| Name | Dialogue |
| モデルデビュー | scene1 |
| ルビア | ふんふふ~ん♪ |
| カイウス | なんだルビア。ずいぶんご機嫌だな。何かあったのか? |
| ルビア | あったあった、すっごい事があったの!ねえ、聞いて! |
| ルビア | あのね、街を歩いてたら、絵のモデルになってくれないか、ってって言われちゃった♪ |
| ルビア | すごいでしょ! |
| カイウス | ルビアが、絵のモデルに…?何かの間違いじゃないのか? |
| ルビア | 間違いじゃないわよ!確かにあたしの目を見て言ったの! |
| カイウス | へえ。信じられないな |
| ルビア | ふ~んだ!あたしの魅力は、カイウスなんかにはわからないのよ。残念でした~ |
| カイウス | 「カイウスなんかに」って何だよ! |
| カイウス | …で、結局絵は描いてもらったのか? |
| ルビア | うん。街角で描いてもらっちゃった♪ |
| ルビア | ほら、この封筒。ここに入れてくれたの! |
| ルビア | 帰ってから見ようと思って、楽しみにしてたのよ |
| ルビア | まあ、カイウスが見たいって言うなら見せてあげてもいいかな |
| ルビア | 見たい? |
| カイウス | …別に |
| ルビア | 素直じゃないわね~ |
| ルビア | うふふ、じゃあ、特別に見せてあげる! |
| カイウス | 頼んでないだろ! |
| ルビア | さあ、開けるわよ。って、あれ? |
| | バサバサバサッ! |
| カイウス | あっ、魔物が! |
| ルビア | ちょっと、あたしの封筒、返してよー! |
| モデルデビュー | scene2 |
| ルビア | ふう。何とか封筒を取り戻したわね |
| ルビア | それじゃ、中の絵を見せてあげる |
| カイウス | オレ、見たいなんて一言も言ってないんだけどな… |
| ルビア | じゃじゃーん!ほら! |
| カイウス | …何だこれ?花の絵にしか見えないぞ? |
| ルビア | 本当だ。きっと違う絵を、封筒に入れちゃったのね…ちょっとがっかりかも |
| カイウス | けどこの花、どっかで見た事あるな |
| カイウス | ああ、わかった。これ、お前の頭の花飾りだ! |
| カイウス | モデルはモデルでも、絵描きがモデルにしたかったのはお前じゃなくて、頭の花飾りだったんだよ |
| ルビア | ええーっ!そんなのってないわよーっ! |
| 素直になれなくて | scene1 |
| ルビア | もー!道に迷ったじゃない!全部カイウスのせいよ! |
| カイウス | こっちの道で合ってるって言ったのは、ルビアだろ! |
| ルビア | だって、近道かと思ったんだもん…早くシルヴァラントに行きたくって |
| カイウス | 司祭様に会いたいのはわかるけどもう少し落ち着けよな |
| ルビア | でも、あのお忙しい司祭様が直接お話を聞かせて下さるのよ?遅れたら悪いわ |
| カイウス | それはそうだけど… |
| ルビア | カイウス、何してるの!ほら、早く! |
| カイウス | おいおい、この道を行くのか?さっきのところまで戻った方がいいんじゃないか? |
| ルビア | いいの。この山を抜ければ近道なんだから! |
| カイウス | さっきもそういってオレ達、道に迷ったじゃないか |
| ルビア | う、うるさいわね!なら、カイウス一人で戻ればいいじゃない! |
| カイウス | あっ、おい、ルビア! |
| | |
| ルビア | カイウスったら、なんなのよ!もう! |
| ルビア | … |
| ルビア | はぁ… |
| | |
| | ガルルルル! |
| ルビア | 魔物!? |
| | ガルルルル…ガウッ!! |
| ルビア | こっちにも!?…数が多い!どうしたら… |
| | ギャウン!! |
| カイウス | ルビア、大丈夫か!? |
| ルビア | カイウス!?なんで… |
| カイウス | 話は後だ!先にこいつらを倒すぞ! |
| 素直になれなくて | scene2 |
| ルビア | …戻ったんじゃなかったの? |
| カイウス | メルトキオに一緒に行って欲しいって言ってたのはお前だろ? |
| ルビア | それは… |
| カイウス | オレ、メルトキオって、あんまり行った事がないから司祭様との話が終わったら、街を案内してくれよ |
| ルビア | …あの、カイウス。助けてくれて… |
| カイウス | え?何か言ったか、ルビア。声が小さくて聞こえないよ |
| ルビア | な、なんでもないわよっ! |
| ルビア | 仕方ないわね。案内ならあたしの用事の後でしてあげるわ。それじゃ、行きましょ! |