| Name | Dialogue |
| 【1周年記念】家族ごっこ | scene1 |
| ミラ | ほう…さすが1周年記念パーティーというだけあって、とても賑やかだ |
| ミラ | さて、そろそろロイド達と合流を――ん? |
| ソフィ | ユーリは1番目のお兄ちゃん…クレスは2番目のお兄ちゃんで…ロイドは… |
| ミラ | ソフィ?何をしているのだ? |
| ソフィ | ミラ…。あのね、みんなが家族だったらいつも一緒で楽しいなって思ったの |
| ソフィ | だからね、みんなと家族だったらユーリ、クレス、ロイド、ルークはお兄ちゃんがいいなって |
| ミラ | ほう…それでは私は? |
| ソフィ | ミラはね…お母さんだと思う!お母さんて、あったかくて…ドーンてしてて… |
| ミラ | ほう…私が母親か |
| ソフィ | そうだ、ミラ。わたしと家族になってみない?家族ごっこ…ていうのかな |
| ミラ | 家族ごっこ? |
| ソフィ | ミラがお母さんで、わたしがミラの子どもになってみるの |
| ミラ | 人間の家族か…。ふむ、なかなか興味深い |
| ミラ | 幸い、人間の母親がどういうものかは本で読んだ事がある。一度やってみるとしよう |
| ミラ | 「おかえりなさい。 おやつの準備が出来ているぞ」 |
| ミラ | …こんな感じか? |
| ソフィ | うん。たぶん…えっと… |
| ソフィ | 「今日のおやつはなぁに?」 |
| ミラ | 「昨日お父さんが 買ってきてくれた クッキーだぞ」 |
| ソフィ | …ミラ、そういえばお父さんがいないね |
| ミラ | 確かにそうだったな…。クレス達はみな「兄」だったか |
| ソフィ | お父さん、いた方がいいね |
| ミラ | ふむ…わかった。父という役柄にぴったりな人物を知っている |
| ミラ | その者をここに連れてこよう |
| ソフィ | 本当? |
| ミラ | ああ、もちろんだ。少し待っててくれ |
| ソフィ | うん、わかった! |
| 【1周年記念】家族ごっこ | scene2 |
| ミラ | …というわけなのだ。付き合ってくれないだろうか? |
| ローエン | ええ、ジジィでよければもちろんですよ |
| ローエン | ミラさんのお相手役ですか…。少々緊張しますね |
| ミラ | ふふ、よろしく頼むぞ |
| ミラ | さて、早くソフィの元へ戻らねば。だいぶ待たせてしまっているからな |
| ソフィ | …ミラ遅いなあ… |
| ソフィ | あれ…この匂い… |
| ソフィ | カニタマ!! |
| ミラ | おや?ソフィがいないな… |
| ローエン | ミラさんを捜しに行ってしまったのでしょうか? |
| ミラ | うむ…私がここで動いてしまうと、入れ違いになる可能性があるな… |
| ミラ | 仕方ない、練習も兼ねて先に始めているとしよう |
| ローエン | わかりました。では早速―― |
| ローエン | 「おはよう、よく眠れたかな?」 |
| ミラ | 「おはよう。今日もいい天気だな」 |
| ミラ | ふふ、さすがだな。口調も役に合わせて変えているのか |
| ローエン | ほっほっほ。これくらいは当然ですよ |
| ミラ | では、続けるぞ |
| ミラ | 「あなた、昨日は クッキーのお土産ありがとう」 |
| ロイド | ん? |
| ルーク | 何だ?どうしたんだよ? |
| ロイド | いや、ミラの声がしたから近くにいるのかと思ってさ |
| ユーリ | お、あそこにいるぞ |
| クレス | ああ、本当だ!おーい!ミラ… |
| ミラ | 「子ども達も とても喜んでいたぞ」 |
| ローエン | 「愛する君と子どもたちの 笑顔のためなら当然だよ」 |
| ミラ | 「子ども達が帰ってきたらみんなで ティータイムにするとしよう」 |
| クレス | え? |
| ルーク | い、いま子ども達って言ったよな。ミラの奴、あんなジジイとデキてたのかよ…? |
| ユーリ | そうとは限らねえだろ。年の差考えろよ |
| ロイド | 年齢は関係ないんじゃないか?リフィル先生が愛のカタチは人それぞれだって言ってたぞ |
| クレス | それはそうだけど…。そういえば、ミラは精霊界から来たんだよね? |
| ルーク | ん?って事は…もしかしてあのジイさん、精霊なのか? |
| クレス | …気になる事はたくさんあるけど、あまり詮索はしない方がよさそうだね… |
| ユーリ | まあ何でもいいが、当のご本人がこっちに来るぜ? |
| ミラ | お前達、ここにいたのか |
| クレス | や、やぁミラ |
| ロイド | あ、あのさ、ミラ…。あの男の人と長いのか? |
| ミラ | あの男…ローエンの事か。だが、長いとは何の事だ? |
| ルーク | だ、だからよ、あのジイさんと、その、付き合って長いのかって… |
| ミラ | 付き合いも…そうだな、それなりに長いと言えるだろう |
| ルーク | ま…まじかよ… |
