か前に俺達が、カン・バルクへ行く時に会った…
セネル…ん?
セネル…もしかして…
セネルひょっとしてお前の名は、ルーク・フォン・ファブレか?
ルーク…なっ!なんで俺の名を知ってるんだよ?!
セネルやはりそうか
セネル実はお前達と会った後、ティアという女と行き会ってな
セネル色々と話を聞いているうちに、もしかしたらお前の事かもしれないと思ったんだ
ルークティアの奴、勝手に人の話なんかしやがって…どうせロクでもねー事言ってたんだろ
セネルお前がキムラスカ国王の甥だとか、親善大使として、各国を回っているとか…
セネル後は大きな家に住んでいるとか…そんなところだ
セネル随分いい生活をしているみたいだな
ルーク別に大したことねーよ。あれくらい普通だろ
ルーク…そういうお前はどうなんだよ
セネル俺はシルヴァラントのシーブル村ってところに住んでいる。海の近くの素朴な村だ
ルークへー、海の近くか。そういうところで暮らすのって、楽しいのか?
セネル楽しい事ばかりでもない。俺の仕事はマリントルーパーだから、魔物と戦ってばかりだしな
ルークマリントルーパー?なんだそりゃ
セネル主に魔物を相手にしている沿岸警備隊だ
うわあああ!魔物が!
セネル大変だ!誰かが魔物に襲われているぞ!
セネルああいった魔物から市民を守るのも俺達マリントルーパーの仕事なんだ!!
セネルルーク、お前も手伝ってくれ!
ルークマジかよ、面倒くせえ…
ルークって、わーったよ、やりゃいいんだろ!やりゃあ!
新しい仲間scene2
ルークよし、勝ったぞ!
セネル大した実力だな。さすが親善大使
ルークま、まあな!お前こそ、なかなかやるじゃねーか。魔物相手に拳で渡り合うなんてよ
ルーク俺よく知らなかったけど、海の近くにもお前みてーな奴がいるんだな…
セネルそれを言うならキムラスカこそ、お前のように力のある奴がいて、国王はさぞ心強いだろう
ルークあ、当たり前だっつーの!なんてったって俺は親善大使だからな!
ルーク…お前、結構いい奴だな!最初に会った時は、愛想のねー奴だと思ったけどよ
セネルああ。これからもよろしく頼む
セネル互いに協力して街の平和を守ろうぜ!

NameDialogue
将来の夢scene1
ジュードレイアは将来の事って、ちゃんと考えてる?
レイアえ?しょ、将来の事って?
ジュードレイアは今、僕の実家で看護師見習いをしてるけど…
ジュードこのまま看護師を続けるつもりなのかなって
レイアえ?えーと…
レイアできればそうなればいいかなーって、思ってるけど…
ジュード身近で見てきたけど、看護師って大変だよ?
レイア大変な仕事なのはわかってる。それでもわたしは看護師になりたいの
レイアわたしが看護師になれば、ジュードが怪我した時にもちゃんと看てあげられるでしょ?
ジュードその気持ちは嬉しいけど…
ガウウッ!
レイアこんなところに魔物!?
ジュードレイア、危ない!
ドカッ!
ジュードうっ…!
ガルル…!
レイアジュード、しっかりして!
将来の夢scene2
ジュードいたた…打ちどころが悪かったかな…
レイアジュード、大丈夫?すぐ治療するからね
レイア…はい、できた。念のため、包帯も巻いておくね
ジュードありがとう。助かったよ
ジュード随分手慣れてるね。包帯もきれいに巻けてるし
レイアこれでも一人前の、看護師見習いですから
レイアなーんて、初めは全然、うまくできなかったんだけどね
レイアあんまり下手だと患者さんに申し訳ないから、必死に練習したの。そうしたら、うまくなったみたい
ジュードへぇー。レイアって、いつもいつも頑張っているしね
ジュードレイアだったら、すぐに看護師になれるかもしれないね。楽しみにしているよ
レイアた、楽しみって…やだもう、ジュードったら
ぶんっ!
ジュードちょ、レイア、棍を振り回すのはやめ…
ドカッ!
ジュードあぐっ!
レイアはっ!ジュード!しっかりして、ジュード!
弟子scene1
レイアはあ…
ローエンどうしたのです、レイアさん。ため息などついて
レイアさっきの戦いを反省していたの。わたし、駄目だったなって
ローエンそんな事はなかったと思いますが
レイアううん。ローエンに比べたら、全然だよ。武器の使い方も、術を出すタイミングも…
ローエンまあ私の場合は、レイアさんよりほんの少しだけ、年季が入っていますからね
レイアローエン、お願い!わたしに戦い方を教えて!ローエンみたいになりたいの!
