| Name | Dialogue |
| 時空の歪みの謎 | scene1 |
| コンウェイ | ふう…。結構歩いたと思うけど…まだ精霊の気配は感じないかい? |
| ジーニアス | この付近にはいないみたい。近づいてる気はするんだけど… |
| ティア | そもそも、精霊ってそう簡単に会えるものなのかしら… |
| マルタ | いても見えない…って事もありそうだよね |
| ジーニアス | 文献の記述では、精霊によって様々で、なかなか姿を見せない精霊もいるみたいだよ |
| コンウェイ | 姿、か。そもそも精霊ってどんな姿をしているんだろうね? |
| ジーニアス | あ、それも精霊によって違うんだ。人の姿に近い精霊もいれば動物に似てる精霊もいるよ |
| ミュウ | 色んな精霊さんがいるんですの? |
| ジーニアス | うん、そうだよ |
| ルーク | しっかし、さっきから歩いても歩いても全然会えねぇんじゃねーか |
| ルーク | もう、どっか遠くに逃げちまってるんじゃねぇの? |
| コンウェイ | なぜ、そう思うんだい? |
| ルーク | だってよ、こんだけ歩いてんのに全く見あたらねえじゃん |
| ルーク | こんな薄暗い場所、ずっと歩いてると頭がおかしくなっちまいそうだぜ |
| マルタ | 確かに、この場所ってずっと薄暗いから…気が滅入っちゃうかも |
| コンウェイ | … |
| コンウェイ | 時空の歪みがなぜ、こんなに薄暗くて広いのか…何か原因があるのかもしれないね |
| ジーニアス | やっぱり、この場所がこんな雰囲気なのも精霊の働きによる影響なのかな… |
| コンウェイ | 例えば、この空間の構造や景観は精霊の精神状態が影響している。…と、いう説はどうだろう? |
| ティア | どういう事かしら? |
| コンウェイ | 時空の歪みは精霊の気分次第で姿、形を変えるっていう仮説さ |
| マルタ | あ!だったらさ |
| マルタ | この空間が薄暗いって事は…きっと、精霊も暗い気持ちなんだよっ! |
| コンウェイ | ふふふ…そうかもしれないね |
| ルーク | だー!精霊の気分なんてどうでもいいっつーの! |
| ルーク | 精霊を見つけ出して、とっとと―― |
| | |
| | ガルァァァアアアアア!!! |
| マルタ | きゃあっ!! |
| ティア | 魔物!? |
| コンウェイ | やれやれ、落ち着いて話もできないね |
| 時空の歪みの謎 | scene2 |
| ミュウ | みゅうう~…いきなり魔物が現れてびっくりしたですの… |
| ティア | みんな無事なようでよかったわ |
| マルタ | 突然現れたからびっくりしちゃった。もしかしたら、魔物も亀裂に落ちてここにいたりする? |
| コンウェイ | 落ちてきたかどうかは知らないけれどかなりの数の魔物達がこの空間にいるようだよ |
| ジーニアス | て事は、まだまだ魔物が襲いかかってくるかもって事だよねいやだなあ… |
| コンウェイ | 何にせよ、時空の歪みについてはわからない事だらけだね |
| コンウェイ | 精霊に会って、色んな疑問が解決すればいいんだけど… |
| ルーク | どーだかな。会っても話せる奴とは限らねえんじゃねーの? |
| ジーニアス | どういう事さ? |
| ルーク | さっきここがおかしい理由の話してただろ |
| ルーク | 時空の歪みが精霊に関係してるんならもしかしたら悪いのは体調じゃなくて性格かもしれねぇじゃねぇか |
| ルーク | こんな不気味な雰囲気を作るくらいだから、性格が歪んでるって可能性もあるだろ? |
| ティア | どうかしら。仮にも精霊なわけだし… |
| マルタ | そうそう、ルークじゃないんだしそんなにひねくれ者じゃないでしょ! |
| ジーニアス | そうだよ!精霊はボク達を助けてくれる事だってあるからね! |
| マルタ | そんな失礼な事言ってたら精霊も出てきてくれなくなっちゃうでしょ! |
| ルーク | だーっ!なんだよ、っせぇな!あるかもしれねーだろ!なぁ、コンウェイ? |
| コンウェイ | 感情や体調については話したけれど、性格までは思いつかなかったな |
| ルーク | そうか?へへ、じゃあ俺の発想もなかなか── |
| コンウェイ | 性格が歪んでるってのはキミらしい面白い発想だよ |
| ルーク | …おい、何かバカにしてねぇか? |
| ルーク | お前だって仮説だとかってべらべらしゃべってたろ! |
