| Name | Dialogue |
| こんな寒い日は… | scene1 |
| エリーゼ | ひっくしゅ…! |
| ティポ | ううう~!冬は雪がキレーだけど… |
| ティポ | すんごい寒いよー!凍え死んじゃうよー!! |
| アルヴィン | お前はぬいぐるみだから死なないんじゃねぇの? |
| エリーゼ | アルヴィン!ティポだって、寒いんですよ |
| アルヴィン | へいへい |
| アルヴィン | しっかし、寒いよな |
| アルヴィン | コート着てても結構辛いわ |
| エリーゼ | アルヴィンの吐く息が真っ白です… |
| アルヴィン | エリーゼもな。…しかし、このままだと風邪ひいちまうな |
| ティポ | あったかいものが欲しいよー! |
| エリーゼ | お腹も空いてきました… |
| アルヴィン | 温かいものねぇ… |
| アルヴィン | うし、それじゃ買い出しにでも行くか |
| エリーゼ | 買い出し…ですか? |
| アルヴィン | おう。そろそろ補充しなきゃいけねぇ物も出てきたしな |
| アルヴィン | で、いっしょに服とか温かい食い物でも買って行こうぜ |
| エリーゼ | 賛成です! |
| アルヴィン | うし、そんじゃ行きますか |
| ティポ | レッツゴー!! |
| こんな寒い日は… | scene2 |
| エリーゼ | はふはふ… |
| エリーゼ | 美味しい…!それにすごく暖まります…! |
| ティポ | 出来たてのご飯は美味しいよねー! |
| エリーゼ | …それにしても…アルヴィン遅いですね… |
| エリーゼ | 買いたいものがあるから、先に帰ってくれって言ってましたけど… |
| ティポ | 寒さで凍えてたりして…? |
| エリーゼ | ううう… |
| アルヴィン | ふー…。寒いと買い物するだけで結構辛いな |
| エリーゼ | お、遅いですよ、アルヴィン! |
| ティポ | エリーが心配してたんだぞー! |
| アルヴィン | 悪い悪い |
| アルヴィン | ほら、お土産あるから勘弁してくれよ |
| エリーゼ | お土産…? |
| アルヴィン | そ。お土産 |
| ティポ | わー!大きな包みー!!何だろー? |
| アルヴィン | ほら、せっかくだから着替えてこいよ |
| エリーゼ | わぁ…! |
| ティポ | サンタクロースの衣装だー!! |
| アルヴィン | おー、なかなか似合ってるじゃないの |
| アルヴィン | エリーゼくらいの背丈に、ちょうど合いそうなのが目に止まってな |
| アルヴィン | 最後の一着だったみたいだが、いい感じのヤツが見つかってよかったよ |
| アルヴィン | それに、暖かいだろうから今の時期にもぴったりだろ? |
| ティポ | もふもふのほかほかだよ~♪ |
| エリーゼ | ありがとうございます |
| エリーゼ | それじゃ、サンタクロースの私から、アルヴィンへコーヒーのプレゼントです! |
| アルヴィン | おっ、サンキュー |
| アルヴィン | …ふー…。生き返るわ… |
| アルヴィン | 俺も腹が減ったし、何か食うかな |
| アルヴィン | お、エリーゼ姫は何を食べてるんだ? |
| エリーゼ | キノコの土瓶蒸しです! |
| アルヴィン | どび…!? |
| ティポ | お出汁が効いててイイ感じー♪ |
| エリーゼ | お店特製のタレをかけても美味しいんですよ! |
| アルヴィン | へ、へぇ…。よかったな |
| アルヴィン | サンタの格好した女の子の食べてる料理が土瓶蒸し… |
| アルヴィン | ギャップあり過ぎるし、シュール過ぎんだろ…! |
| お手製プレゼント | scene1 |
| エリーゼ | あの、ローエン… |
| エリーゼ | お願いがあるんですけど、いいですか…? |
| ローエン | はい、なんでしょうか?このジジイがお役に立てる事でしたら何なりとお申し付けください |
