EventNameDialogue
エピローグscene1
オリエ──ティルグさんの声は、会場中のみなさんに聞こえているみたいですね
ミラ精霊同士、このように話す事はあるが慣れない者は驚いているようだな
パスカルあははは、面白い!何これー
スタンよかった、みんな聞こえてるのか!夢かと思ったよ
ルークそんで、ティルグよ!さっき言ってた、安心出来ねぇってどういう事だよ!?
ティルグ今、この平和な世界を実現した人間の力は見事なものだ
ティルグだが同時に、ここに至るまでそれほどの事件が何度も起きていたとは…
オリエ聞いていたんですか!?内緒で本にまとめて驚かせるつもりだったんですが…
ティルグ…悪い事をした。だが、汝らの旅の話を聞く貴重な機会でもあったのだ
ティルグだが話を聞く限り、この世界は幾度も危機に陥りその度に汝らが苦労をしてきた
ティルグこの先、何が起こるやもわからぬ。我が力を必要とする時が再び訪れるのではないか?
アイゼン…ふ。甘く見られたものだ。サフィアを破壊した俺達にまだ願いをかなえる力が必要かと問うか
ルカ…それにサフィアは願いをかなえる力じゃなく僕達の可能性を実現する力だった
ルカ裏を返せば、僕達がしっかり頑張れば何だって出来るって事なんだ。だから…大丈夫
スレイオレも同じ意見だ。確かに時にはぶつかり合って、それで大きな事件になる時もあるけど…
スレイ人が人を思いやる気持ちはいつだってオレ達に困難を乗り越える力をくれる
スレイだからオレ達は、挫ける事なく、前に進めるんだ
ベルベット…それに、この手で掴み取ってこそ意味が生まれる結末もある
ベルベット願いを叶えて結果だけ得ても意味なんてないわ。少なくともあたしにはね
カノンノ時には超常的な力が必要になる事もあるのかもしれないけど…
ミクリオ今はあらゆる世界から知恵と力を借りる事が出来る。解決出来ない問題はないさ
ユーリ…って事だぜ、ティルグ。この世界ではお役御免だとさ。安心して旅立てよ
ティルグ…汝らならそう言うだろうとは思っていた。故に、心配なのだ
ティルグその優しさと強さの限界を超える難関に立ち向かう時、我の力が役に立つだろうと…
ミラふむ…。話が平行線だな。ならば、こうするのはどうだ?
ミラ精霊は時に、人に試練を課し乗り越えた者の力を認め、信頼する
ミラならば、ティルグ。お前も試してみないか、私達を
ティルグ……
ティルグよかろう。ならば汝らの中から代表者を数名選ぶがいい
ティルグ全力の我と戦い、勝利を収める事が出来れば、汝らの力は我を超えたと認めよう
ロイドティルグを超えろって事か…
ロイドいいな、それ!何だか燃えてきたぜ!
ルークおう!俺達の実力、見せてやろうぜ!
ユーリ何、行く気になってんだ。代表者を選べって言われただろ
ジュードそれなんだけど…代表者は星のカケラに選ばれた6人がいいんじゃないかな
ルドガー俺も賛成だ。元々ティルグに選ばれたみんなが適任だと思う
ベルベット妥当ね。一度はティルグに勝ってるわけだし
クレスみんながいいなら、僕も賛成だ。ティルグに、僕達の成長を感じてもらえる、いい機会だからね
ミラなるほど。私も異存はない
ソフィこれでティルグが安心してくれるなら…うん、頑張る
コレットロイドー!頑張ってー!
ゼロスいいとこ見せてくれよ、ハニー!
ロイドおう、任せとけ!
ルークつーわけで、俺らで行く事になったみたいだぜ、ユーリ
ユーリわかったよ。んじゃ、餞別代わりにオレ達の実力を見せつけてやりますか
ティルグ…決まったようだな。では、我の元へ…
ティルグ…さぁ、覚悟はよいか
ティルグ全ての知と勇をもって我に力を示すがよい!

EventNameDialogue
エピローグscene2
ティルググォォッ…!
ルークへへ、どうだ!
ユーリもうへばっちまったか?
クレス僕はまだまだ行けるよ!
ソフィわたしも、いける
ロイドああ。余裕だぜ
ミラティルグが納得するまで…何時間でも相手をしよう
ティルグふっ…強がりを言う。汝らも、もうほとんど力が残っていない事ぐらいわかる
クレス…バレてるか。でも、だからって諦めたりしないよ
ルークおうよ!何時間だって相手してやるぜ!
ユーリお前がへばるまで、俺達が先に倒れるわけにいかねぇからな
ソフィまだ来るなら…戦う
ロイドああ。そんで、最後まで余裕で笑っててやるぜ!
ティルグ…見事だ
ティルグ…汝らの力を認めよう
ティルグそして…我を想い、苦しくとも凛と笑顔を見せるその心は何よりも強い
ミラでは…
ティルグ試練は合格だ。汝らになら…この世界を託せる。一片の憂いもない
ソフィよかった…
クレスああ。僕、あと一撃喰らってたら危なかったかも
ロイドさすがティルグだよなー
ルークでも、勝ちは勝ちだぜ
ユーリ…ったく。終わった途端に気ぃ抜きすぎだろ
ユーリといっても、オレもとっくに限界超えてるけどな
ティルグ…変則的な形ではあるが我の試練を乗り越えた事になる
ティルグ汝らが望むのであれば伝承になぞらえ最後に一つ、願いをかなえよう
ユーリ願い?そういうのはいらねぇって言ったばかりだろ
ロイドいや…一つ、あるぞ
ティルグ…言ってみろ
ロイドこれから、別の世界に行くんだろ?そこがどんなとこかわかんないけど…
ロイド俺達の事、忘れないでくれよな
クレス…そうだね。この世界の事もたまには思い出してほしい
ミラオリエが作った本を時々目にするだけでもいい
ユーリじゃあオレからは…向うでも楽しくやってくれ…ってとこだな
ソフィティルグ、元気でいてね
ティルグ…………
ティルグ…その願い、かなえよう
ティルグ汝らとの記憶…その想い、わが胸に──
ティルグ願わくば、新たな世界でも汝らのような者に出会えん事を──
オリエ…よし、と。これでみなさんから聞いたお話を本にまとめる事が出来ました
オリエ本の題は…交差する想いが繋いだ星の物語──「テイルズ オブ アスタリア」
オリエティルグさん。この本、受けとっていただけますか?
オリエ本が…光って、消えて…
オリエ受けとっていただけたのですね。ありがとうございます
オリエでは…これで本当にお別れですね
オリエ今までこの世界に生きるみなさんの冒険を長い間、見守っていてくださり…
オリエ本当にありがとうございました