| ユーリ | その辺にしとけって、お前ら。確かステージが控えてるんじゃないのか? |
| クレス | そ、そうだったね! |
| ユーリ | 邪魔したな、ミラ。またあとでな |
| ミラ | あ、おいお前達――行ってしまった… |
| ミラ | それにしても、ロイド達はなぜあんなに慌てていたんだろうか? |
| ソフィ | あ、ミラ。戻ってきたんだね。どうしたの? |
| ミラ | さっきまでクレス達がいたのだが…突然、逃げるようにどこかへ行ってしまった |
| ソフィ | せっかくなら、お兄ちゃんもいて欲しかったな…何かあったのかな? |
| ミラ | いや、私にもよくわからない |
| ミラ | 人間は不思議なものだな… |
| ミラ | しょうがない。家族ごっこの続きは私とソフィとローエン、三人でやるとするか |
| 【1周年記念】誰がいい? | scene1 |
| エリーゼ | ジュード、準備出来ましたか? |
| ジュード | うん、お待たせ! |
| ティポ | ミラ君の主人公続投のお祝いパーティーだもんね! |
| ティポ | ジュード君も張り切っちゃうよね~! |
| エリーゼ | もう…ティポ! |
| ジュード | ふふ、お祝い事はみんなで楽しめるように、張り切って準備しないとね |
| ローエン | ジュードさんの言うとおりです。さあ、パーティー会場へ準備に参りましょうか |
| エリーゼ | はい! |
| ティポ | しゅっぱーつ!! |
| 【1周年記念】誰がいい? | scene2 |
| エリーゼ | ジュード!ミラ達が着きましたよ!パーティーの準備は大丈夫ですか? |
| ジュード | …これで…よし。こっちは準備終わったよ! |
| ローエン | 私の方も完了致しました |
| ティポ | それじゃ、パーティーの始まりだね~♪ |
| エリーゼ | ミラ! |
| ジュード | 「光と闇の救世主」編も主人公続投おめでとう! |
| ミラ | まさか、こんなに盛大に祝ってもらえるとは思わなかったよ。ありがとう、みんな |
| ローエン | 他の主人公の方々もまた個性的な人達のようですね |
| レイア | ねー!どんなお話になっていくのかすっごく楽しみー! |
| アルヴィン | 確かに個性的なメンツだけどよ… |
| アルヴィン | 前回もそうだったんだし、今回は逆に統一感を持たせてもよかったんじゃねぇの? |
| レイア | 統一感…?例えば? |
| アルヴィン | 例えば… |
| | |
| アルヴィン | 渋さと年の功でキメたダンディズムメンバー!とか… |
| ミラ | 一見とぼけた男達だが実は魔物退治に熱く燃える男達… |
| ミラ | ふむ、よい組み合わせだ |
| | |
| ティポ | バリボー!な女の人達とか~? |
| アルヴィン | お、いいねぇ! |
| エリーゼ | も、もう!ティポ!変な事言わないで下さい!! |
| アルヴィン | じゃあ、そんなエリーゼ姫はどんな奴らを集めちゃうわけ? |
| エリーゼ | わ、わたしですか?ええと… |
| | |
| エリーゼ | わたしだったら…やっぱりピンキストな人達がいいです…! |
| ティポ | ピンクの可愛さが世界を救う…!! |
| | |
| ジュード | 統一感というか…ここまでいくと偏りって感じな気がする… |
| ジュード | それに、主人公って物語のテーマで決まっていくものだから |
| ジュード | こういう基準で決まったりはしないと思うよ? |
| アルヴィン | そりゃわかってるよ。ちょっとした遊びだよ、遊び! |
| レイア | でも、実現したら突き抜けてて面白いかもね! |
| レイア | わたしだったら… |
| | |
| レイア | 己の拳…肉体一つで突き進む!格闘技チーム!とかかなー! |
| レイア | ジュードは? |
| ジュード | ぼ、僕…?えっと… |
| | |
| ジュード | 世界中の苦しんでる人を救う、聖職者と医学者のチーム…かなぁ…? |
| アルヴィン | こんな時までさっすが優等生 |
| ジュード | べ、別にいいでしょ!? |
| | |
| ローエン | 実にジュードさんらしいチョイスだと思いますよ |
| レイア | うんうん!ねぇ、ミラ。ミラはどんな人達と冒険してみたい? |
| ミラ | 私か?そうだな…みなの考えた人物達と旅をするのも楽しそうだ |
| ミラ | だが、誰と冒険しようと私は私の使命を為すのみ… |
| ミラ | 誰と一緒であっても、その事だけは変わりはしないよ |
| アルヴィン | お、おう…ずいぶん真面目な答えが返ってきたな |
| ローエン | さすがミラさんですね |
| エリーゼ | カッコイイです…! |
| レイア | …どうしてミラが主人公に選ばれたのか、わかった気がする… |
| ジュード | あはは、ミラはミラだからこそ、なるべくして主人公になった…って感じだね |
| ティポ | バリボーなんて言うんじゃなかったよー |
| アルヴィン | さっきまで茶化してた自分が恥ずかしくなってきたわ… |