| コンウェイ | ボクの仮説はあくまでも「精霊の気分次第」だったよね?性格の事なんか微塵も触れていないよ |
| ルーク | くっ…、てめぇ!ずりぃぞ!元はと言えばお前が… |
| コンウェイ | そもそも、ボクは会った事のない相手の事を悪く言ったりはしないよ。どんなバチが当たるか分からないし |
| ルーク | なっ… |
| ルーク | だー!なんだよ、ムカつく! |
| 発言には注意 | scene1 |
| マルタ | ね、ねぇ…少し休憩しない? |
| ティア | そうね…かなり長い時間歩き詰めだったし、休みましょう |
| ルーク | あー…だりぃ…。すげぇ腹減ってきた… |
| ジーニアス | 声に出して言わないでよ。余計にお腹が空いちゃうじゃない |
| ルーク | っせえな。だりぃし腹も減った。本当の事言っただけじゃねーか! |
| ティア | 落ち着きなさい、ルーク。それはここにいるみんなも一緒よ |
| コンウェイ | 確かに、ずっと歩き通しだったから大分お腹も空いてきたな |
| マルタ | ねぇねぇ、みんなはここから脱出できたら何が食べたい? |
| ルーク | ああ?なんだよいきなり |
| マルタ | 先に食べたいものを決めておくとやる気が出るかなーって |
| マルタ | ここを無事出る事ができたらご褒美にこれ食べるぞ!…みたいな? |
| ミュウ | 脱出した後のお楽しみですの! |
| マルタ | そうそう!ティアは脱出できたら何食べたい? |
| ティア | 食べたい物…そうね…。私は最近、携帯食ばかりだから |
| ティア | 新鮮な野菜を使ったサラダなんていいかもしれないわね |
| ルーク | あー、携帯食って軍支給のやつだろ?あれ、パサパサしてて不味そうだよな |
| ティア | 仕方ないわ。味よりも、手軽に栄養を摂る事に特化したものだから |
| ジーニアス | 新鮮な野菜ってシャキシャキしてて美味しいよね! |
| ジーニアス | ボクもサラダが食べたくなって来ちゃったよ |
| ルーク | 俺はチキンを使った料理で美味けりゃ何でもいいや |
| ルーク | コンウェイは何が食いたいんだ?お前もサラダか? |
| コンウェイ | ボクはサラダは… |
| ティア | あら、サラダは嫌い? |
| コンウェイ | いや、サラダは嫌いじゃないけれどトマトがね… |
| ルーク | んだよ、お前トマト嫌いなのか?意外と子どもっぽいな! |
| コンウェイ | …そうかな? |
| ルーク | …くくっ |
| ティア | ルーク、笑ってるけどあなた人の事言えるの? |
| コンウェイ | 好き嫌いなんて誰にでもあるものだし何が苦手かなんて── |
| ルーク | ついには言い訳かよやっぱりお子様だなー |
| ティア | ルーク!いい加減に── |
| | |
| | ドカァァァアアン!!! |
| ティア | 魔物の攻撃!? |
| マルタ | もう!こっちは疲れてるのにー! |
| ジーニアス | 追撃が来るよ!! |
| 発言には注意 | scene2 |
| ミュウ | みなさん、怪我はないですの? |
| ティア | ええ、大丈夫よ。心配してくれてありがとう |
| マルタ | ミュウは怪我してない? |
| ミュウ | はいですの!大丈夫ですの! |
| ジーニアス | ルーク達も大丈夫そうだね |
| ルーク | しっかし、腹減ったな。なあコンウェイ、トマト料理でも食── |
| ルーク | うわあああっ!? |
| ルーク | あっぶねえな!おい、どこに向かって攻撃してんだ!! |
| コンウェイ | ああ、ごめんごめん。キミの後ろに倒れてる魔物に止めをさしたんだけど、驚かせちゃったかな |
| ルーク | 後ろの魔物って…どこにも敵はいねぇぞ!! |
| ジーニアス | 今の術…どうみても、ルークに当てるつもりだったよね |
| ティア | 確かにやりすぎだけど…今のはルークも悪いわ |
| ルーク | 何でだよ!?俺はただ、トマト料理が食べ── |
| コンウェイ | …ルークくん、ボクは物覚えの悪い子は嫌いだよ? |
| ルーク | な、なんだよ… |
| ルーク | けっ、さっさと行くぞ!! |
| ミュウ | コンウェイさん、怖かったですの… |
| マルタ | 見かけによらずというか。コンウェイさん、一番怒らせたらやばい人かもね… |
| コンウェイ | 何か言ったかい? |
| マルタ | なっ、なんでもない! |