ローエンさてさて…私のようなジジイが、どこまでお役に立てるものか、わかりませんが…
ローエンそれほどおっしゃるのであれば、教えてさしあげてもいいですよ
レイアやった!ありがとう!
ローエンそれではさっそく、特訓開始といきますかな?
レイアうん!よろしくお願いします、ローエン師匠!
弟子scene2
レイア…ふう。どうかな?わたしの戦いぶり
ローエンふむ。武器の使い方に関しては、文句のつけようがないですね
レイアやっぱり?わたしもそう思ってたんだ
レイアでも問題は術の方だよね…どうすればローエンみたいにうまくできるようになるかな
ローエンそう焦らずとも大丈夫です。ちょっと練習すれば、できるようになりますよ
レイアほんとに!?
ローエンはい、ほんの2、30年ほどで
レイアもー、ローエンのいじわるー!
ローエンほっほっほ。冗談ですよ
ローエンちょっとはちょっと。あとほんの少しです
レイアそうなの?
ローエンええ
レイア良かった…おばちゃんになるまでやらないと、駄目なのかと思ったよ
ローエンもちろん、早く習得するためには、本人の努力も必要になりますが
ローエンそれでは、特訓を続けますか?
レイアうん!

NameDialogue
子どもの頃の思い出scene1
シングこれで買い物は終わりだね
シングコハク、そろそろ皆のところに戻ろうか
コハクちょっと待って、シング。向こうにいる子、泣いてる…
コハクどうしたんだろう?ちょっと話を聞いてくるね
コハクわかったよ!あの子、せっかく買った食糧を、魔物に盗られちゃったんだって!
シング魔物に?
コハクうん。そんなの聞いたら、放っておけないよ。わたし、取り戻して来る!
シングあ、待ってコハク!オレも行くよ!
子どもの頃の思い出scene2
シング何とか無事に、食糧を取り戻せたな
コハクわたし、あの子に返して来るね
コハク…はい、これ。もう盗られないようにね
シング
コハクどうしたの、シング。ぼーっとしちゃって
シングちょっと子どもの頃を思い出してさ
シングオレも、ああやって一人で泣いてた事があったなあ
コハク一人で…。どうして泣いていたの?
シングう~ん、何でかは覚えてないんだ
シングでも、村の皆がオレを泣きやませようと、色んな事をしてくれたのをハッキリと覚えてるよ
シングあの時は悲しかったはずなのに思い返すとすごく楽しかったんだ
コハクシーブル村の皆は優しい人達だね
シングああ、今も変わってないよ
コハク…そういえばわたしも、小さい時に一人で泣いてた事があったなあ
シングへえ。その時はどうしたの?やっぱり村の人達が、皆で助けてくれた?
コハクうーん…わたしの場合は、お兄ちゃん一人かな…
コハク「コハクを泣かせたのはお前か!」「お前が犯人だろうこの野郎!」
コハク一人でカッとなって、会う人会う人に喧嘩を売ってね。恥ずかしかったな…
シング…い、今も変わってないね…
違うと思うscene1
ソフィねぇシング、コハクのことどう思う?
シングえ、コハク?
シングコハクは、それはもう、かわいい子だよ!
シングもちろん、かわいいだけじゃないよ。優しくて、強くて…
シングでもどうしてそんな事を聞くの?
ソフィある人に、「ソフィはコハクのようにすれば強くなる」って言われたの
シングへえ…。それってどういう意味なんだろうね
シングソフィもコハクみたいに自分の手足を使って戦うから、そこを参考にしろって事かな?
ソフィわたしもコハクみたいになりたい
ソフィミソラーになれば、そうなれる?
シングミソラーって…それも、その人が言ってたの?
ソフィうん
シングええっと…ミソラーっていうのはコハクのクセみたいなものだから、真似するのは難しいと思うよ
ソフィそうなの?でも…
ガルルルル!
シングうわっ、魔物だ!
ソフィシング、あぶない!
違うと思うscene2
シングふう。これで終わりだね
ソフィシング。ミソラーって何?
シングま、まだそこにこだわってたんだ…
シングミソラーっていうのは、何でもミソをつける人の事だよ
ソフィわかった。じゃあやってみるね
シングコハクみたいになりたいって言っても、そこまで真似しなくてもいいと思うけど…
シング…って、わあ!?ソフィ、何やってるんだ!?
ソフィさっき倒した魔物に、ミソをつけようと思って
シングだ、駄目!それは駄目だって!
ソフィ何でもミソをつけてるんじゃないの?