| ティポ | みんなへのクリスマスプレゼントを考えてたんだよー♪ |
| エリーゼ | 前にみんなでお茶会をした時に、ローエンがジャムを用意してくれましたよね |
| ローエン | ええ。紅茶に入れるジャムの事ですね |
| エリーゼ | あのジャム、みんながすごく美味しいって言って、とっても評判がよかったんです |
| エリーゼ | だから、それをみんなへのプレゼントにしたくて… |
| エリーゼ | どこに売ってるんでしょうか? |
| ローエン | なるほど。みなさんへのプレゼントですか。素晴らしいアイデアだと思います |
| ローエン | 実は、あのジャムは私のお手製のものなのです |
| ティポ | ローエン君の手作り!?すごーい! |
| ローエン | ほっほっほ…。気に入っていただけたようで、作り手冥利に尽きますよ |
| ローエン | あのジャムは、ここから少し離れた山で採れる果物を使用しているんです |
| ローエン | ですから、その果物さえあればすぐに作れますよ |
| ローエン | よかったら、作り方をお教えいたしましょう |
| エリーゼ | ホントですか? |
| ローエン | ええ、もちろん |
| ティポ | わーい! |
| エリーゼ | 教えて欲しいです! |
| ローエン | それでは、まず材料を採りに行きましょうか |
| エリーゼ | はい! |
| お手製プレゼント | scene2 |
| ローエン | エリーゼさん、お疲れ様でした。いい状態の物がたくさん採れてよかったですね |
| エリーゼ | いっぱい採っちゃいました! |
| ローエン | これだけあれば、たくさんのジャムができますよ |
| ティポ | よーし!頑張って作っちゃうぞー! |
| ローエン | ほほほ。それでは、始めましょうか |
| エリーゼ | はい!よろしくお願いします! |
| ローエン | エリーゼさん、頑張りましたね。これで完成です |
| ティポ | わーい!やったー! |
| エリーゼ | ジャム…出来ました!ローエンのお陰です |
| エリーゼ | みんな、喜んでくれるでしょうか…? |
| ローエン | ええ、それはもう。エリーゼさんが作ったとなればなおさらです |
| ティポ | あとはお茶会の日を待つだけだねー! |
| レイア | エリーゼが主催のお茶会だなんて珍しいね! |
| ジュード | そうだね。何だかすごく張り切ってるみたいだよ |
| ミラ | それは楽しみだな |
| ローエン | みなさん、お待たせいたしました |
| エリーゼ | メリークリスマス!…です! |
| ティポ | お茶会にようこそ~♪ |
| レイア | わ!サンタクロースの衣装だ!! |
| ミラ | ふふ、可愛らしいサンタクロースだな |
| ジュード | エリーゼ、とても似合ってるよ |
| エリーゼ | ありがとうございます |
| ローエン | 今日のお茶会のためにエリーゼさんが茶葉を選び、ジャムを手作りしたんですよ |
| エリーゼ | お茶うけも私のお気に入りのお菓子です! |
| アルヴィン | へぇ、こりゃ確かに、張り切った内容だな |
| ミラ | …うん、この紅茶も素晴らしい香りだ |
| レイア | このジャムって、たしか前にみんなが美味しいって言ってた── |
| エリーゼ | はい!みんなが美味しいって言ってたので、ローエンに作り方を教えてもらったんです |
| アルヴィン | へぇー、大したもんだなやるな、エリーゼ |
| ジュード | うん、このジャムは紅茶にもお菓子にも合うね |
| ティポ | おかわりもいっぱいあるよー! |
| エリーゼ | たくさん飲んでくださいね!ジャムもたくさんあるので、持ち帰ってください |
| ティポ | お茶会、大成功だね!エリー! |
| エリーゼ | はい…!みんなすごく楽しそうです |
| エリーゼ | 来年も、またみんなでクリスマスを過ごしましょうね! |