シングそうだけど、つけるのは食べられる物だけだよ…!
ソフィわかった…じゃあ、さっきカイルからもらったアップルパイにつけて食べるね
シングそ、それはそれで斬新だね。食べられなくはないだろうけど…
ソフィ早くミソラーになりたいな
ソフィわたし、頑張るね
シングうーん…もしかしたら、とんでもない事を、ソフィに教えちゃったのかも…

NameDialogue
そこにいるだけでscene1
ヴェイグ…今日は客で騒がしかったな
ヴェイグオレはもう休む。…それじゃあ
クレア
クレアちょっと待って、ヴェイグ
ヴェイグどうした?
クレアええ、実はお願いしたい事があって…
クレア近くの山まで一緒に来てもらえない?あそこに生っているリンゴを採りに行きたいの
ヴェイグ…わかった
クレアありがとう、ヴェイグ
そこにいるだけでscene2
クレアあ、あれだわ。あの木に生っているリンゴなの
クレア高いところにあるのね
ヴェイグならオレが採…!
ヴェイグクレア!危険だ、下がれ!
ヴェイグこのリンゴは魔物の餌にもなっているのか…?
ガルルルル!
ヴェイグ…魔物に気付かれたか。クレアは下がっていてくれ。魔物を倒したら、オレが採る
そこにいるだけでscene3
ヴェイグ…クレア。これぐらいでいいか?
クレアありがとう。たくさん採ってくれたのね。ちょうどいい量だわ
ヴェイグ…このリンゴを…何に使うんだ?
クレアあなたのお友達によ、ヴェイグ。みなさんにお茶と一緒に食べてもらいたいと思って…
クレアでも、一人で行ったら、ヴェイグは心配するでしょう?…ねえ、ヴェイグも一緒にどう?
ヴェイグオレは…いい。もうみんなとは話したつもりだ
クレアもちろん無理はしないで欲しいけれどお茶の席にヴェイグがいなかったらみんなが寂しいんじゃないかしら
ヴェイグ…楽しい話をするのは、得意じゃないんだ
クレアふふ、自分から話さなければならないものでもないわ。こういうものは、その場にいてくれるだけでいいのよ
ヴェイグ…そう…なのか?
クレアヴェイグが突然ティトレイさんみたいにたくさん話すようになったら
クレアみんなびっくりするでしょう?
ヴェイグオレが…ティトレイのように…?
クレアだからヴェイグはそのままでいいし、無理をしなくてもいいの。いてくれるだけでみんなが喜ぶわ
ヴェイグ…わかった。行こう
クレアよかった。じゃあ、村に戻っておいしいお茶を淹れないとね
クレアヴェイグはみなさんにこれからお茶を準備するからって、伝えて
ヴェイグああ
2人の共通点scene1
ロイドよう、ヴェイグ!
ヴェイグお前は確か…前にヴィズリー遺跡の事を聞いてきた…
ロイド覚えててくれたか。俺、ロイド・アーヴィング。よろしくな!
ヴェイグオレにまだ何か用か?
ロイドちょっとお前と話がしてみたいと思ってさ
ロイド本当はコレット…俺の幼なじみも一緒だったらよかったんだけど…
ヴェイグ…気にするな。それで、話というのは?
ロイドああ、ヴェイグにも幼なじみがいるのか?
ロイド前に話をした時に、幼なじみって言ったら、途端に態度が柔らかくなったから気になってさ
ヴェイグ…ああ、いる
ロイドやっぱりそうか。いいよな、幼なじみ!
ロイド俺の幼なじみのコレットは、小さい頃からの仲間っていうか、なーんか、ほっとけないんだよな
ロイドヴェイグの幼なじみは、どういう人なんだ?
ヴェイグオレの幼なじみは…
…!
ロイド魔物の気配!?
ヴェイグ…感じるか、お前も
ロイドああ。村に被害が出る前に片付けよう
2人の共通点scene2
ロイドよし、勝ったぞ!ヴェイグ、お前強いな!
ヴェイグお前の実力もかなりのものだ
ロイドへへ、てれるじゃねぇか幼なじみの話がよかったのかな
ヴェイグ…そうかもしれないな
ロイド…っと、いけねえ、俺、そろそろ行かなきゃ!
ロイドじゃあな、ヴェイグ。また会おう!
ヴェイグああ
ヴェイグ…いいよな、幼なじみ、か
ヴェイグクレアがいるだけでオレはどれぐらい救われたか…。そう考えると、わかる気がする
ヴェイグ…ロイドの言う通りだな。『幼なじみ』は、大事にするべきだ